2月19日、本校YAMAWAKIホールにて中学合唱祭を行いました。

みんなの想いを乗せた歌声がホール中に響き渡り、感動的な雰囲気に包まれました。

[朝や放課後の練習]

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[中1] 初めての合唱祭。緊張に負けず、のびやかな歌声でした。

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[中2] 2回目の合唱祭。去年よりも、ぐっと表現力が豊かになりました。

 

[中3] 最後の合唱祭。各クラスの想いが全員に届く、素晴らしい発表でした。

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[全員合唱] 今年の曲は「正解」。先生たちの想いは届いたでしょうか…

 

[表彰式] 表彰されたクラスを拍手で称えました

 

[閉会式] 実行委員の「終わりの言葉」をご紹介します

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[終わりの言葉]
皆さん、合唱祭お疲れ様でした。
今日の合唱祭が皆さんの中で充実したものになりましたか?各クラス、この日を迎えるまでの道のりは、決して平坦ではなかったかもしれません。しかし、全員が力を合わせ一丸となり、この舞台の上で豊かなハーモニーを響かせる姿は、どれも輝いて見え、素晴らしかったと思います。
課題曲や自由曲の歌詞には、仲間を思う気持ち、感謝の気持ち、未来への希望や自らの覚悟などの想いが込められ、歌に乗り、ここにいる全ての人の心に届いていると思います。
私は、中学3年生として最後の合唱祭でした。曲決めや練習など、仲間と支え合い共に過ごした時間は、私にとってかけがえのない宝物です。本当に悔いのない充実した合唱祭にすることができました。中学3年生は今回が最後の合唱祭で、少し名残惜しいかもしれませんが、この経験を糧に、高校生活をより有意義なものにできるのではないでしょうか。中学1、2年生は、来年も合唱祭があるので、今感じていることや先輩、他のクラスの発表を参考にして、より充実し、パワーアップしたハーモニーをこの講堂に響かせられるよう、頑張ってください。
皆さん、本当に合唱祭お疲れ様でした。

中3合唱祭実行委員の皆さん、様々な準備と当日の進行など、本当にお疲れ様でした!
支える人の力があり、素晴らしい合唱祭となりました。

 

今年度のクラスで最後の行事。
一年間一緒に過ごした仲間と選び、育てた自由曲。この曲は、クラスの思い出とともに、心にずっと残り、皆さんを支える応援歌となることでしょう。

 

2月25日、弁護士の先生をお招きして「労働」をテーマとした法教育プログラムを実施しました。

 

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中1~中3の生徒24名が参加して、働くとはどういうことか、働くときに気を付けるべきことについて、クイズ形式も交えながら考えることができました。

質疑応答でも積極的に手が挙がり、授業内で聞けなかったことは個別に質問する生徒もおりました。

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2月25日、学習院女子大学からお2人の先生においでいただき、総合型出張授業を実施しました。高2世界史の授業では、第二次世界大戦前後の世界をテーマに、農業経済学と歴史学の視点で講義をしていただきました。教科書を使って学んだことを生かして考える機会となり、また多角的に見ると違った視点があることに気づいたと思います。

放課後には、高2高1の希望者で特別授業を行っていただきました。生徒それぞれの関心分野から話を広げ、持続可能な社会について考えました。少人数だったこともありますが先生と生徒との距離が近く、対話しながら進めることができ、考えを深めるきっかけになったと思います。

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2月7日(金)YAMAWAKI HALLにて、マイオピニオンコンテスト本選が行われました。

マイオピニオンコンテストとは、賛否の分かれる社会的な問題について、反対意見も踏まえた上で自らの意見を述べるコンテストです。生徒たちは、「新聞を読もう」や、「SDGsの円盤問題」を通して様々な問題やそれに対する意見があることを学びました。そこから自分の関心のあるテーマを選び、11月から準備を重ねました。

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1月には各クラスで予選が行われ、そこで選ばれた7名が本選に出場しました。

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皆、緊張した面持ちでしたが、クラスの代表として堂々と発表をしていました。

 

2月11日(火)SIクラブ生物班は、都立立川高校のSSH企画のお誘いを受け、バードウォッチングに参加しました。

NPO法人BIRD RESEARCHスタッフの講師の方による、バードウォッチングの基礎知識の講義の後、いよいよ徒歩で多摩川に出て実践です。普段は気づかない環境の変化を、データとして捉えることによって気づかされる環境野鳥モニタリング調査の面白さを知ることができました。

また、立川高校の生徒の皆さんとの交流からも得ることの大きな充実した一日となりました。

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以下、高校2年生の振り返りの文章をご紹介します。

* 活動内容:何をしましたか?それはなぜですか?

