7月21日〜8月5日に14泊16日のオーストラリア語学研修を行いました。
このプログラムは、高校1年生の希望者を対象に行うものです。
研修の様子をダイジェストでお伝えします。

出発前は、日本で英会話のレッスンを何度か行いました。レッスンでは普段の英語の勉強とは違い、日常会話に焦点を当てて練習をしました。

英会話③

そして、ついに出発です。
フライトは成田空港からブリスベン空港へ約9時間半。初めて飛行機に乗る生徒もたくさんいて、出国手続きから離陸、機内食と何から何までが初めてづくしの体験でした。

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オーストラリアに到着、まずはブリスベン市内を少し観光し現地でお世話になる学校に訪れました。
そこで、ホストファミリーとのドキドキの初対面!
この日から、毎日ホストファミリーとの生活です。
朝起きて、食事をとるのもホストファミリーと一緒。ランチはホストファミリーが作ってくれたサンドイッチを食べるし、送り迎えもホストファミリーが行ってくれます。
家に帰ってからもホストファミリーと買い物に行ったり、夕食後にお話をしたり…。初日は、みんな不安そうな表情でしたが、ホストファミリーは温かい笑顔とハグで迎い入れてくれました。

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翌日からは、ホストファミリーに送り迎えをしてもらい学校に登校します。
学校では、現地の英語の先生であるエイミー先生が英会話の授業や、オーストラリアの文化などをオールイングリッシュで授業をしてくれます。

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オーストラリアには、イギリスの流刑地だった歴史があるため、イギリスの文化がたくさん存在しています。たとえば、授業と授業の間の休み時間ではティータイムがあります。実際には、軽食を食べたり、日本と同じように外で元気に遊んでいます。
エイミー先生は、このティータイムに毎回教室の外に出て、オーストラリアの生徒と交流をするように課題を出します。そのため、生徒たちは外に出て現地の生徒たちと一緒に食事をしたり、一緒にスポーツをしたりして交流を深めました。

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数日後からは、研修校の生徒とバディを組み通常の授業を受けました。授業はもちろんオールイングリッシュですし、授業内容も数学や歴史や演劇や体育などと様々です。
2週目には、英会話の授業だけでなく様々なところに訪れて1週目に培った英語を実践的に使用しました。
まず、現地の老人ホームを訪問しました。こちらでは、日本で練習をしてきた合唱を披露したり、折り紙をプレゼントしたり折り方を教えたりしました。生徒たちが一生懸命歌う姿を見て、涙を流しながら聞いてくださる方もいらっしゃいました。

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また、研修校は、海も山も街も1時間ほどで移動できるような場所にあり、オーストラリアならではの景色や生き物も見ることができました。
なかでも日本では見ることができない、どこまでも続く白浜は圧巻です!

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1週目は、「早く日本に帰りたい」と言っていた生徒たちが多かったですが、お別れの日が近づくにつれて「もっとホストファミリーと一緒に過ごしたい!」「2週間は短すぎ!」とホストファミリーとの別れをみんな悲しんでいました。
あっという間に、2週間はすぎ、ホストファミリーとお別れの日になりました。
生徒たちは、ホストファミリーにお手紙を書いたり、日本の料理を作って振る舞ったり、プレゼントを渡したりと、様々な形で2週間の感謝と別れることの悲しさを伝えたようです。

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今回の研修後に行った振り返りでは、「またオーストラリアに訪れて、ホストファミリーに会いに行きたい」「英語で話すことについて勇気が出るようになった!」「来年オリンピックでたくさんの外国人が日本に訪れるが、困っている外国人を英語で助けてあげたい」などのコメントがたくさんありました。
この語学研修で、生徒たちは英語を喋らないといけない環境に自ら身をおいて、そしてそれを乗り越えることで自信をつけることができました。たった2週間の研修でしたが、英会話の力がついただけでなく、それ以外の力も身についたと感じました。

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