「鏡」　　～ 行 為 の 意 味 ～

五月の若葉が、お日様の輝きを取り込んで輝いています。さらに、緑のそよ風が心地よさを運んできます。

そんな日の午後、来室者がありました。

「校長先生、…先日のことです。テニスコート沿いの道を歩いていた某教授がつまずいて転んでしまったそうです。どこかにぶつかったらしく怪我をし、血が出たようです。するとソフトテニス部の中学生が、自分のティッシュをすぐさまどうぞと差し出してくれたのです。助かったとその先生が話されていました。また、優しい生徒さんが多いですねともおっしゃいました。」
と、嬉しそうにご報告下さいました。

ひとしきりお話しが終わるまで耳を傾けていましたが、伺いながら気持ちがじわぁ～と温かくなってきました。

 

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