数おり 1月14日(月)に行われた、第29回日本数学オリンピック予選の結果、Aランク賞を得た西田耕平君(高校2年)と北山喜一君(高校1年)が、見事に本選出場を果たしました。
同日に行われた、第17回日本ジュニア数学オリンピック予選の結果、残念ながら予選は通りませんでしたが、北海道地区応募者の約1割の成績上位者として、藤原知矢君(中学2年)が表彰されました。
2月11日(月)には、本選が行われ、西田耕平君は日本数学オリンピック優秀賞(応募4423名中23位以内)を受賞し、3月下旬に行われる春合宿に招待されています。さらなる選抜をへて、国際数学オリンピックの日本代表を目指していきます。
なお、西田耕平君は、3月12日(火)に行われる、アジア太平洋数学オリンピック(APMO)にも招待されています。APMOは、太平洋を囲む国々が参加しての地域の数学コンテストで、昨年は39カ国・地域が参加しました。時差を考慮に入れてほぼ同時刻に各国で、実施されます。なお、昨年度の実績で出場資格を得ていた、高校3年生の藤井天守君も出場予定です。
北嶺生のますますの活躍を期待しています。

演奏会 高校1年生の芸術科目音楽選択者によるコンサートが、2月21日に開催されました。このコンサートはグループごとに演奏する楽曲を2、3曲決め、歌や楽器を使って演奏するというものです。
ピアノやリコーダーを始めとして、ヴァイオリンやギターに挑戦する生徒もいました。中には不慣れな楽器に挑戦する生徒もおり、授業だけではなく放課後も居残りをして楽器や歌の練習をしている姿が毎日のように見られました。
当日の演奏会では練習の成果を存分に発揮し、すべてのグループが素晴らしい音楽を奏でていました。鑑賞した先生方も彼らの演奏に魅了されていました。
普段は見ることのできない生徒たちの多才な一面を垣間見ることができた演奏会でした。

非行防止 2/18(月)1時間目、豊平警察署生活安全課少年係の方に来ていただき、インターネット・SNS利用時の危険性や注意点、薬物乱用についてパワーポイントや映像資料を使って講演していただきました。
インターネットやSNSの利用については、同年代の中高生の中で実際に起こった事例を挙げていただき、軽はずみな考えや行動が犯罪につながってしまうというお話をしていただきました。
また、薬物乱用については、実際に薬物を使うとどのような危険があるのかについてお話をしていただきました。

第一野球 北嶺の兄弟校である、札幌第一高等学校の野球部が見事春の選抜大会への出場を決めました。北嶺からも、兄弟校の甲子園での活躍を祈願し、全校集会にてエールを送りました。第一高校の菊池監督から感謝の言葉があり、キャプテンの大平君からは「チームの強みである打撃力を生かして、戦ってきます。ぜひ甲子園での試合を見守ってください。」という決意表明がありました。
北嶺からは前生徒会長の中山君と現会長の宮田君からエールの言葉を送りました。兄弟校の生徒たちの雄姿から良い刺激を受け、北嶺の生徒達にも勉学に部活にと打ち込んでほしいと思います。

雪まつり 2月11日(月)の夜、青雲寮恒例の「雪まつり見学ツアー」を行いました。約100名がバス3台に乗り込み、会場の大通り公園へ向かいました。−8℃で寒風が吹き付ける中ではありましたが、屋台で温かい食べ物を頬張りながら、プロジェクションマッピングなどに彩られた雪像やスキーのアクロバティックなフリースタイルなどの催し物を見学し、札幌ならではの「祭り」を楽しめたのではないかと思います。特に本州出身者は初めて見る雪像に大はしゃぎでした。
夕食は1・3年生が中華のコース料理、2年生がしゃぶしゃぶ食べ放題と、雪祭り同様、盛り上がった食事会となりました。
身動きが取れないほど観光客が多い中でのレクレーションでしたが、青雲寮生は集合や団体行動、食事のマナー等、規律正しい行動をとり充実した楽しい行事となりました。

