女子部高校2年生は、12月9日~12日に家庭科実習として「テーブルマナー」を学習しました。初日は、鵜川メモリアルホールで「テーブルマナーの歴史や手順・おもてなしの精神」等について、パワーポイントや昨年度のビデオを見ながら講師の方の説明を受けます。プロのホテルマンを実際に指導されている大塚先生を講師にお招きし、豊富な知識と長年の経験をふまえて楽しく有意義な講義をしていただきました。大塚先生が特に強調してくださったのは、「おもてなしの精神」です。普通のテーブルマナーは喫食のマナーが一般的ですが、桐蔭では一日は「喫食」のマナーを勉強しますが、もう一日は「サーヴィス」の勉強をします。ただ食べるマナーを勉強するだけではなく、それをサーヴィスする勉強もするのです。ここで重要なのが「おもてなしの精神」です。姿勢を正してクラスメートを迎えて明るい挨拶、清潔な身だしなみと迅速な行動、次の手順を考えながら常にあたりに注意を払い、合図があればすぐに対応する。人に気持ちよく食事をしていただく為には、どのような努力と配慮が必要なのかを学ぶ大切な機会となりました。なお、実習は女子部食堂(パールルーム)で行いました。