2020年度は、「何十年に一度の教育改革」と、始まる前からその準備や計画について、小学校教育界ではざわついていた年でもあります。
注目キーワードは「プログラミング教育導入」でした。
東星学園小学校も、2019年度から、“マイクロビット”、“スフィロ”、“スクラッチ”、“スウィフト”、“アンプラグド”など、いろいろなプログラミングツールを使っての授業展開を模索し、満を持しての2020年度でしたが、その始まりは、これも、一生に一度かと思われる「一斉休校」からのスタートでした。
けれど、「まなびを止めない」ことを第一に、休校と同時にスクラッチで学校アカウントを取得。
休校中は、特に関心の高い教職員と「自分の受け持つ授業×プログラミングでどんな事ができるか」をずっと話し合ってきました。
「算数科は正多角形などの作図」「理科は電気の働き」などで使うようにと学習指導要領でも明記されていますのでイメージしやすいのですが、では、
「国語×プログラミングではどんなことが?」
「図工×プログラミングではなにができるか?」
の話し合いから、「国語では、『有名な物語文をプログラミングで表現してはどうか?』」と話が進み、そこで、作られたのが「大きなかぶ×プログラミング」。
東星学園 校長 大矢正則 プログラミング元年だから(1)
物語の中で繰り返される「うんとこしょ、どっこいしょ」があれば、あとは、登場人物も背景も、自分好みでOK。
同じ物語を題材にしながらも、一人ひとり違う「大きなかぶ」ができたら面白いな。
そんな事を考えながら、私たちの「大きなかぶ」ができました。
https://scratch.mit.edu/projects/390485019
みんなだったらどんなプログラムにするのかな。

 

【東星学園小学校~ICT委員~】

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