スキー終了 1月28日(月)から始まったスキー授業が、2月8日(金)に終了しました。今年度はインフルエンザの流行による学級・学年閉鎖の影響を受け、2年生が1回中止となりましたが、全学年無事終了することができました。また、大きな事故もなく、良いコンディションの中で生徒たちは伸び伸びとスキーに親しむことができました。スキー授業では、多くのインストラクターの先生方にお世話になりました。ありがとうございました。

メディカル河野さん 平成30年度2月のメディカルスクール講演会を実施しました。今回は、北嶺8期生の先輩であり、北海道大学大学院医学研究院助教である河野通仁(こうのみちひと)先生に「膠原病ってどんな病気?translational researchの重要性」という題でご講演いただきました。河野先生の専門の膠原病とは、何らかの自己免疫反応により、全身に分布する結合組織を中心に炎症が生じ、全身の臓器に障害をきたす原因不明の病気です。先生は研修医時代、このようにまだまだどうしても直せない病気があるということに気づき、後期研修後大学に戻り研究の道に進まれ、現在は臨床と基礎研究の橋渡しをするtranslational researchに従事されています。また、河野先生は2015年からハーバード大学医学大学院、ベスイスラエルディーコネスメディカルセンターで膠原病の研究をされていました。現5、6年生は修学旅行の際ボストンで河野先生にお会いし、お話を聞く機会がありました。
講演の最後には、「自分の理想の医師像を持ちそれに向けて努力をしてほしい、一生情熱を注ぎたいと思う仕事、分野を見つけてほしい、心を成長させ、仲間を大切にしてほしい」というメッセージをいただきました。講演終了後には直接先生に質問のある生徒が列を作っていました。
河野先生はお忙しい中後輩たちのために駆けつけて下さいました。ありがとうございました。

スキースタート 1月28日(月)から「スキー授業」が始まりました。「札幌国際スキー場」にて、中学1年生から高校2年生が2回のスキー授業に取り組みます。スキーは北海道ならではの地域スポーツであり、北嶺では毎年スキー授業を実施しています。
スキー授業では、生徒を上級者からA、B、C、Dとレベル別に班編成を行っており、習熟度に応じたコースを教員・スキーインストラクターの指導のもと、安全に楽しく滑って技術の向上を図っています。

今村 5年1組今村涼太君が、HARVARD&YALE MODEL UNITED NATIONS DELEGATION(ハーバード大学、イエール大学での模擬国連)に参加しました。模擬国連とは、参加者が国連内の各委員会に分かれ、それぞれ各国の代表となり、実際の国連での議論の手順に従って、一つの問題に対して解決策を見つけ出すものです。
英語のネイティブスピーカーを含む世界中の高校生と、実際に現在世界が抱えている問題に向き合い、参加者の様々なバックグラウンドや異なる意見を理解し、それを一定の流れに沿って融合したり妥協したりするプロセスを体感しました。グローバル化が進み国際情勢が複雑化する中、世界各国の多様な意見に耳を傾け、多くの議論を重ねながら一つの解決策を提示する経験ができたことは大変貴重であり、今村君が国際人となるための大きな一歩となったことでしょう。

センター試験 大学入試センター試験が1月19日(土)、20日(日)に行われました。今年の北嶺現役生の試験会場は北星学園大学でした。試験の朝、谷地田校長、高3の担任を中心とした先生方が現地に激励に行きました。多くの生徒が良い表情で、「よく眠れた。準備は万全です。」と頼もしく話してくれていました。北嶺生達は持てる力を遺憾なく発揮してくれたことでしょう。センター試験の後には国公立大学の出願校を決定し、前期試験直前の2月21日まで2次試験向けの特別授業が行われます。演習、添削指導、面接・集団討論指導を通してラストスパートです。北嶺生は例年この期間に飛躍的な伸びを見せてくれます。北嶺生のここからの健闘を心から祈っています。

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