今月5日、中学生全員で歌舞伎教室に参加してきました!
上野学園では毎年この時期に、国立劇場で行われている歌舞伎を観に行きます。
今回の演目は、近松門左衛門作の『俊寬』という作品でした。
中学生にはちょっと難しいかな?と思っていましたが、観劇の前に「歌舞伎の見方」と題された
わかりやすい解説があったので、多くの生徒たちが思いの外楽しんで観劇できたようでした。
もしかしたら内容は100%理解できなかったかもしれませんが、最後の場面で一人取り残された
俊寬が恐怖と孤独に咆哮する姿を、目を丸くして観ている生徒達の様子から、なにか彼らの心に強く
響くものがあったのではないかと感じました。
上野学園では、生徒達の情操教育のために、この歌舞伎鑑賞の他にも、土地柄を生かした博物館見学や、
施設を生かした様々な音楽鑑賞会などを多数行っております。「ただ勉強ができるだけではなく、心が豊か
な人間を育てる」 上野学園は、このことをとても大切に考えています。