週末にオンラインで開かれたドルトンプランの勉強会は、保護者有志による企画運営、第2回となる今回のテーマはラボラトリー(ラボ)。学習者(生徒)自身がテーマを設定して取り組む、ドルトンプランの根幹の1つです。

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ゲスト講師の教員たちが、ラボの主旨や運営方法、さまざまなテーマラボ・特別ラボの内容を説明し、

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保護者から次々と寄せられる質問に答えます。

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「自分のテーマをなかなか見つけられない子は?」「いつになったら自主的に学ぶ姿勢が身につく?」という問いに対し、「生徒が興味を持ちそうな“学びの種”をたくさん播き、あとは生徒を信じて待つ」「生徒から必要とされたときに対応できるよう側にいる」という答え。システムやコースに生徒たちを当て嵌めるのではなく、一人ひとりの気づきや学びを大切にするのがドルトン東京学園の教員です。

気づけば予定時間をはるかにオーバーして、2時間を過ぎていました。

生徒・保護者を含めて、広く学校関係者を呼ぶ“ドルトニアン”という言葉があります。生徒と保護者と教職員が一緒に学び成長する、これからもそういう場であり続けることが私たちの願いです。

ドルトンの探究ラボには、各教科の探究や教科横断の探究のほか、外部企業・団体と連携して行う特別ラボがあります。㈱ガイアックスの協力でスタートした「起業ゼミ」は、12月12日付の朝日新聞朝刊をはじめ、各種メディアでご紹介いただきました。

「SWITCH」は、㈱花王と㈱教育と探究社が共同開発した、社会課題の探究プログラム。生徒が自分の視点から社会的課題を見つけ、その解決に取り組む、というもの。

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今回のプレゼン大会で、生徒たちが課題として選び解決策を練ったものを列挙すると、

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スマホ依存解消/生活におけるタイムマネジメント/相手を傷つけない言葉の使い方/平和について考える/死刑制度を変える/LGBTへの理解を深める…生活に根差した身近なテーマから、社会を二分するような大きな課題まで。

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グランプリに選ばれた発表、「コロナ禍における医療従事者への偏見・差別を解決するためにできること」は、2/21(日)、QUEST CUP 2021 全国大会」(主催:教育と探究社)にエキシビジョン枠で出場・発表します。

1年生の体育の授業で、剣道が始まりました。

正しい姿勢や腕の振りを体感するため、模造刀で新聞紙を切ることに挑戦しています。

一見簡単そうにも見えますが、刃のついていない刀ではなかなかうまく切ることができません。

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みんなが見守る中、鮮やかに新聞紙を真っ二つに切った女子生徒がいました。ひょっとしてものすごい素質を持っているのかも。

周りからは思わず歓声と拍手が…。

公式Facebookに動画で紹介されています→

タイトルは「(2021年度入試における)感染拡大防止対策とご協力のお願い」。新型コロナウイルスなどの感染症から受験生と保護者を守るための対策と、受験生へのお知らせ・ご協力のお願いをまとめたものです。

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(登校時の検温も日常になりましたね)

ごくかいつまんで言うと、「感染症にり患している方は受験不可。新型コロナの濃厚接触者で無症状かつ検査結果陰性の場合は別室受験が可能。感染症や体調不良で受験できないと連絡してきた方には2/7代替日受験をご用意する。」という内容。

このほか出願時から試験前、入試当日に至るまでの注意事項がかなり詳しく記されていますので、本校の受験をご検討の方はぜひご覧ください。

詳細は本校HP「入試情報」より、閲覧・ダウンロードできます→

STEAMフェスは、スポーツ・アートと並ぶドルトン3大フェス(メイン行事)の1つ。STEM(Science,Technology,Engineering,Mathematics)に加えたAは、狭義のArt(芸術)ではなく広義のLiberal Arts(学芸、教養)を指しています。

来年3月に開催予定のSTEAMフェスに向けて、1年生にオリエンテーションを実施しました。

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今回のテーマは“Life with Corona~コロナとともに”。われわれの日常を一変させた感染症と向き合います。

今度はどんな創意工夫に富んだ研究発表を見せてくれるでしょうか。

新型コロナ感染拡大のニュースが連日報道されていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

ドルトン東京学園は、生徒とそのご家族、教職員の安全を守るため、11月30日より年内一杯、分散登校とオンライン授業を併用しています。

特別時間割を編成して、登校日には体育や技術美術音楽といった実技実習系の科目の授業を優先して行っていますが、理科の先生たちは「実験キット」を作って生徒たちに配布し、オンライン授業の中でも自宅で一人ひとりが同じ理科実験に取り組むことができる、という方法にチャレンジしています。

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(実験キットは先生たちの手づくり)

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磁石を使って鉄粉の様子を観察したり、ブレッドボードを作成して直線電流を流し磁力線を観察したり、自宅でもいろいろと面白い実験ができるものですね!

12月12日付の朝日新聞朝刊・教育面で、本校の特別ラボ「起業ゼミ」が紹介されました。

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記事タイトルは「起業家精神 学べる中高続々」。生徒たちが、着想したビジネスアイデアを検証し、実現に向けてブラッシュアップしていく過程、一連の講座の集大成となったプレゼン大会の模様を、具体的に紹介していただいています。

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㈱ガイアックスと連携してこの起業ゼミを立ちあげた、木之下教諭の記事中の言葉「社会的課題を見つけて探究し、ビジネスとして成り立つかを社会とつながりながら体験していく過程に、教育的意味がある」が、社会とつながる生きた学びをめざすドルトン東京学園の方針を表しています。

ICTの専門誌『日経コンピュータ』2020年12月10日号の特集記事、「学校DX 1人1台の先にある学びへ」の中で、本校のICT活用が紹介されました。

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生徒が学習で使う個人端末(PC)は1人1台が当たり前になりつつある現在、「何の目的で、どのように使っていくか」が問われています。

ドルトン東京学園がめざすのは、「すべての学習活動において文房具のようにICTを使いこなし、自由に創造的に学ぶ」こと。

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掲載写真のようにリラックスした姿勢で、真剣に調べ学習に取り組む生徒たちの姿が、本校の日常です。

「楽しく学びながら4技能を伸ばす」がモットーのドルトン英語科では、しばしば工夫を凝らしたPBL(課題解決型学習)を行っています。課題自体が生徒の「面白そう!」を刺激し、夢中になって取り組んでいるうちに英語力がつく、というのがそのねらい。

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今回の中1英語のテーマは、「ドルトンのマスコットを作って、イラストと英語で説明しよう」というもの。

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ドラゴン、鳥、ゴリラ、リス、妖精など、魅力的なキャラクターがずらりと並んで投票を待っています。

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筆者が気になるのは、シンプルな線で描かれたおじさん。何かじわじわと親しみがわいてくるのです。

Monthly Updates (2020年12月)ができました。

トピックは「起業ゼミ・ピッチプレゼン大会」「生徒企画ラボ『仕事って何?』」「千葉生物学会で研究発表」。コロナ下でも学びを止めないドルトン生の、元気な活動の一端をお届けします。是非ご一読ください。

 

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