前期と後期の合間の1日(ドルトン東京学園は二期制です)、教員研修を行いました。第1部のテーマは、これからの大学入試の動向。河合塾の情報担当の方から詳細なレクチャーを受けました。新進気鋭の若手教員も、これまで他校で十分受験指導の経験を積んできたベテラン教員も、同じ情報を共有することで目線をそろえることができ、それが生徒や保護者の安心感につながります。

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第2部のテーマは、次年度いよいよスタートする高等部のカリキュラム。必履修単位を最低限に抑え、豊富な選択科目とラボラトリーで一人ひとりにフィットしたカリキュラムを、という「攻めた」構想に、われわれ自身がワクワクしています。

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高等部カリキュラム担当、教務部、キャリア教育部、学習支援部、探究コーディネーター、ハウスマスターをはじめ、さまざまな部署や担当者が知恵を絞り、力を合わせて高等部の準備を進めています。

夏の新型コロナ感染の急拡大による緊急事態宣言延長をふまえ、9月中はオンライン開催とした学校説明会でしたが、10月10日(日)は当初の予定通り学校会場で開催できることとなりました。7月の体験授業イベント・帰国生対象説明会以来ですから、およそ3カ月ぶりです。

8日(金)の放課後、英検の合間を縫ってととのえた準備は万端です。

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9月25日のオンライン説明会に引き続き、今回もDSC広報班の生徒が企画運営を担っています。説明に交えて簡単なアサインメント体験を用意したり、来場者のご質問に答えるQ&Aにもひと工夫があったりと、「ドルトン在校生のリアル」を感じていただこうと張り切っているようです。

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ご参加者の安全のため、申込人数は通常よりかなり少なく抑えています。「予約がすぐに埋まってなかなか参加できない」というお声を頂戴することもしばしばですが、その分いらしていただいた方にご満足いただけるよう、精一杯お応えしなければと気を引き締めています。

生徒たちが文学国語の授業で書いた書評が、産経新聞の夕刊に5日連続で掲載されました。「自分の好きな本について書いて、新聞の書評欄に投稿しよう」というアサインメント(学習課題)で、掲載されるのは昨年に引き続き2回目となります。

今回ご紹介するのは、中2のH.Yさんによる「二番目の悪者」小さい書房 の書評。不確かな噂に惑わされる動物たちの寓話を読んで、自分で情報を確かめることの大切さについて考えます。

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「二番目の悪者」の書評は、産経新聞Webサイトのこちらに掲載されています→

もう一作は、中2のK.Aくんによる「満州 奇跡の脱出―170万同胞を救うべく立ち上がった3人の男たち」柏艪舎 の書評です。受験勉強のストレスに苦しんでいた小6のとき、この本に登場する人たちの覚悟と信念に勇気づけられた、ということですが、小6でこの重厚なテーマの本を読んでいたとはすごいですね。

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「満州 奇跡の脱出」の書評は、産経新聞Webサイトのこちらに掲載されています→

ドルトン東京学園の校舎は、教室棟の中心にラーニングコモンズ(開放型の図書館+協働学習空間)を配しています。生徒たちが気軽に立ち寄って自然に本を手にとるようすを見ていると、本が身近にある環境のすばらしさをつくづく感じます。

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2022年度に竣工するSTEAM校舎は、2階フロアを丸々新しいラーニングコモンズとして使う予定です。楽しみです。

授業終了後、急ピッチで建築が進んでいる

STEAM棟の外装材(カラースキーム)確認と建築現場見学が行われました。

コンクリート壁の中に管を通し、井戸水を流すことで、

年間を通してエアコンの効率を高める工夫がされているのが、

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特徴の一つです。

建物自体が環境を学ぶ教材になるSTEAM校舎の完成が楽しみです。

 

新校舎の教職員説明会を行いました

 

その他のお知らせはこちら→

ウクレレはお好きですか? わずか4本の弦が紡ぎだす音色は、南国の陽光や波打ち際を思わせる癒しの調べですね。

中等部2年生のY.Hさんが、「The Ukulele Contest 4 All」のインスト部門にエントリーしています。とても優れた音感を持ち、文字通り「音を楽しむ」マインドに溢れた生徒です。

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曲目は「Sunnysha」。軽快なリズムでちょっとウキウキしてきます。仕事の合間のリラックスタイムにお勧めです。ほかのエントリー者の方々も、老若男女すてきな演奏ばかりですね。