2020年2月11日に、都立立川高校と合同で多摩川のモニタリング調査を行った。午前は、バードウォッチングの基礎知識の講義を受けた後、多摩川で野鳥の観察・記録を行った。

山脇生は、多摩川の立日橋の上流側を調査した。見られたのは、キジバト、カワセミ、コサギ、ムクドリ、ダイサギ、アオサギ、ハシボソガラス、カワウ、オオバン、ツグミ、ヒヨドリで、鳴き声からベニマシコ、セグロセキレイがいることがわかった。午後は、バードリサーチの方の「シギ・チドリ類」の研究について、紹介して頂いたり、午前に行った調査の記録から考察をしたりした。

昨年の2月11日に調査した結果と比較したことで、全体的に種数が減少したことが分かった。台風19号によって環境が変化したこと、工事による騒音、調査時に人が多くいたことなど、種数の減少した原因について考えられた。また、予測した原因について、何をすればそれが確かめられるのか、みんなで意見を出し合った。

 

* 振り返り:そこから何を学びましたか?どう思いましたか?

研究の紹介では、様々な調査方法があることを知り、驚いた。調査をするにあたって、調査の必要性や目的を考えて調査計画を立てるということを聞き、自分の興味だけでなく、環境や社会に役立つかを考える大切さを改めて実感した。

「モニタリングサイト1000」についての説明で、調査対象が野鳥に限らず、植物や昆虫、サンゴなど様々で、市民調査員と研究員によって調査されていることを知り、面白そうだと思った。調査者は個々でスキルに差があることや場所、調査時間など様々な部分で誤差の原因になってしまうため、いかに誤差を小さくするか考え、証拠として使えるデータを取らなければならないことの難しさも学んだ。

昨年度との調査記録の比較では、全体的に種数が減少した一方で、個体によって確認できた種数が増加しているものもあり、環境の変化が種によって良い影響になるのか、悪い影響になるのか異なることがよく分かった。種の増減についての原因を考察するにあたって、ニュースなどで台風の影響を受けたことを知っていたが、すぐに原因と結び付けられなかった。

このことから、普段起きていることを自分事として捉え、自分には何ができるのか、問題の背景にはどのような原因が隠れているのか、など考えながら様々なことに興味を持って知ろうとする姿勢が必要だと感じた。

* 次にすること:次に何をしますか?それはなぜですか?

近所に手賀沼の河川敷があり、朝走っていると、時々、白鳥を見ることができる。野生の白鳥は冬鳥であり、渡りを行う。

調べてみると、手賀沼には1年中コブハクチョウがおり、コブハクチョウは多少渡りをするが、しないことも多いことが分かった。手賀沼では、外来種のコブハクチョウが放されたことで繁殖を広げており、雑食であるために農作物の被害が発生している。

この問題を知り、コブハクチョウがどれほど繁殖しているのか、コブハクチョウによるその他の影響について興味を持ったため、今回の活動を活かして、手賀沼のコブハクチョウの調査を行いたいと思う。

 

2月15日(土)
科学研究チャレンジプログラムの生徒たちが、南九州大学教授・秋山繁治先生にお越しいただき、ご講義を受けました。講義内容は大きく2つ。「視点を変えて考える」・「アカハライモリの研究」について。

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「視点を変えて考える」では、今の自分の在り方について、根底を揺さぶられる内容でした。現在、生徒たちは来月の3月14日(土)の研究報告会にむけて準備を進めていますが、秋山先生からの「その研究はそもそも何を目指しているもので・何のためにやっているのか?」との問い。今までの研究のデータ処理や発表原稿の作成に追われてしまっているこの時期だからこそ、改めて扱ってきた研究について生徒自身が俯瞰的に見る視点を再確認させていただいたように思いました。

また、この「俯瞰して見る」は女性としての生き方にまで及びました。社会の中での女性の立場について、これは本校の初代校長山脇房子先生が当時の社会においても指摘をされている点ですが、現在もまだまだ発展途上にあり、これに対して自然科学の分野を探究する事は、能力がある人が認められる分野であり、女性がこれからを生きていく突破口になる、と熱く論じて頂きました。

