8月26日(月)~29日(木)にかけて、中学2年生の食品加工実習が行われました。
各クラス1日ずつ大学敷地内の「先端食機能研究センター」でウインナーソーセージと豚の角煮を作る恒例行事になっています。学校の隣にある施設に着いたら、まずは着替えや消毒などを徹底します。さすが食べるものを扱う施設という感じですね。
生徒たちはいくつかのグループに分かれて、大学の先生や学生さんたちの指導のもとにスモークとハーブの2種類のウインナーの製造から始めました。大きな豚肩肉から取り出した赤肉をミンチにして、羊の腸に充填するところまですべて生徒の手作業です。加熱やスモークは先生にやってもらいましたが、完成したウインナーが出てきた時は大きな喜び?驚き?の声が聞こえてきました。できたてのウインナーは試食もさせてもらい、お世辞抜きに美味しくできあがっていました。
その後は冷却して、袋に詰めてから真空パックにします。まるで売り物のようにパッケージングされたものを見て、生徒たちは大変嬉しそうな様子でした。豚の角煮は細かく量が指定された豚肉と調味だれをパックに入れる作業をやらせてもらいました。こちらも真空状態にするので開封しなければ2年以上も保存が効くようです。レトルト食品ってすごいですね。最後は自分たちで作ったウインナーと角煮を家に持ち帰ります。
作業後は「ウインナーが腸詰というのを初めて知った」「難しい作業もあったけど、美味しくできてよかった」などの声が聞かれました。大学付属ならでは行事に生徒たちは大満足だったようです。