演奏はこちらの大会サイトから視聴できます→

 

10月4日(月)、後期始業式です。211004-1

「新型コロナの第六波に備えて、万全の対策に心がけましょう。しかし私たちは学びを止めない。今できること、やりたいことにはどんどんチャレンジしよう!」と、荒木校長からの力強いメッセージ。

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その後、新任の職員紹介や、夏のマリンチャレンジプログラム(海洋・水棲生物や環境に関する研究・発表大会)に参加した中2・中3生の表彰などがありました。今日は式典なので、みんな標準服の正装でキメてます。かっこいいですね。

この秋は、スポーツフェスやアートフェスなど、まだまだ大きな行事が控えています。みんなで楽しい学校生活にしましょうね。

ドルトン東京学園の英語授業の特色は?…ひと言でいうと「学びを楽しむ」(英語以外の教科も同じです)、もう少し付け加えると「体験とアウトプット」です。文法・構文はもちろん大事ですが、それだけでは挫折してしまう人も出てきます。逐語和訳が上達しても、会話のスピードには付いていけません。

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いろいろな切り口で楽しみながら英語に触れること、学んだことはどんどんアウトプットして体にしみ込ませること。英語で考え・英語で表現する「使える英語」は、使うことで身につくのです。

と、言葉を重ねるより実際に英語の授業のようすをお見せすればはるかに分かりやすいですね。約4分半の動画にまとめたドルトン東京学園の英語を、公式YouTubeチャンネルにアップしました。ぜひご覧ください→

開校年に「生物同好会」の名でスタートした、本校の「理化学研究会」。位置づけは同好会ながら、積極的に外部のコンテストやシンポジウムに参加し、その研究発表は毎年のように表彰を受けています。
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昨年に引き続き参加する東京薬科大学主催「TAMAサイエンスフェスティバルin TOYAKU」では、その理化学究会から5つの研究発表が採択されました。研究テーマは、
「過酸化水素の淡水魚治療薬への適用に向けた基礎研究」
「デバスズメダイを用いた淡水魚治療薬の海水魚への適用に向けた研究」
「食品ポリフェノールによるマスト細胞活性化抑制の検討」
「イヌ由来培養マスト細胞のトルイジンブルー染色の検討」
「動画を用いたヒョウモントカゲモドキの卵のふ化観察と他種との比較」です。
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10月31日のオンライン開催に向けて、発表用の動画制作に余念がありません。
2022年度のドルトン東京学園は、「理数特待型」入試の新設、3階にサイエンスフロアを備えたSTEAM校舎の完成と、理科好きの少年少女にとってさらに好適な環境が整います。先輩たちに続く、アグレッシブな新入生を待っています!

産経新聞夕刊「ビブリオエッセー」に連続掲載されている、本校中2生(書いたのは中1の学年末です)の書評紹介の3・4回目です。

1つは『タコの才能-一番賢い無脊椎動物』太田出版です。強靭な肉体とすぐれた学習能力を持つタコを、さまざまな面からレポートした本書。書評を書いたTくんは、日ごろ理化学研究会で活動し、昨年度の校内STEAMフェスでは手指消毒の効果に関する研究が優秀発表にも選ばれた、生粋の科学少年です。いかにも彼らしい選択ですね。

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こちらの書評は、産経新聞のWeb版で読むことができます→

2つめは『ワンダー』ほるぷ出版です。書評を書いたSさんは、顔に障害を持って生まれた主人公の少年と、彼を取り巻く人々を描いたこの小説を読みながら、「ふつうということ」を掘り下げて考え、「違いを受け入れること」に思いを馳せています。

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こちらの書評も、産経新聞のWeb版に掲載されています→

かえつ有明中高、鎌倉学園中高、APU立命館アジア太平洋大学とオンラインでつながる交流会を実施しました。
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各校の生徒が取り組んでいるプロジェクトを紹介し、意見交換をするというイベントです。生徒たちが行ったプロジェクトのプレゼンをに対して、APUの留学生がフィードバックをしてくれました。使う言葉は日本語と英語です。
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ドルトン東京学園からは、特別ラボ「起業ゼミ」の中3生2名、生徒発ラボ「ドルトンの畑の野菜で社会貢献」の中2生 2名が参加し、自分たちの取り組みについて発表し、高校生・大学生に混じって堂々と質問に答えていました。
オンラインだからこそできる、他校や遠隔地との交流。多くのアドバイスを頂き、また新たな視点を得ることができました。

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