冬休み中の「冬期受験講習・補習」の一環として中1では、『車輪の下』を課題図書として「読書探究」に取り組みました。『車輪の下』は、跡見学園の教員が推薦し選定した「跡見学園の百冊」の一冊でもあるとともに、本校オリジナル「読書記録」の冬休みの課題図書でもあります。

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1日目には、問いのモデルを学んだ上で、魅力を感じた登場人物ごとにグループを作り、それらの人物を中心とした問いを付箋に書き出し、協働で問いを整理しました。また、2日目に向け、一人ひとりがキャラクターマップ(人物相関図)を考えました。

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2日目は、それぞれのキャラクターマップをもとに、協働でマップを完成させました。その上で、ホットシーティングという演劇的手法を用い、魅力を感じた登場人物になりきって、自分たちが考えた問いに答える活動に取り組みました。

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活動の振り返りでは、「ハンスになりきったことで、ハンスの気持ちが分かった」、「今回の読書探究によって分かったことは主人公以外の人物もそれぞれ重要な役目をしているということです。私はくつ屋のフライクおじさんに着目したところ、ハンスに大きな影響を与えていたことが分かりました」等の記述がみられ、深く読み深める方法を学ぶ機会となったことがうかがえました。

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