2022年12月17日~25日、「 アフリカスタディーツアー」を実施し、9名の生徒と4名の教員がタンザニアに行きました。

12月7日には、在日タンザニア大使館を訪問し、タンザニアについての理解を深めるために、参事官と様々な質疑応答の時間をいただきました。 大使も本校の意図をお聞きになって大変喜んでくださり、タンザニアへの安全な旅行を祈願してくださり、帰国後はタンザニア親善大使になって、タンザニアに行ったことのない日本人に、タンザニアや国民に関する全ての情報を共有してほしいと願われました。

足立学園では、志を育むために様々な体験プログラムを用意していますが、7種類ある海外プログラムもその一つです。
グローバル教育を進めていく中で、先進地域以外も含めて海外研修を実施する必要があると考えています。アフリカは世界で最も貧しい地域ですが、今後の発展が最も期待される地域でもあります。アフリカの現状を実際に目にして考察することが、 世界の多様性を理解し、グローバルな視点を身に付けることにつながると思います。

海外では、国境に関係なく人々の移動・交流が盛んに行われています。本校生徒が若いうちに海外を訪問して、グローバ ルという言葉など当たり前のこととして、世界に飛び立つことを期待しております。

事前学習後、現地での9日間で様々な体験をしてきました。画像と共にご覧ください。

キリマンジャロ山麓の宿に1泊。まだみんなマスクをしています。ベッドには蚊帳がついています。

夜のミーティングの様子。タンザニアに来た目的などを再確認しています。

農村地帯の散歩による植物学習では、トウモロコシ、パイナップル、マンゴー、パパイヤなど、たくさんの植物を観察し、朝市で地元の方にインタビューしました。
この様子は、中学2年生にライブ配信で伝えられました。





地元NGOとの植林活動の様子は、タンザニア国営テレビの取材を受け、現地のニュース番組で2回にわたり放映されました。


マニヤラ湖近くのムトワンブキャンプサイトで最初のキャンプを体験しました。
専属のコックとテントを張ってくださる方が同行してくださいました。

伝統工芸の「マコンデ彫刻」について学び、彫刻体験をさせていただきました。



現地農業とバナナ農園視察では、手作業で稲刈りや脱穀が行われている様子や、バナナについてとバナナビールやワインの製造について学びました。
用水路で泳いで遊ぶ子供たちにも出会いました。



ムトワンブでの学校訪問では、クリスマス休暇中にもかかわらず、3歳から5歳を中心に、80名以上の子供たちが歓迎してくれました。足立学園の生徒は、手品・ゴルフ・スマホでのピアノ演奏などを披露しました。中でも歌とダンスは、一緒に踊ってくれる児童が出て大いに盛り上がりました。
サッカーボールと空気入れをプレゼントしてきました。





伝統的な家庭料理を味わう体験では、一般的な家庭のコンロの様子、調理の様子も観ることができました。
「ハレ」の日にいただくきんとんのようなサツマイモの料理を私たちのために作ってくださり、感激しました。



世界遺産「ンゴロンゴロ保全地域」で1泊のキャンプとサファリツアーを行いました。東京都23区がすっぽり入ってしまうほど巨大なクレーターを上から見た時も驚きましたが、中に入って野生動物に出会う度の驚きは、次第に薄れていくほどたくさんの動物に出会いました。
中でもライオンが狩ったシマウマをハイエナが奪い、逃走して食べているシーンや、内臓を食べられて胴体が空洞になったシマウマの様子には、全員が釘付けとなりました。
テントの車の到着が遅れ、全員で設営を行いました。この日を境に生徒たちのチームワークの良さが現れてきました。
夜は野生のシマウマやバッファローが徘徊しているエリアでのキャンプで、大雨の中の就寝も忘れられない思い出です。

























