東星の大きないちょうの木。
5月のあたたかい陽射しを浴びて、美しい緑を輝かせています。
その横に、子どもたちの生活を見守るように、
創立者フロジャク神父様の銅像が立っています。
5月1日は東星学園の創立記念日です。
東星学園 校長・大矢正則 カトリック ミッション 男女 5月1日 東星学園 創立記念日(1)

どうして5月1日に創立記念を祝うか知っていますか?

フロジャク神父様は第二次世界大戦のとき、

「東星学園とベタニアの地域を守ってください。
それがかなえば、毎年、聖ヨゼフのお祝い日を盛大に祝います。」

と、ヨゼフ様にとりつぎを願ってお祈りしたのだそうです。
このベタニアの地域は、本当に大きな被害を受けずにすみました。
以来、労働者聖ヨゼフのお祝い日である5月1日に、東星学園の創立記念のお祝いをするようになったということです。

東星学園 校長 大矢正則 清瀬 私立 小学校 5月1日 東星学園 創立記念日(2)
「生きるということは、愛することだ。神と人に対して、かぎりない愛を実行しよう。」
(創立者ヨゼフ・フロジャク神父)

フロジャク神父様は病気の人や身寄りのない人のためにベタニアの家を作りました。
そして子どもたちのためにこの東星学園を作りました。
ご自分のまわりで、悲しんでいる人、苦しんでいる人に気づき、その人たちのためにお働きになったのがフロジャク神父様です。
戦争という大きな困難のときに、その大事な場所を守っていただいたという感謝の気持ちが、東星学園の創立記念のお祝いになっています。

 

今、わたしのまわりに、悲しんでいる人、苦しんでいる人はいないでしょうか。
その人たちのために、わたしができることは何でしょうか?
世界中が、新しい感染症に立ち向かっています。
わたしたちの暮らしを支えるために、働いてくださっている方たちに「ありがとう」。
わたしの身近にいてくれる家族、友人、地域の方たちに「ありがとう」。
そして、わたしの今日の日があることに「ありがとう」。

みんながともに集う、学校生活が再開する日まで、
祈りと感謝とともに過ごしたいと思います。
元気でいましょう。

 

【東星学園小学校】

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