7月1日(金)、中学1年生の校外学習を実施しました。互いの親睦を深めることと、見聞を広めることを目的とした行事です。

 バス4台に分乗して東京都墨田区の江戸東京博物館へ。到着前には、窓の向こうに東京スカイツリーが見え、車内の気分が盛り上がりました。

 現地では、班に分かれて行動しました。江戸、および東京について、事前に決めておいた課題を抱えて、展示室の各コーナーを見学しました。「江戸時代の人々の楽しみってなに?」というテーマのもと、「浮世絵」「歌舞伎」「旅行」「お風呂屋さん」の4題から班毎に選択といった学習です。東京については、「復興した東京」がテーマでした。「関東大震災で崩壊した生活」「太平洋戦争と生活」の2題から選びました。翌週には、班毎にまとめて掲示し、互いの成果を学びました。

 江戸東京博物館の特徴となっている、体験できる展示物も大いに楽しみました。肥桶をかついだり、人力車に乗ったり、「リンタク」に乗ったり。また、からくり模型も人気でした。歌舞伎「東海道四谷怪談」の幽霊出現の様子もじっくり見ました。

 復路では、皇居・国会議事堂・霞ヶ関官庁街等を車窓から見学しました。江戸の人々の憩いの場であった隅田川を眺め、博物館に復元されていた日本橋の実物をバスで渡る・・・東京の今昔を知り、そこからさらに私たちの将来を考えるきっかけを得ることのできた、有意義な校外学習となりました。

   

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