今年より始動した「北嶺カルチェラタン」の第一弾として、6月6日(月)に「関西フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者 向井航さんコンサート」を、全校生徒、保護者が参加して行いました。向井さんは北嶺中学校の卒業生であり、世界的に活躍するチェロ奏者であります。
今回は、こちらも世界的に有名なピアニストの松本和将さん、ヴァイオリニストの上里はな子さんにもお越しいただき、北嶺生のために素晴らしい演奏を披露していただきました。
モーツァルト、ピアノ三重奏曲「ディベルティメント3番」の圧巻のパフォーマンスから始まり、ヴィアニアフスキ「華麗なるポロネーズ第2番」では上里さんの圧倒的なヴァイオリンテクニックを披露していただきました。さらに生徒にもなじみのあるマルグリット・モノー「愛の賛歌」を向井さんに演奏していただいた後、フランツ・リスト「ラ・カンパネラ」では松本さんの世界最高峰のピアノ演奏を聴かせていただきました。最後に、メンデルスゾーン、ピアノ三重奏曲第1番より、第一楽章、第四楽章の3人の演奏で締めくくっていただきました。
向井さんからは生徒たちへ先輩としてのメッセージとして、「自分もかつては演奏を伝える側になるとは思ってもみなかった。やれば必ず夢はかなうと信じてほしい。」と伝えていただきました。向井さんたちの世界最高峰の演奏に生徒たちは大変感激し、割れんばかりの拍手喝采でコンサートは終了しました。
今後も「北嶺カルチェラタン」の取り組みを通し、生徒たちに同様の感動体験を提供して豊かな人間性の形成に繋げていきたいと考えております。
※出演者の詳細なプロフィールは本校HPに掲載しております。よろしければ、ご覧ください。
北嶺中・高等学校 – 学校法人希望学園 » 【北嶺カルチェラタン】関西フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者 向井 航さんコンサート (kibou.ac.jp)






7月24日(土)と25日(日)の2日間、本校において2年ぶりに北嶺祭が行われました。今年はコロナ禍での北嶺祭ということになり、中高別日での開催になりました。生徒による食品バザーが出来ない、体育館企画でもカーテンを開けて換気を徹底しなければならない、感染症対策を常に意識し、座席を離さなければならない、など例年にない制約の中で、32期高校2年生の生徒会執行部を中心に時間をかけてしっかりと準備し、無事に実施することができました。また今年で最後の北嶺祭となった高校3年生でしたが、各企画での出演はもちろん、自発的に射的や輪投げなどの縁日やボードゲームを使ったイベントを企画・運営してくれ、北嶺祭を大いに盛り上げてくれました。

7月17日(土)メディカルスクール講演会として、本校生徒の保護者で釧路労災病院副院長である整形外科医の放生憲博先生にお越しいただき、中高生100名が参加しました。腰や膝などの「運動器」を治療する整形外科の様子を、実際の症例や手術、患者さんとのやりとりの映像を交えながら大変わかりやすくお話ししていただきました。整形外科の治療を通し、放生先生が社会にどのように貢献されていらっしゃるのかを、最先端の脊椎外科治療に触れながらご説明いただき、生徒たちも専門的な内容について考える、大変貴重な機会をいただくことができました。