人類発祥の地の記念碑を経由して世界遺産「セレンゲティ国立公園」に入り、2泊のキャンプとサファリツアーを行いました。どこまでも続くサバンナでの野生動物の気配と臭いとハエの多さは強烈な思い出です。シマウマとバッファローを食べた後で昼寝をしているライオンの家族、ガゼルを木の上で食べた後に近くの木の上で昼寝をしているレパード等々、数えきれない見渡す限り存在しているヌー等々。夜は満点の星空で流れ星も鑑賞できました。














セレンゲティ国立公園でのキャンプの様子を学校にライブ配信しました。スタッフの皆さんも協力してくれて、陽気な内容でお届けできました。
キャンプが最後となり、テント張りとコックの皆さんとはここでお別れとなりました。
ヌーの大群が移動することで有名ですが、この時期は、辺り一面、地平線までヌーが草を食べている様子が見られました。











セレンゲティ国立公園に別れを告げ、マサイ族の集落で、暮らしぶりを学び、生徒はジャンプ対決も行いました。水も電気も持っていません。至る所で牛を放牧しているマサイ族の様子が見られました。観光客相手やアクセサリー・工芸品販売でも外貨を稼いでいて、男性の一部は英語を話します。道端で蜂蜜を売る人たちの姿も多く見られました。




コーヒー農園では、苗木を育てるところから、手作業で焙煎してコーヒーになるまでを学びました。養蜂の様子も見せていただきました。



タンザニア最後の宿泊はカラツのロッジでした。クリスマスイブということもあり、素敵な雰囲気で過ごすことができました。
タンザニアを代表するアートの「ティンガティンガ」がたくさん飾られた素敵なレストランでビュッフェを楽しみました。


最終日、セキュリティー万全のスーパーマーケットで買い物をし、ランチの後、キリマンジャロ空港でドライバー兼ガイドさんとお別れをしました。
7日間、ずっと一緒でしたので、大変名残惜しく、再会を祈りながらお別れをしました。





コーディネーターの大津さん、ATIの白井さん、スタッフのジェームスさん、フィリップさん、デイビッドさん、ピウスさん、エマニエルさん、アポロさん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

日が経つにつれ、生徒たちに変化が出てきました。大きく変化が見られたのは、ンゴロンゴロ保全地域でのキャンプの辺りからです。積極的になり、チームワークがどんどん良くなっていき、表情も良くなり、笑顔が増えていきました。
体験以外にも、町やインフラ設備、ゴミ等、目にした多くのものに影響を受けました。
ツアー後、生徒たちは論文を書き、プレゼンテーションを行いました。2万字以上のレポートを仕上げた生徒もいます。進路先を決めた生徒もいます。

今回のツアーが生徒たちに与えた影響は、予想をはるかに超えるものでした。
ブラッシュアップして継続していきたいと思っております。

約1年をかけて行ってきた個人探究ですが、

授業としては先週の木曜日が最終回となりました。

今後、生徒たちは論文を完成させ、3月の発表会に挑みます。

今回は次の3名をご紹介します。

 

飯笹 康生 くん(2A)

テーマ:大麻の合法化について

ニュースでNYが大麻を合法化すると聞き、

日本でも大麻は合法化できるのかどうかを思いつきました。

大麻は確かに薬物ですが、適切な指導方法の管理薬物として扱うことができないか、

または人道的に扱うことができるようになるにはどうしたらいいかを

考えてみることにしました。

さらに現在の取り扱いを変更しより柔軟に活用することができれば、

なにか利点も生まれそうだと思い、探究テーマとしました。

 

星野 陽太 くん(2B)

テーマ:映画内容とBGM音楽や主題歌の作用について

映画などの動画を見ているときにタイアップしている主題歌や、

場面場面での効果音や感情移入しやすいBGMは、

どのように視聴者を盛り上げてくれるのかの関係性を考えてみたいと思いました。

また映画批評などをみてみると必ず主題歌などの音楽関係にも触れられていて、

逆に映画などの本編の内容などが

正しく評価されないのではないかと思ったのがきっかけでした。

 

