和洋の社会科は市川税務署の方を招いた「租税教室」や、地方裁判所を見学する

「裁判傍聴」といった企画を毎年行っています。今回は2年生を対象に、和洋女子大

学文化資料館の出前講座を実施しました。

 講座では、和洋女子大学教授の駒見和夫先生に「国府台・国分の成り立ちを探る」

のテーマで講演していただきました。

 

 講演では、校名にもなっている国府台や、所在地の国分の地名の由来、そして、和

洋のキャンパスの発掘調査から、奈良・平安時代の下総国府・国分寺の様相をお話し

いただき、実際に発掘調査で出土した土器に触れました。土器に触れた生徒たちは、

当時の生活や歴史を身近で感じたようでした。

 

 生徒たちはこの講座の後、実際に国分寺や国分尼寺跡の発掘現場に行って、歴史を

学びました。

 

VOICE

「今回は、土器に触れるという貴重な体験をさせていただきました。私の見た土器は

お供え用の土器で、思ったより軽く模様が少なかったです。発掘している写真を見た

り、クイズをしたりして楽しかったです。他の班の土器も見たかったなと思いました。」

 

 

「社会の出張授業で『溝跡』や『国分寺』などを知ったことは、とても良い経験にな

りました。授業後の実地見学では、七重塔や鳥居の跡が見られました。学校の周りに、

そのような環境があることを知れ良かったです。」

 

「私は学校周辺を歩き、国分尼寺跡には白い柱の跡や尼が修業した講堂・金堂があり

ました。また、国分寺には七重塔の跡があり、学校には溝跡と書いてある碑がありま

した。昔の発掘の跡を見てこんなにも身近に古代の建物があったなんて本当に驚きま

した。」

 

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