■第33回「私の思い」中学生の主張 千葉県大会
第33回「私の思い」中学生の主張 千葉県大会で本校3年の神山(こうやま)かおり
さんが千葉県知事賞に輝きました。
中学生の主張は中学生生活の中で得た感動や、体験から学んだこと、将来の夢や希望
などの「思い」を自分の言葉で発表します。
神山さんの主張のタイトルは「彼のように」。小学校の同級生が病気と闘った姿を通
し、命の尊さ自分自身の決意を前向きに訴えました。誠実で説得力のあるスピーチが共
感を得ました。県内415校2345名から千葉県の代表に選ばれ、全国大会に進みます。
和洋中学では、言葉の論理性・伝達力を高めるため、全員が意見文を書き、校内
弁論大会を実施しています。
■全日本ジュニア短歌大会
全日本ジュニア短歌大会で、本校の中学生4名と高校生1名が上位入賞しました。
【日本歌人クラブ会長賞】(全国4位)
中学3年 高橋 真帆
「何日も連絡つかないおばあちゃん ニュースに映った仙台の家」
【秀作賞】
中学3年 小林 美貴
「妹と小さなことで口げんかお腹がすいた今日はここまで」
中学3年 多田 英梨奈
「夜桜が月のあかりで背伸びする私の心もかがやきだした」
中学3年 松尾 果歩
「壊されたものをどれだけ集めても消えた命の重さに足らず」
高校1年 山廣 靜香
「走ってもみえぬゴールに心折れ上を向くたび浮かぶ約束」
第5回全日本ジュニア短歌大会は、文化庁と毎日新聞の後援によるコンクールです。
和洋中学校はこれまでに、文部科学大臣賞、毎日新聞社賞(2回)、選者賞など、毎年
受賞しており、今年も明治神宮参集殿にて、表彰を頂きました。
■伊藤園おーいお茶新俳句大賞
【佳作】
中学3年 横山 久留美
「ざくろの実私の想いもはじけとぶ」
中学3年 木村 絵美
「母の日のちょっと楽しみサプライズ」
中学3年 大重 千夏
「紫陽花(あじさい)のみなぎるしずくいのちみる」
■千葉県短歌大会(県民芸術祭)
今年で55回を迎える短歌大会の学生の部にて最高賞を受賞しました。
【天賞】(中学生の部最優秀賞)
中学1年 杉田 琴美
「大仏を右から左へまわりこむ 半眼の目が追いかけてくる」
■市川市ジュニア短歌祭
市川市ジュニア短歌祭は、市川市短歌協会が主催し、市川市が共催しています。
市内の小学校から高校まで、多くの作品の応募がある、市川の子どもたちのための
短歌祭です。
【市長賞】(中学生の部最優秀賞)
中学3年 田村 香菜
「避難所にボランティア行く父を見て 命を救う背中がデカイ」
【優秀賞】
中学2年 岩澤 友紀菜
「地震来て中庭避難怖かった 毛布配られ心寄り添う」
中学3年 梁田 有里
「引退へ近づいているだからこそ 一音一音大切に吹く」
中学3年 船木迫 百香
「雨の中神社をめぐりふと気づく 子どもな自分いなくなってた」
中学3年 橋本 顕美
「黒と白二色の鍵盤指で触れ あふれる音で色づけをする」
中学2年 松本 里沙
「葉が落ちる風が吹いたら手を伸ばす つかみたいから行ったり来たり」
中学2年 小黒 葉奈恵
「友達といると楽しいなぜだろう 自分自身が頑張ったから」
和洋では、遠足、林間学校などの行事ごとに短歌を詠み、感性と日本的情緒を
育んでいます。