鈴木 伶 くん(2B)

テーマ:音楽の起源

最初は音楽の仕組みを考えてみようと考えていましたが、

ゼミ担当の先生の貸してくれた音楽史の本を読んで、

音楽の歴史(音楽史)を取り扱ってみるのもおもしろいんじゃないかと思いました。

音楽史の広い分野の中から楽器全般に注目してみたいと思って探究しています。

今後は多様なジャンルの生成の道のりや、

これから音楽がどのようなベクトルを向いて発展していくのかを

予測してみようと考えています。

2月17日(金)晴天に恵まれ、3年ぶりに中学マラソン大会を行うことができました。
中学1年生は5km、2年生は7km、3年生は9kmの荒川沿いを走りました。中学生全員が初めての経験でしたので、スタート前は最後まで走り切れるか不安もあったかと思いますが、上級生は下級生の頑張りを見て、互いに刺激を受け合いながら、全力で走り駆けてくれました。

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☆中学1年 上位表彰者 1位福田君 2位利根川君 3位四釜君
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☆中学2年 上位表彰者 1位平野君 2位岩浪君 3位堀内君
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☆中学3年 上位表彰者 1位嶋貫君 2位藤尾君 3位酒井君 4位石川君
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本日2月18日(土)、中学校体験会を実施しました。

前半は授業見学、個別の「何でも相談会」、

後半は、生徒によるパネルディスカッション、校長挨拶、授業またはクラブ体験を実施しました。

個別の「何でも相談会」は、授業や入試のことはもちろん、
部活動や学校生活のことなど、足立学園のことならば、どんなことでも質問できるコーナーです。

足立学園の中学校の校舎は4階まで吹き抜けになっております。

是非ご来校いただき、授業の様子をご覧ください。

もちろん、校内見学もできます。

今後も学校説明会、部活動体験等、

たくさんの企画をご用意いたします。

ぜひご都合のよろしい時に、足立学園にお越しいただければ幸いです。

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1年間かけて行ってきた高校2年生の探究ゼミも本日が最後となりました。
これまでの経験で得たことを後輩の1年生にもしっかりと引き継いでくれました。
今後高校2年生は個人探究の成果を発表し、論文を完成させていきます。
3/13(月)~3/16(木)で探究発表会の準備(ポスター作製)を行い、3/17(金)に探究発表会が開催されます。
ぜひこれまでの成果を思う存分発揮してほしいと思います。

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中学新入生登校日

2月12日、令和5年度の中学新入生が登校しました。

日曜日ということもあり、ご家族皆さんでご来校のご家庭も多く見られました。

生徒は教室で、校長先生と授業研究係主任から話をリモートで聞き、その後、仮担任によるホームルームを受けました。
ご家族の方には、大講堂で、校長先生の話以下、様々な学園生活に関係する手続き等の説明を受けていただきました。

教室のホームルームでは、学校生活の説明以外にも、中学生での抱負や目標、これまでの生活を振り返って家族への感謝等をワークシートに記し、一部発表して仮クラスの仲間と共有しました。

第一志望の人もそうでなかった人も、4月からは足立学園が母校となります。
楽しく充実した生活を送れるよう、教職員一同全力でサポートさせていただきます。

4月8日、入学式で元気に会いましょう。

ゴルフ部の金杉元明君(中3)が、タイで行われたゴルフ合宿に参加しました。

この合宿は、プロやプロ志望の人が集まり、タイで1週間単位で毎年行われているものです。アマチュア世界チャンピオンやツアープロなども多数輩出しています。
参加には、アカデミーからの推薦、一部のトッププレーヤーからの推薦等が必要です。金杉君は有望選手として推薦されました。

合宿では、女子プロゴルファーのシード選手の高橋彩華選手、笠りつ子選手達と、毎日の暑さに耐えながら、トップ選手のトップたる所以を経験しました。

金杉君は、ゴルフの指導者になる志を抱いています。
応援宜しくお願いします。

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