今年度初めての避難訓練が行われました。学校はこれまで、防災やセキュリティーに
対する知識や、設備の充実を行ってきました。しかし、最も大切なのは心構えと、災害
を想定した実践だと考えています。
今回の訓練は、地震とそれによる理科室の火災という設定でした。
緊急地震速報がなり、訓練が始まりました。机の下に一時避難した生徒達は、放送と
教員の指示に従い、グラウンドに避難します。
各教室・特別教室から外に出た生徒達は、グラウンドへ向かって走ります。学年ごと
に分かれた待機場所に到着後、各クラスの代表委員が速やかに点呼を行い、クラスメン
バーを座らせます。代表委員からの報告を受けた、教科担当教員が学年主任に報告し、
避難完了になります。
最初に点呼完了したのは1年生で、3分2秒、次は3年生で4分1秒、全体の点呼完
了は4分40秒でした。今回の避難訓練での避難・点呼完了目標は5分でしたので、目
標は達成できました。
その後、太田校長や市川消防署の方から、避難時の防災頭巾着用の徹底、更なる意識
の向上について、指導がありました。
生徒たちの、防災に関する意識の高まりを感じた避難訓練になりました。その心構え
と意識を、今後も大切にしていって下さい。

