高1は5/10(土)の午後、探究導入講義の第2弾として、東京女子大学からご専門の異なる6名の先生方をお招きしました。
「性格検査と人格心理学」
「“推し”活とソーシャルメディアの関係を考えましょう」
「物流、ロジスティクスについて考える」
「“太鼓の形を耳で聴く”と数学の未解決問題」
「歴史学の“チ。”―身近なヒト・モノ・コトから問いを見つける方法―」
「パンダから見た国際社会」
前回の北里大学の先生方による講義に続き2回目だったこともあり、生徒達は少し受講に慣れてきた様子で、熱心に質問をする姿が見られました。
以下生徒の感想です。
インターネットにはたくさんの情報が転がっているが、重要なのは、どのような実験をしてどのような結果を得たのか、分かるまで調べることだと学んだ。人の心情を知るためには様々な検査方法があるものの、学術的に正しいかどうか不明なものもあるため、注意が必要だし、最初は疑うことが大切だと分かった。より心理学に興味を持った。(「性格検査と人格心理学」I.N.さん)
国境を越えたトラブルを解決するには、双方が納得するルールを決めること、よく話し合いをすること、その国の文化や歴史なども考慮に入れた解決策を考えなければならない、ということを知った。(「パンダから見た国際社会」T.Y.さん)
講義内容には、まだ授業では習っていない範囲の要素が多く含まれていたが、実験から見られた“周波数による音の形”について、面積が同じなのに全く異なる形になる、という点に特に興味を持った。太鼓の膜や弦が振動する時、動かない点があることは当たり前と思ってしまうが、きちんと意識することで講義内容に納得することができた。音楽系クラブに所属していることも相まって、音を形で捉えることは、新たな視点だった。(「“太鼓の形を耳で聴く”と数学の未解決問題」N.R.さん)