7月23日から、中学生と高校生がそれぞれ別々にオーストラリア語学研修に行ってきました。生徒たちはホームステイをしながら、約2週間の現地での生活を送りました。

中学生は姉妹校であるリバーマウントカレッジで学校生活を過ごしました。その中で、カランビン野生動物園やビーチを楽しんだり、リバーマウントの生徒とグループでショッピングモールに行き、そこで与えられたミッションに取り組んだりするなど、充実したアクティビティも体験しました。週末にはホストファミリーとショッピングを楽しんだり、女子サッカーW杯やラグビーの試合を観戦したり、家族でピクニックを楽しんだりしたそうです。旅の終盤にはシドニー観光も行いました。シドニーでの初日ではオペラハウスやハーバーブリッジでの記念撮影とシドニー大学訪問を行いました。翌日はシドニーでは班別に分かれ、帰りのフライトまでの自由行動となりました。お土産を大量に購入し、スーツケースの荷造りに四苦八苦する生徒の姿が多く見られました。

一方、高校生は現地の職業訓練専門学校(通称TAFE)でスポーツ科学、クッキング、EFL(第二外国語としての英語)のレッスンを受けました。専門的な内容を英語で学ぶという、普段の生活ではなかなか経験できないことを体験しました。また、クイーンズランド大学を訪問し、海外からの視点で日本文化を学ぶ授業を受けました。現地の学生の協力のもと、キャンパスツアーも行いました。建築からカリキュラムにわたる部分において、日本の大学と異なる点に生徒たちは興味を持ったようです。流石高校生、興味を持ったことに対して現地の学生に積極的に英語で質問やインタビューをしていました。オーストラリアのライフスタイルから日本人の生き方に疑問を持つ生徒もいて、将来は海外で暮らしたいと新たな希望を見出していました。

コロナ禍が緩和されて約4年ぶりに実施された語学研修では、初めて親元を離れて長期間生活する生徒もいました。慣れない環境で異文化体験や集団行動をすることは、生徒たちにとって大きな経験となったと思います。旅の最後にはホストファミリーとの別れが涙を誘い、「日本に帰りたくない!」という生徒もいました。今回の経験を通じて、国外への関心と視野をより広げていってほしいと願います。

 

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