中学2年の理科の生物分野では、毎年解剖を行っています。アジに始まり、イカ、カエ
ル、ブタの心臓の順で解剖を行います。今回は、カエルの解剖を見学に行きました。
砂川先生が解剖の順序を説明し、手のひらサイズのウシガエルが各グループに行きわた
りました。予想に反して、生徒たちは落ち着いた様子でカエルを扱っていました。
カエルを仰向けにし、手足を固定していよいよ解剖です。砂川先生の手本を見た後、
生徒たちは、各グループで解剖、観察、まとめを行いました。
■VOICE
「カエルの解剖は最初『嫌だな』と思っていました。ですが、実際に解剖をしてみると
新しい発見が多くてとても勉強になりました。普段はあまり好きではないカエルの中が、
人間と同じ構造になっていると知り不思議に感じました。普段できない貴重な体験でした。」
「正直、最初は少し怖かったです。でも、教科書などに書いてあったものを実際に見るこ
とができ、少しずつ色んなところに興味がでてきました。消化器官や卵巣などじっくり観
察しました。抵抗がなかったわけではないけど、貴重な体験ができてよかったです。心臓が
止まったのを見たときは、少し悲しくなりました。今回学んだことは、ずっと忘れません。」