掲載が遅くなり申し訳ございません。
3月18日(火)に行われた中学校の卒業証書授与式の様子をお伝えします。
桜のつぼみも膨らみ始め、暖かな日差しに春の訪れを感じる佳き日に、126名の卒業生が卒業の日を迎えました。
ご来場いただいた多くの保護者や来賓の方々に見守られながら、卒業生が入場しました。
これまでの思い出や新しい生活への期待を胸に抱きながら入場する生徒の表情は、3年前の入学式のころと比べ物にならないほど凛々しく、自信に満ち溢れていました。
国歌斉唱のあと、一人ひとりに卒業証書が手渡されました。名前を呼ばれると、立派な姿で証書を受け取り、その様子を卒業生・在校生が熱いまなざしでみつめていました。
思い返せば、中学校に入学したころは新型コロナウイルスの影響が残り、同級生や先生方とはマスク越しに出会いました。当初はお昼休みも静かに黙食を行っていましたが、制限が緩和されるとともにお友達との思い出もたくさん増えていきました。
卒業生の答辞の中にあった
「あたりまえの日常に感謝することを知りました。」
「ともに笑って泣いて、最高の思い出ができました。」
「私たちは自分ひとりの力で成長したわけではありません。壁を乗り越えるときも、努力するときも、支えてくれた周りの方々がいたからこそ成長できました。」
という言葉はとても力強く、これから卒業生がたくましく歩んでいく姿を想像させるものでした。
そして式の最後には周囲への感謝の気持ちを込めて、卒業生による合唱「YELL」が披露されました。
素晴らしい歌声に式場は感動に包まれ、温かな雰囲気で卒業式は終了しました。退場後は教室に戻り、各クラスで最後のホームルームを行います。それぞれのクラスで卒業生1人ひとりのスピーチや合唱などが披露されました。
最後のホームルームが終わると記念撮影やおしゃべりに花が咲きました。お友達や思い出がたくさんできたぶん、別れを惜しむ時間もたくさん必要でした。
日大藤沢での経験や体験は、これから先の困難や課題に対して自ら考え、仲間と協力しながら解決していくための糧となることでしょう。卒業生の未来が明るく輝くものであることを教職員一同応援しています。卒業おめでとう。