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後半は、先生のご専門のアカハライモリについて。

イモリが生殖の際、何度もメスの前に行き、尾を振ってアピールするもどかしさや、イモリに対する先生の情熱が伝わってくる内容(本記事を書いている私は生物の教員ですが、単純な「体内受精」では無い点に、生物の多様性を感じ、感動してしまいました。)。また、「好きこそ物の上手なれ」ではありませんが、何事も興味を持つものに熱意をもって行動できるものです。勉強も部活動も、仕事も。先生のイモリに対する情熱も、教育に対する情熱も、根源にあるものは同じだと感じました。だからこそ行動できるのだと。
私たち自身にとっても考えさせられる内容でした。
何のために、何を目的として。
社会のため、人のため。

以下
生徒の感想の一部です

◆今回の講演で生徒が自らやりたいことを告げてやるのが大切なのだと知りました。

なぜなら、ビデオを見た時みんなの顔が笑っていて楽しいというのが画面越しにわかる程、秋山先生の生徒さんが夢中になっていたからです。楽しいと感じて夢中になれてさらに自分が理系女であることに誇りを持てるのがすごいと感じました。それに自分で考えて実験しているのがすごいと感じました。

私は基本人に何か言われないと行動出来ない人間です。ずっと直したいと考えていますがそのやり方が分かりません。自分で考えて行動したことが間違っていたらほかの人に迷惑をかけてしまうのではないかと不安になって行動することを諦めてしまいます。なので、今後は自分の考えに自信を持って行動出来るようにしていきたいです。

視点を変えて見ると違うものに見える騙し絵や、間違ってとらわれやすいポスターなど、本当は悪気は無かったのに勘違いされてしまう事があると知れました。だから発言する時は勘違いされ無いようによく考えてから発言するべきだと思いました。

◆先生のお話の中で、アカハライモリなどといったイモリの観察および研究をしたとお話する時に、常に研究結果に対して面白いと言う気持ちをもっていたのだと思いました。

私自身も科学研究チャレンジプログラムのマングローブ班として研究を続けるうえで、散布体がどういった感じに成長したか結果を見て、そこから考えられることを見つけ出すのを楽しく思っています。成長を始めた初期から、将来的にマングローブ林を形成するような根の形をしていて実際にやってみるとなるほど!と思うことが何度もあり、面白いと感じることがよくあります。

また、思っていた結果と正反対の結果が出た時には意表を突かれたことに加え、自分たちでその理由を導くことも、面白く勉強になることばかりです。 研究に関わらず、先生のようになにかに長い年月を費やすには、その事を自然に面白いと思うことが必要不可欠ではないかと思います。私もさらに面白いと思い続けられることを増やして、自分のレベルを高めていきたいと思いました。

◆男だから女だからなどの理由を気にしないで、自分にとって自分にしかできないことを考えて実行したり、考えたりするということは大切だなと思いました。

それでも、世の中の人々は理解していない人が多いと思います。なので、知っている人は知らない人に対して女の人は自分の好きなことをして、自分をどんどん見せつけて、説明していくべきだと思いました。

私は小さい時から親に女だから、二女だからと言うような理由をつけられて、提案ややりたいことを却下されたことがありませんでした。でも、中学になって友達は親に二女だから、お姉ちゃんのように従いなさいなどと理由をつけられていた友達がいました。このことを聞いて、私はずっとおかしいなと思っていました。二女に生まれたのは自分で決められることではないし、女であることも自分で決められることではありません。なので、このようなことでむやみに怒られるのはおかしいと思います。

私は親に自由に選択をして人生を生きていけていたことを感謝してこれからも、自由に選択をして生きていきたいと思います。

◆今回の講演会のテーマでもあった、「多様な視点を持つ。」ということについては前々から円盤問題などで意識していたことでもありました。秋山先生が見せてくださったポスターが全て、人により思うことが違うのだと改めて思いました。

また、好きなことに打ち込むのも大切な事だと思いました。見せていただいたビデオや紹介していただいた話を聞いていると、実験をされている高校生達の熱意が伝わってくるようでした。秋山先生がいらしたノートルダム清心学園でも、 現在居らっしゃる南九州大学に来る高校生も、1年365日ほとんど休みなく実験しに来ると話していました。更にお話しに出てくる高校生が口を揃えて、実験対象の生物を「かわいい、好き」と言っていたのを見て、好きだからこそ打ち込めるのだなと思いました。初めからすきではなくとも、好きなことと結び付けて考えを進めて行けると良いと思います。

