iryo5月13日(土)、北星学園女子高校の生徒さん15名が来校し、本校の生徒を対象に「医療ケア児写真展」を実施してくれました。これは医療的ケアが必要な子どもの存在を知って欲しい、考え方を変えたいという想いから生まれた写真展であり、北星学園の生徒さんはこれまでも札幌市地下歩行空間や札幌市民交流プラザで同様の写真展を開催してきました。医療法人稲生会様が後援しており、北星学園の生徒さんは実際に在宅医療の現場に赴くなどして知見を広げてきました。そのような活動を通し、同世代の高校生と意見の交流をしたい、この活動をもっと広げていきたいという想いから、医療従事者を志す生徒が多い本校にもぜひ紹介をしたいということで今回の企画が行われました。
当日は中学生・高校生ともに非常に数多くの生徒が会場に足を運び、北星学園の生徒さんの説明に耳を傾け、紹介動画を真剣に見つめていました。多くの生徒にとっては今までほとんど考えたことのないテーマでもあり、このような子どもがたくさんいること、そのテーマに関心を持って主体的に動いている同年代の高校生がいることを、驚きを持って受け止めている様子でした。現役の医師を招いてのメディカルスクールとはまた違う雰囲気で、感じ取ることが多くあったのではないかと思います。
今後はこのテーマに興味・関心を持った高校生と北星学園の生徒さんとで意見交流会の場を設け、この活動に本校の高校生も関わっていく予定です。このような経験を通して、本校の生徒がまた一つ大きな成長をしてくれたと期待しています。

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