<2分野 マツの観察>
裸子植物の代表例として、マツの観察を行いました。観察のポイントは
「裸子」の由縁でもある「裸(むき出し)の胚珠」を観察すること。
マツは本校自生のもので、雌花と雄花(正確には集合体)、種子、マツカサ
を、双眼実体顕微鏡を用い観察しました。
生徒は「マツボックリ(マツカサ)はパイナップルみたい」と言うので
「英語ではその印象通りパインコーンというんだよ」と教えました。
顕微鏡にCCDカメラを装着し、「雌花(鱗片)の胚珠」「雄花(鱗片)
のやく」「花粉」を見せました。「すごーい」「気持ち悪い、、、」といった
声が聞こえました。
教諭「この花粉の形、変わっているよね?」
生徒「袋みたいなものが付いてる!」
教諭「何でだろうね?TVで花粉症シーズンに見たことない?飛ぶところ」
生徒「わかった!風にのりやすいために風船がついているんだ!」生徒の目が輝いた。
<1分野 水の状態変化>
ガスバーナーの使い方を習得し、今回は、実験装置を自分で組み立てました。
実験のテーマは「変身」。生徒は「先生、何に変身するの?」と冗談を言い
始まりました。
実験装置の組み立てのみを説明し、丸底フラスコに水と沸騰石、口に栓を
して、ひたすら加熱。すると「ポンっ!」と大きな音。不意を突かれた
生徒は、何が起こったのか解らず。次々とポンっとなり、状況を把握。
「なぜ栓が吹き飛ぶのか?自分たちで考えてまとめなさい」とここから
シンキングタイム。
思い思いの考えを出し合い、班で考察を行っていました。