7月30日午後、京都芸術大学副学長・本間正人先生のオンライン講演が開催されました。

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本間先生は英語教育とコーチングの第一人者であり、数多の著作を世に出されるなど、その業績はとても言い尽くせるものではありません。本日はドルトンの生徒だけに向けての特別講演と、何とも贅沢な企画です。

冒頭に出てきた例文はなんと“I love you.”。コーディネーターの本校英語科主任・布村奈緒子先生に相手役を演じてもらいながら、「文字を追うだけではわからない発音の強弱が、意味を伝える上では重要」「英語は語順が大事な言語、そこが日本語との大きな違い」など、軽妙な語り口ながら英語の本質を鋭く突く言葉がポンポン飛び出します。

あっという間の1時間半が過ぎた後、生徒からは「授業中に“わからない”と言うことは自分のプライドが許さなかったが、自然に“I don’t know.”と言っていいんだと思えた」「“ここは〇〇形だから”などと文の構成をあまり考えずに話そうとしていたが、それでよかったんだと自信がついた」「最後に先生が言った“失敗と言わずに未成功と言おう。質の高い未成功を積み重ねて大成功につなげよう”という話が印象的でした」などの熱い感想が寄せられました。

本間先生、ありがとうございました。生徒たちの感想コメントにもあったように、今度はぜひドルトンの校舎においでいただいて、リアル講演会をお願いします!

 

7月中旬、㈱ガイアックスの協力で開講した「起業ゼミ」が、朝日新聞系列のWebニュース媒体Withnewsの記事になりました。

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(Zoomを使って生徒にレクチャーをするガイアックスの佐々木様)

記事の中心は、記者の方が生徒と社会科主任のK先生(このゼミの企画・運営者)に行ったインタビューです。

実社会と直につながる学びの面白さにワクワクしている生徒たちの声、「起業のノウハウを学びながら、さらに『社会の中の課題を見つけて、その解決に向けて思考する』汎用的な力を身につけてもらいたい」というK先生のねらい…記事をお読みいただければ、ドルトン東京学園がめざす教育の方向性がよくお判りいただけると思います。。

Withnewsの記事全文はこちらでお読みください→

在宅オンライン授業→分散登校&オンライン授業→午前短縮授業&午後のオンラインラボと、4~7月の学校生活は変化を続けました。共通していたのは、生徒同士が校内で一緒に過ごす時間が短かった、ということ。感染リスクの抑制を考えると、致し方ないところです。

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そんな中でも、DSC(生徒会)のコアメンバーは、学校生活に関する生徒アンケートを実施したり秋からの行事の企画を検討したりと、しっかり活動を続けています。

学校は夏休みに入りましたが、教室に集まってミーティング。

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窓から見える雨に濡れた“ドルトンの森”の緑が鮮やかです。

これまで何度かお伝えしてきた、“ドルトンの森”の一角に生まれた畑のお話です。

始業前に生徒有志が集まって、土を耕したり種をまいたり。作物が芽を出したかどうか気になって、毎朝ようすを見に足を運ぶ男子生徒もいます。

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ピーマン、しし唐、キュウリやズッキーニなど、立派な夏野菜が穫れはじめました。

近辺に生息しているタヌキ(?)に作物が荒らされてしまうことも、トンボが羽を休めていることも…。

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新宿から電車とバスで20数分の立地で、これほど豊かな自然の恵みと触れ合えるなんて、素晴らしい学びの環境だと思います。

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生徒たちが夏季休暇の間、教職員スタッフが心を込めて畑の面倒を見てくれるそうです。

7月27日(月)~8月28日(金)の平日(土日祝日とお盆の期間を除く)、学校見学をお受けいたします。

新型コロナ感染を巡る昨今の状況をふまえ、①完全予約制、②1回(1日6回)につき1組限定、③入校時の検温と手指消毒・マスク等の着用、④発熱・体調不良の場合はキャンセル、という形で開催させていただきます。

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新しい学びのかたちに対応した数々の施設を教職員がご案内いたします。

お申し込みは本校ホームページからどうぞ→

ドルトン東京学園の午後のオンラインラボでは、最近バラエティに富む特別ラボやワークショップが開催され、生徒たちは刺激に満ちた体験を存分に楽しんでいます。

㈱ガイアックスとのコラボから生まれた「起業ゼミ」、海外で活躍する日本人とリアルタイムでZoomミーティングを行う「世界の今を感じよう!」ラボ、そして今回はミネルバ大学の日本人学生チームが主催する「Minerva Japan Caraven 2020」への参加です。

