2月21日(金)に山脇ホール講堂にて、中学1年スピーチコンテスト(本選)を行いました。

中学1年の総合では『自己知』をテーマに、自分自身を理解するため、「中学生になって」や「自分史」などに取り組んできましたが、その集大成として『スピーチコンテスト』を実施しています。

スピーチのテーマは、『社会とのかかわりを踏まえて自分を語る』です。11月から準備を始め、文章の構成や原稿を作成し、練習してきました。1月からは、クラス内で全員が発表(予選)を行い、生徒1人1人が審査員も務め、各クラスから代表者を1名ずつ選出しました。


今回の本選では、事前の準備や司会など、総合係が中心となり、仕事を務めてくれました。また、理事長先生や校長先生をはじめ、多くの先生方に審査員としてご出席頂くことができました。

今回の代表者の発表テーマは、『たくさんの人のために情報を伝える』・『「好き」を生かして世界の人々へ貢献』・『日本の子供の夢を志へ』・『誰かの片翼になるために』・『自分の経験を将来に活かして』・『ほんの少しの勇気を出して』・『経験』というものでした。前を向きながら聞き取りやすいようにスピーチすることはもちろん、過去の経験から今自分が社会で何ができるのか、そしてこれからどういった目標や志を持っていくのかというメッセージもしっかりと伝わり、素晴らしいスピーチとなりました。先生方の審査によって、最優秀賞1名と優秀賞2名が決定し、本選に出場した4名にはクラス代表賞が贈られました。

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【クラス代表の感想】(一部抜粋)

◆スピーチコンテストを終えて、私は人前で話す時の表情や読み方が大切だと感じました。本選は緊張してしまい、あまり笑顔になれませんでしたが、自分なりに抑揚をつけてスピーチできたので良かったと思います。他のクラスの代表のみなさんのスピーチを聞いて、違う視点からの考え方を学ぶことができ、参考になりました。

◆話す事に勇気が必要だったけれど、一つの経験として捉えれば、重要な機会だ、と思いました。いままでがあるからこれからに自信を持てて、これからのために今までがある、というように過去と未来は互いにとって必要な関係にあります。一つ一つの出来事を大事にして、今出来なかったらこれからも出来ないと思う事が頑張れる第一歩になると考えます。

◆まず、スピーチコンテストの本選に出場し、講堂で話すという貴重な経験ができたことに感謝しています。原稿を作り上げる過程で、私のこれまでの人生の経験に合う、ぴったりの言葉を探すために、何度も繰り返し考えました。

 

【クラス代表以外からの感想】

◆夢や考えが違っても、みんな「誰かのためになりたい」と話していて、改めて「誰かのために」行動したり、努力したりすることは大切だと思いました。みんな自分の経験から学んだことを話していて、何かをしてそれで終わりではなく、そこから学んだことは何か、考えたことはあるか、という点まで深めていました。

◆自分には将来の夢も熱中してやれる事もないと考えていましたが、今回のスピーチ発表を聞いて、身近なことに対して小さな目標を立てようと思いました。

◆スピーチコンテスト本選での発表を聞き、社会と関わる中で、まずは自分から話し方を変える、周りを見て行動するということが大切だと感じました。また、自分が幸せ、嬉しいと思った経験を周りに広げたり、自分から発信したりしていけるようにしたいです。そして、自分が持っているつらい経験も、なかったことにするのではなく、自分の糧にして将来自分や周りの人のために生かすことが大事だと感じました。

◆代表者の人たちに共通しているところは、一人でも多くの人に自分の思いや考えを伝えようとして、スピーチを力強く、はきはきと伝えていたことです。私は、代表者の人たちのように、これから恥ずかしくても自分の意見はしっかり言える人になりたいと思います。

 

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