10月の下旬に行われた市川・浦安支部中学校駅伝大会で、和洋の陸上部が女子の部で25校中2位と健闘しました。

 

 今年度の和洋の陸上部は長距離選手が少なかったため、他の運動部から選手を招いての合同編成のチームになりました。

2学期初頭に陸上部顧問の柴田先生が様々な部活の先生方に声をかけ、駅伝に興味のある生徒が集まりました。それから毎朝のように、柴田先生の指導の下、グラウンドで長距離朝練習に汗を流す生徒の姿が見られました。

 

 大会当日は、のどかな秋晴れに包まれ、会場となる江戸川土堤には、心地よい風が吹いていました。多くの選手や関係者で混み合う会場では、否が応でも気持ちが高ぶります。特に初めて参加する選手にとってのプレッシャーは、想像に難くありません。

 

 第一走者は和洋中学陸上部の2年加世田さん。3040mを10:09の区間賞で駆け抜けました。第二走者は、今年が中学での最後の大会になる陸上部3年森田さん。先輩から引き継いだ想いを胸にベストを尽くせたようです。

 第三走者からは他の運動部の選手です。第三走者はバスケットボール部2年時枝さん。第四・第五走者は水泳部の2年大原さんと2年五反田さん。応援の選手や関係者の声を受け、各走者とも精一杯自分の力を発揮できました。

 

 部活の枠を越え挑んだ今回の大会をこのような好成績で終え、和洋陸上部の歴史に新たな1ページが刻み込まれました。

 

■VOICE

2年 時枝 真歩

 「今回私は、陸上部のお手伝いという形での参加でした。走っている時はとてもつらく、やめてしまいたいと思いました。しかし走り終わった後の達成感が全ての疲れを吹き飛ばしてくれました。私は駅伝を通して、あきらめないことの大切さを改めて学びました。」

 

2年 大原 真季

「初めての駅伝で、とても緊張しました。走っているとき、先輩や陸上部の部員の人たちが、最後まで声をかけてくれたおかげで、全力を出すことができました。」

 

2年 五反田 彩月

 「私はアンカーを走りました。アンカーは自分の帰ってきた順位が最終結果となり、県大会へ行けるかどうかが決まるので、とてもプレッシャーがありました。毎日の朝練習はとてもつらく、やめたいと思う気持ちもありましたが、駅伝に出たいと思う気持ちの方が強く、頑張れました。当日のチームのタイムが、昨年より速かったようなので、練習をしてよかったと思いました。」

 

追記:11月4日に行われた千葉県中学校女子駅伝大会では、48校中35位でした。応援して頂いた多くの皆様、ありがとうございました。

 

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