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サブタイトルは、「カチカンヲアップデートセヨ」。知らず知らずのうちに人の視界を固定し、ときにはその人の持つ可能性まで狭めてしまう「価値観」の軛(くびき、首枷)から自身を解き放ち、バイアスを外してものごとを見つめ直そう、というもの。

ミネルバの学生さんたちの見事なファシリテーションに導かれ、「自分が本当に求めているものは何か」という根っこのところから進学や進路について考える、中等部1,2年生のうちにこのような機会を得ることができたのは、本当に貴重な体験だったと思います。

 

先週、午後のオンラインラボの時間を使って、新入生に向けた委員会・部活動紹介イベントを開催しました。

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1期生(中等部2年生)が、昨年自分たちで立ち上げたDSC(生徒会)や図書委員会、部活動や同好会を紹介し、さまざまな活動をアピールします。

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会の運営や進行はもちろん生徒主体、動画の編集もお手のもの。中には人気ニュース番組そのままの構成で渾身の力作動画を作ったクラブまで…。

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新入生のみなさん、先輩たちのパフォーマンスを楽しんでくれましたか?部員が増えて、さらに活動が活発になるといいですね。

ドルトン東京学園YouTube公式チャンネルにて

2021年度の中等部の募集定員と入試日程、さまざまな入試型の特色と内容

(2科・4科型、思考力型、プラス型、英語型、帰国生入試)を

簡潔にお伝えしています。どうぞご覧ください。

 

2021年度募集概要~ドルトン東京学園 中等部ver 2~

 

その他のNews&Topicsはこちらへ→

7月19日(日)、2回目となるWeb体験授業を開催しました。

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(英語中級、英語を聞き取ってポケモンを捕まえる、というゲーム仕立てのレッスン)

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(国語「めざせ!コピーライター」プロ顔負けのユニークなキャッチコピーが続々と…)

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(理科「ちりめんモンスターを探せ」身近な素材で学ぶ海洋生物の多様性に驚嘆)

事後アンケートでは、

「授業へのアプローチの仕方がユニークだと思いました。」「英語のゲームがとても楽しかったようで、また参加したいと話していました。」「国語と社会は苦手な科目なのだが楽しく学べて良かった。」「zoomを使っての体験授業は初めてだったので本人は緊張したようです。でも新しい試みにワクワクして最後は楽しかったと話していました。」等々、たくさんのご感想をいただきました。

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(同時開催のZoom個別相談。在校生から学校生活のリアルな話が聞ける、とこちらもご好評をいただいています。)

最終回の第3回は1か月後の8月22日(土)。一部の講座では「受け入れ人数をもう少し増やしても大丈夫かも」、と検討に入りました。

Zoom個別相談も合わせて、ご参加をお待ちしています。

お申し込みは本校ホームページ左のバナーからどうぞ→

日本時間7月17日(金)20:00~21:30、世界で活躍する日本人とドルトン東京学園の生徒たちがリアルタイムでつながる特別ラボ「世界の今を感じよう!」を開催しました。

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発案者は社会科講師のM先生。「オンライン授業の持つ可能性をもっと生かせる学びの形は…」と考え、周りの教員たちを巻き込んで「特別ラボ」という形で実現にこぎつけたのです。

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M先生旧知の方々を中心に、この企画に賛同・協力してくださった方々は、北米(NY、フィラデルフィア、カナダのオタワ)、アジア(上海、シンガポール、ミャンマーのヤンゴン)、ヨーロッパ(ポーランドのワルシャワ、ドイツのフライブルク)、オセアニア(オーストラリアのメルボルン)からと、まさにワールドワイド。お仕事も、グローバル展開する日系企業や外資系企業の第一線で働く方々、大使館勤務の方やプロの音楽家、保護者の転勤に伴って現地のインター校で学ぶ中高生、と多士済々です。

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まずは自己紹介と各地の現状をレポート、そして少人数のグループに分かれて生徒たちからの質問に答えていただきます。新型コロナを巡る現地の情勢に関する質問からは、各国の政策の違い、日本社会の特殊性、さらに政治に対する人々の考え方や感覚の違いにまで話が深まり、予定の時間はあっという間に過ぎてしまいました。

もともとは15:00~16:00に行われているオンラインのラボを、各地の時差の折り合いがぎりぎりつく20:00開始とかなり遅い時間帯の開催でしたが、そのリアル感とライブ感に生徒たちは終始興奮。眠気を感じるどころではなかったようです。

お忙しい中ご協力いただいた皆様、そしてこの素晴らしい企画を成功に導いてくださったM先生、本当にありがとうございました。次回も楽しみにしています!

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