新渡戸文化学園の創立者である森本厚吉先生の記念礼拝が本日行われました。
森本先生は昭和52年1月31日に74歳でお亡くなりになりました。毎年1月の終わりには、森本厚吉先生記念礼拝として小学校の子どもたちはお祈りを捧げています。

 

森本先生がジョンズ・ホプキンス大学に留学した時のエピソードや新渡戸稲造先生との出会いなど、新渡戸文化学園が創立されるまでを順を追った形で副校長の朝倉先生からお話がありました。

 

その中で、森本先生が目指した女子教育・生活改善運動の一環として、日本で初めて「アパートメントハウス」を建設した時のエピソードがありました。
そのアパートのあちこちには“smile”というステッカーが貼られていたそうです。森本先生はアメリカ留学時の経験から表情豊かなアメリカの人々にならい、日本人も微笑むことから豊かな生活を目指してほしいと考えられたそうです。

 

その後本学園の母体である女子経済専門学校を創立し、その名誉校長として着任したのが新渡戸稲造先生でした。最後に朝倉先生は、私たちも笑顔で毎日をより 豊かになれるよう過ごしましょうと話を締め括り、子どもたち・教職員全員で森本先生の思いを引き継いで行けるよう目を閉じ祈りをささげました。

 

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