科学研究チャレンジプログラムはもう終わってしまうけれど、SI部での実験も好きなので今以上に打ち込めるようになりたいです。
また、講演会後の質問で科学研究チャレンジプログラムの実験の考察の参考になるお話も聞けて良かったです。さらに、課題でもあった、両生類の入手方法の参考になるお話も聞けました。そこで、生き物の入手方法から記録に残すと良いとアドバイスを頂いたので、実験ノートに書き加えたいと思います。

山脇学園HP

 

 

2月1日、第8回手帳甲子園ポスターセッションに高校1年生9名(2チーム)が参加しました。夏季学校をフィールドとした探究活動の成果や、探究活動を通じて得られた変化、今後の探究活動についてプレゼンテーションしました。

多くの先生方や企業の方にご覧いただき、応援シールやコメントをたくさんいただきました!今後の探究活動に活かしていきたいと思います。

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English Island Club Spelling Bee
(January 21st & 28th)

The 2nd EI Club Bee was held recently. Club members were divided into 4 levels and participated in a knock-out spelling competition. Students were given a word list in December which they studied over the winter vacation. EI teachers also helped students to prepare the week before the contest.

Although the activity was challenging for the students, they enjoyed taking part in the competition and supporting their friends. Teachers were very impressed by the commitment and performance shown by ALL students. Well done EVERYONE! Congratulations WINNERS!!

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EIクラブで第2回スペリングビーコンテストが行われました。レベル別で4つにグループを分け、その技能を競いました。生徒はあらかじめ冬休みにワードリストが配られており、またEIの先生方が指導を前週に行いました。

問題は大変難しいものでしたが生徒は友達と助け合い、コンテストにチャレンジしました。参加者全員の取り組みは素晴らしいものでした。コンテストの様子をご覧ください。

 

1月18日(土)、SIクラブ 生物班の中1~高2の生徒14名が、早稲田大学高等学院との合同発表会「生物多様性の研究発表会」に参加しました。

3回目となる今回は、早稲田大学高等学院中学部での開催でした。理科室には、理科部の皆さんが飼育・管理している生物がたくさんいて、その空間にいるだけでウキウキしてきました。

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いよいよ発表会スタートです。山脇学園は、屋外実験場、クラブの野外調査 ふなばし三番瀬で見つけた生物の発表と、科学研究チャレンジプログラムの西表野生生物調査隊活動報告を行いました。西表島のホシズナと、屋外実験場のラベンダーで作ったサシェは、実物をみなさんにご覧いただきました。

早稲田大学高等学院の皆さんは、学院周辺と佐渡の田んぼの生き物、バードウォッチングで見た身近な野鳥、館山の海洋の生物多様性について発表なさいました。私たちのクラブでは野鳥観察をしたことがないので、発表を伺って新しい知識を得ることができたと同時に、普段から周りの鳥をよく見てみたいという興味が強く湧いてきました。

質疑応答の時間には、自分たちが意識していなかった視点で質問をいただきました。いただいた疑問・質問について調べ、次年度の発表でお伝えしたいと思っています。

すべての発表が終わったあと、学年ごとに分かれて、校内を案内していただきました。理科室の生物はもちろん、図書館など充実した施設に大きな刺激を受けました。校内見学中の生徒同士の交流も、とても楽しい時間となりました。中学生の発表を高校生が支え講評を行うスタイルも定着しました。

様々な面でたくさんの刺激を受け、これからのクラブ活動がさらに楽しみになった1日でした。今から次年度の発表会が楽しみです!

1月19日(日) 都立立川高校にて、「熱帯の過去未来・生態・文化」-好奇心は時空を超える!幸せな人生の歩き方?-と題して、向後ご夫妻の特別講義がありました。

講演内容は以下の通りです。
近年、マングローブ林のCO2固定量はずば抜けて大きいことが分かってきた。今回はそのマングローブ林の再生を長年にわたり活動してきた向後ご夫妻を招き、この取り組みの過程が生み出す、様々な分野(環境学、考古学、地質学、人文地理学)への派生について講演していただく。好奇心が拓く人生の楽しみ方を学ぶ。

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☆続きは山脇学園HPでご覧ください。

https://www.yamawaki.ed.jp/2020ssh/

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