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Hokurei Science Project【Sプロジェクト】として、1/26(木)~1/27(金)に高校1年生全員で、つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)をはじめ、スペースドームやCYBERDYNE株式会社、国立科学博物館、日本未来科学館での見学など、日本の最先端技術を体感する「東京サイエンスツアー」に行ってきました。
第1日目は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とCYBERDYNE株式会社の見学を行いました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」のライブ映像が巨大なスクリーンに映し出され、それを制御する、まるで映画の世界のような運用管制室や宇宙飛行士養成エリアなど、普段決して見ることができない研究施設を直接見学することができました。また、無料展示室であるスペースドームでは、本物の人工衛星を目の当たりにしながら、それらがどのように宇宙開発で活躍しているかを学ぶことができました。
CYBERDYNE株式会社では、HAL(Hybrid Assistive Limb)と呼ばれる、身体機能を改善・補助することができる世界初の装着型サイボーグについて、実物を見ながら説明を受けました。今後考えられる活用例や発展の可能性などを映像化したビデオを鑑賞したのち、実機を腕に着けて動かすという体験をさせていただきました。自分の意思がアームに伝わり、動かすことができるという感覚に生徒たちは大興奮でした。
第2日目は国立科学博物館と日本科学未来館の見学を行いました。
国立科学博物館は、日本館と地球館に分かれていて、日本館では、日本列島の歴史や日本人と自然の関りについて、地球館では、地球の歴史や生物の進化、科学技術の発展について、実際のスケールの展示や、体験を通して学びました。企画展示の “wild fire”(野火について)や、特別展示の「身の回りの毒」も、自身の生活に身近なものの原理や人類への影響を学ぶ貴重な機会となりました。展示量がとても豊富で、大変勉強になりました。
日本科学未来館は、北海道出身の宇宙飛行士・毛利衛氏が館長を務める科学館で、ロボットアームを用いた手術の体験ができたり、インターネットの仕組みを大型の模型を用いて理解できるような展示など、実際に手を触れられる展示も多く、最先端の技術を文字通り肌で感じることができました。
通常は中学2年生で行うツアーでしたが、理系科目で多くのことを学び、感性が磨かれた高校生だからこそ理解できた、感じられたことがたくさんあったようでした。今回のツアーで学んだことが生徒たちの人生を様々な面で豊かにしてくれることを願っています。

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