音楽室そばの廊下の壁を色とりどりの紙面が飾っています。

なるほど、『作曲家新聞』のテーマで生徒たちが作った音楽の課題のようです。

本物の新聞のような紙面づくりをする人、ホルストの組曲『惑星』の一章にちなんで木星の写真を配する人など、レイアウトにも工夫を凝らしています。

モーツァルトやベートーヴェン、バッハなど、何人もが選んだ有名作曲家が並ぶ一方、名曲『カノン』のパッヘルベル、超絶技巧のヴァイオリニストでもあるヴィエニャフスキ(私は知りませんでした)、ハリウッド映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズも紹介されていたりと、さすがは個性派ぞろいのドルトン一期生ですね。

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1月の社会科授業は日本地理。

学習テーマは「地方創生!地方を元気にするスタディツアーを企画しよう!」。

分担して調べた日本の各地方が抱える課題を発見し、その解決につながる旅行プランを作る。作ったプランをグループやクラスで発表し、共有する。

自分自身が問題意識を持つから、学びがより深くなる。どうすればツアー参加者に魅力的な旅行になるかをとことん考え抜くから、伝え方にも工夫を凝らす。学びをすべてを自分ごとにするところがドルトンらしさです。

単元の総仕上げは、クラス代表による全体発表会。

奈良の鹿のレジ袋誤食、台東区の後継者不足、厚木基地の騒音、京都の景観と建築規制、琵琶湖の生態系、富山の災害対策…発表はどれも力作ぞろいで、中には旅行会社のカウンターに置いてありそうなチラシまで作り込んだ発表者もいたほど。

発表後、ゲスト審査員の㈱ガイアックス、㈱マイナビの方々から頂いた、企業人ならではの視点からのアドバイスを胸に、次は実際の地域おこしプロジェクトにチャレンジ…なんて素敵ですよね。

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スタッフルームの一角で、英語科がミーティング中です。

まだ中等部1年生だけの本校ですが、英語ネイティブの教員は5名。

生徒が楽しく意欲的に英語に取り組めるよう、クイズやゲームのようなアクティビティ、映像や雑誌制作形式の提出課題など、いつも教材開発に余念がありません。

それをうまくサポートしているのが3名の日本人教員。

彼らの絶妙なチームワークで授業は展開しています。

今日のテーマは、「英語力のある生徒をさらに伸ばす」。

熱のこもった話し合いが、All English で続きます。

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いま本校には、教員と企業人の交換留学プログラムで(株)ガイアックスの社員が滞在されています。

授業見学や教職員・生徒へのインタビューなど、精力的に学校のようすをインプットされているお二人ですが、今日は生徒に向けての講演でアウトプットをしていただきました。

「当たり前だと思っている前提を疑い、視野を広げよう」「×成功したら幸福になる → 〇幸福だから成功する。だから自分が幸せだと感じることを追求しよう」「ありのままの自分を大切にしよう」…実体験を交えながらのメッセージに、生徒たちは身を乗り出し、ときにざわめきながら、熱心に聞き入っていました。

「保護者でも教職員でもない大人」が真剣に語りかける言葉が、一人ひとりの心に沁みていきます。

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新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましてはお健やかに新しい年を

お迎えになられたこととお慶び申し上げます。

開校2年目となる本年も、教職員一同ますます努力してまいりますので、

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2020年新年のご挨拶

 

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発足して1年足らずの図書委員会。

蔵書の選定やお勧め本の紹介、まちびらきイベントの参加やアートフェスでの朗読劇上演など、これまでさまざまな活動に取り組んできました。

さて、年が明けて最初の企画は、お向かいのウエリスオリーブ成城学園前とのコラボレーション。

カフェライブラリーの企画展を、担当させていただけることになりました。

今月末からの試験的な展示となりますが、利用する方々に喜んでもらえるよう、知恵を絞って準備を進めています。

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冬休み明けの初日、7時間目は全生徒がアリーナに集まってクラス対抗のレクリエーション大会を実施しました。

大縄跳びではどのクラスも運動神経抜群で、リズミカルに華麗な飛翔を見せていました。

4人一組でボールを運ぶゲームでは、“手を使わずに”という条件にみんな四苦八苦。

思い切り体を動かして、大声で笑って、休み明けの丁度よいウォーミングアップになったようです。

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昨年末12月21日~25日、北海道のニセコでスキーキャンプを実施しました。

参加したのは、在籍する1期生の4割にあたる総勢約60名。

世界でも有名なパウダースノーを満喫し、短期間でめきめきとスキーの腕を上げるとともに、外国人インストラクターの方々とアクティビティやランチ・ディナーを通じて英語でコミュニケーションをとりました。

北海道の雄大な自然、移動や宿泊を通じての団体行動など、学校の日常では得られない経験から学ぶことも数多くありました。

これぞCAC(City As a Classroom)。校外を舞台とする体験的な学びですね。

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このほかの写真や詳しい活動内容は、本校HP上のFacebookでお伝えしています

ドルトン生に身につけてほしいのは、コミュニケーションツールとして「使える英語」。

普段の授業はネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングで進行し、少人数のクラスをさらに分けて発信する機会を増やしています。

さて、どれくらい英語力が伸びたかのベンチマークとして、本校ではケンブリッジ英検を全員で受験します。

その理由は、CEFR完全準拠・世界標準の検定であること(130カ国で年間250万人が受験)、実践的な「対面ペア型」スピーキング試験でコミュニケーション力が測れること、すなわち「世界で通用する英語力」の指標になるからです。

授業中や休み時間、ネイティブの先生方に気軽に話しかけている生徒たちも、試験はまた別物。

スピーキングテストの順番を待つ少しの間にも、フレーズを反復練習しています。

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終わったとたんにそれまでの緊張から解放され、ラウンジで脱力する生徒もちらほら。

12月21,22日に開催されたサイエンスキャッスル関東大会にて、

本校の生物同好会の発表が慶應義塾大学薬学部賞を受賞しました。

発表タイトルは、

「洗剤による透明骨格標本の作成―マジかよ!すげ~―」。

誰でも手に入る市販の家庭用台所洗剤を使ったところがミソでした。

口頭発表の受賞校6校中、中学生は都立富士高等学校附属中学校と本校の2校のみ。

しかも開校初年度・中1生のみの活動成果としては、素晴らしい快挙と言えるでしょう。

株式会社リバネスをはじめ、大会運営に携わった関係者各位に感謝をささげます。

このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

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※詳しくはこちら、サイエンスキャッスル関東大会のHPへ

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