「山路きて 何やらゆかし すみれ草」

松尾芭蕉がうたった俳句です。
山道を歩いている時に、かわいくさいているすみれの花を見つけて作った俳句だそうです。

「何やらゆかし」とは、「何となくなつかしい・心ひかれる」という様な意味になります。

 

東星学園小学校のみなさん、こんにちは。
突然の休校となってもうすぐ2か月になります。
みなさんと楽しく学校で生活していた時間がなつかしい様な気持ちになってきました。

6年生のみなさんにとっては、最後の1年間がこういう形でのスタートになってしまい、残念な気持ちもあるかもしれません。
ですが、こういう時だからこそ出来ることに目を向けてみるのも良いことです。
これだけの長い時間、ずっと家で過ごすことはとても珍しいです。
普段見ることのできない、ご家族の姿を見られるかもしれません。
普段は中々できないお手伝いをしても良いですね。
料理にもチャレンジできるかも。
最後の1年間だからこそ、「今この瞬間に自分ができること」に誰よりも向き合ってみてください。

すみれの花ではありませんが、学校では藤の花が元気にきれいにさいています。
藤の花に負けないよう、みなさんも元気をキープしてください。
なつかしく感じている、心ひかれる学校生活は必ずもどってきます。
みなさんと明るい笑顔で会える日を楽しみにしています。
東星学園 校長 大矢正則 カトリック ミッション 男女 「山路きて 何やらゆかし すみれ草」

 

【東星学園小学校〜6年生担任〜】

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