08昨年のJAXA研修に続き、サイエンスプロジェクトの一環として、中学3年生が赤平市にあります植松電機様を訪問しました。
予定では、初めに植松努社長の講演を聴くことになっていましたが、午後からの雨の予報もあり、先にモデルロケットの作成、打ち上げ実験を行いました。生徒は説明書を読みながらモデルロケットを作成しましたが、わからないことは周りの仲間と協力しながら完成させることができました。その後、それを自分の手で打ち上げ、空高く打ちあがったロケットに大きな歓声が上がっていました。
午後からは、CAMUI型ハイブリッドロケットの燃焼実験もあり、間近で見る大音量と炎の迫力満点のロケット噴射を体感でき、日常ではなかなか見ることのできない「本物」に触れる貴重な機会を得ることができました。
最後に、植松社長からの講演「思うは招く。夢があれば何でもできる。」を聴きました。「どうせ無理」ではなく「だったらこうしてみたら」で力になることや、「人間は必ず失敗するが乗り越えることで力になること」、「未来は誰にも分からないから諦める理由がない」など、生徒に勇気と自信を与えてくださるメッセージを頂きました。
今年度は多くの行事が中止になる中、このような「本物」に触れる体験学習が例年通りに行えたことは、生徒達にとって大きなプラスになったと思います。今後も社会状況を注意深く勘案しながら、このような学習の機会を確保していきたいと思います。

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