【東京女学館中高 テニス部顧問より】
テニス部は、栃木県矢板市で2泊3日の合宿を行いました。
参加した部員は、中2~高2までの26名と、受験勉強をしながらお手伝いをしてくれた高3の3名の計29名。
合宿中は、朝練・午前練・昼練・ランニング・夜練、と食事と睡眠時間以外はほとんどテニス漬け。熱中症対策も十分に行いながら、部員一同、様々な練習や部内戦などを通じて切磋琢磨することができました。普段は、中学と高校に分かれて練習を行いますが、最終日には「ダブルス紅白戦」を行い、中2と高2がペアになって戦うシーンも。後輩たちは大きな刺激を得ることができました。
2日目のお昼は流しそうめん、夕ご飯はバーベキューと、こちらも普段はなかなかできない体験で、部員同士の親睦を深める機会となりました。また、矢板市の市長さんからは地元のリンゴで作ったリンゴジュースの差し入れをいただき、みんなで美味しくいただきました。テニス部一同、深く感謝申し上げます。
この合宿で特筆すべきは、高3の受験生3名が猛勉強しながら、その合間で様々なお手伝いをしてくれたことです。初の合宿を経験する中学2年生に対し咤激励したり、練習の球出しを手伝ったり、部を牽引する高2生たちの相談相手になったり、紅白戦に出場してくれたりと本当に素晴らしい姿を後輩たちに見せてくれました。3人が第一志望の大学に合格することを、心から応援しています。
この3日間を通じて、部員たちは「周りの状況をよく見て、判断し、自ら行動を起こすこと」の大切さと難しさを味わいました。合宿の中でどんどんその意識を高めていく姿が見られたので、今後の部活、そして学校生活全般でもその姿勢を忘れずに過ごしていってほしいと思います。

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