7月21日,22日の午後に科学技術振興機構支援事業,SPP(サイエンスパートナーシッププロジェクト)
による,「PCR法を用いた遺伝子分析の実験」を行いました。高校2年と3年の希望生徒と生物部生徒
(中3と高1),48名が参加しました。連携してくださったのは東邦大学理学部の佐藤先生です。
TA(ティーチングアシスタント)の大学生も実験に協力してくださいました。
1日目
自分の頬の内側の細胞を綿棒で取り,細胞の中のDNAを取り出してPCR法で増幅しました。生徒は
説明を聞いた後,初めて扱うマイクロピペット作業に戸惑いながらも,楽しく手を動かしていました。
2日目
増幅したDNAを使って,アルコール分解酵素の遺伝子を調べました。漠然としか感じていなかった
遺伝子の違いというものが,目に見える形でわかることに,生徒たちは感動していました。
現代の生物学の研究手法の一部を体験して,ますます興味をもったり,遺伝子への理解が深まった
ようです。また,TAとの楽しい会話を通じて,自分の進路についても改めて考える良い機会になりました。