3月3日(月)、東京女学館高等学校は卒業式を挙行しました。
コロナ禍で始まった人数の制限が続いてきましたが、実に6年ぶりに2年生が全員列席し、たくさんの保護者・ご来賓の皆様も参列くださり、1000人以上入れる講堂がいっぱいになりました。
今年度の卒業生は、225名。講堂の壇上にて、一人ずつ学校長から卒業証書を授与されました。
本校で長く歌い継がれてきた「卒業の歌(花はうるはし)」は、高校の卒業式でしか歌う機会がなく、わずか3日間しか練習できませんでしたが、綺麗な歌声を講堂いっぱいに響かせてくれました。
在校生総代の送辞に続く卒業生総代の答辞では、コロナ禍によって中学3年の沖縄修学旅行が中止となるなど、楽しみにしていたイベントが次々と奪われた悔しさに言及しつつ、その逆境の中でたくさんの思い出を一緒に築いてきた級友たちへの感謝の言葉が述べられました。聞いていた生徒のなかには、涙がこぼれないように上を向いて耐えている姿が見られました。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます! 東京女学館で身につけた自分の力に自信を持って、それぞれの道を歩んでください! つらいときや苦しいときには、いつでも母校へ元気をもらいに来てください。教職員一同、皆さんとの再会を楽しみにしつつ、皆さんの活躍と幸運を祈っています!