本校中等教育学校の模擬国連部に所属している、6年生小畠一真君と立花裕太郎君は、ニューヨークで行われた全米模擬国連大会の高校日本代表として参加する前に、国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)事務総長を表敬訪問し、東日本大震災への支援について感謝の言葉を届けました。

 小畠君(本校模擬国連部部長)が「日本が今回の悲劇から立ち直るために、国連がリーダーシップを発揮してくれたことに感謝したい」とお話しすると、潘氏は「よりよき人類の将来を築くためには、若い世代には世界的な視野を持ってほしい。日本の一日も早い復興を国連も世界も応援をしています。」とお話してくださいました。
 模擬国連大会とは、世界各地からの高校生が各国の大使
役を務め、紛争地域での武装解除や途上国も含めた持続的な発展のあり方などの国際問題を討論する大会で、桐蔭学園は昨年の国内の大会で最優秀国連大使賞を受賞し、この全米模擬国連大会に日本代表として参加していました。
 本大会で彼らは、安全保障理事会の会議(Historical Security Council : Situation in Haiti 1992)の中のイギリス大使として様々な提案をし、世界各国の高校生たちと活発な討論ができました。この経験は何よりも得難いものであり、同模擬国連部の後輩にとっても大きな目標となる礎を作ってくれたと思います。

  

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