1月25日(木) 2年生は大相撲初場所の観戦に行ってきました。
当日は都内の電車を複数回乗り継いでの現地集合でしたが全員しっかりと時間までに集合でき、頼もしさを感じることができました。

午前中は両国界隈にあるすみだ北斎美術館や東京都復興記念館でフィールドワークを実施、昼食をとった後は両国国技館へ移動し大相撲観戦です。今場所は横綱も出場しており、迫力ある土俵入りを見た生徒たちは口を揃えて「すごい!」「かっこいい!」と興奮していました。最初はお土産選びや名物のちゃんこ・焼き鳥などに夢中で相撲には興味がなさそうだった生徒たちも、次第に白熱していく取組みを見て、観衆と共に作り上げる独特の雰囲気や、日本人が大切にしてきた「真剣勝負」に見入っていました。

7月歌舞伎鑑賞、12月京都・奈良研修などを通して、「日本の伝統文化を学ぶ」がテーマだった2学年。その集大成として日本の国技である大相撲を間近で観戦できたことはとてもいい経験になったと思います。

 

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1月18日( 木)、大相撲観戦の事前学習として鹿島建設株式会社から両国国技館の特徴について学びました。まず、建設業とは何かというところから授業は始まります。東京駅丸の内駅舎保存・復原工事や埼玉スタジアム2002建造など、スーパーゼネコンならではの巨大建造物を作っている会社だと知り驚いた生徒が多かったようです。また、設計・資材調達・大工・安全管理など多くの人々の力を結集することの大切さを学びました。大相撲観戦で訪れる両国国技館でも安全性や環境への配慮に工夫がされていることを知り、実際に行って見てみたいという気持ちが高まったようです。最後にお聞きした宇宙移住に関する「ルナグラス」のお話も大変興味深く、多くを学んだ90分となりました。

鹿島建設

鹿島建設2

1月 16 日(火)、華為技術日本株式会社が来校して2年生が取り組んでいるビジネスチャ

レンジを見学されました。授業では、華為(ファーウェイ)が提供した教材を使いながら、最新の情報通信技術が社会課題をどのように解決しているか国際的な事例を学んだ後、生徒たちは情報通信技術を生かしたビジネス案を考えて発表しました。

その後、交流会ではDX、カーボンニュートラル、自動運転、メタバースなどのお話をして

いただき、生徒たちは世界の最先端技術について理解を深めたようです。

華為1 華為2 華為3

1月13日(土)に百人一首大会を実施しました。
百人一首大会は実施形態を変えながらもコロナ禍を乗り越えた、開校よりずっと続く附属中伝統行事の1つです。

1回戦は学年対抗戦、2回戦は1回戦の成績をもとに3学年混合で対戦をします。初めて参加した1年生は3年生の札を取るスピードにやや押され気味でしたが、合間に歌の覚え方を教えてもらったりと来年に向けてモチベーションが上がる、いい機会にもなったようです。

2学期末から授業において自分の勝負の一首を決めたりと、時間をかけて取り組んできた百人一首。今年も生徒たちの真剣なまなざしや楽しそうな姿を見ることができました。ペーパーテストも頑張ろう!

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12月の京都奈良校外研修中に、古都フィールドワークを実施しました。生徒たちは事前に京都の地図の断面図を作成して京都の高低差を確認したり、ハザードマップから寺社の立地条件を考えたりしました。その上で現地を訪れ、「上がる」「下がる」や寺社が水害に強い場所に立地していることを体感できました。

また、社会の授業で学んだ景観保護や無電柱化に取り組んでいる場所を探しました。学校に帰ってきてからどんな場所で景観保護や無電柱化が行われているのかを話し合い、清水寺・嵐山・京都駅周辺で特に重点的であると気づきました。これらの場所で観光客が多いのは偶然ではなく、色々な人々の努力によって伝統的な景観が維持されているため、世界中の人々が訪れる魅力的な場所であると考察することができました。

さらに、訪日外国人へのインタビューも行い、「日本文化の魅力」や「海外のエコ活動」などについて情報を収集しました。実際に京都を訪れたことで気付けたことが多くあり、生徒たちも大きく成長したようです。

古都FW③

古都FW②

 

 

古都FW①

 

12月11日(月)~13日(水)に、京都奈良校外研修に行ってきました。

今年は奈良の行程に初めて法隆寺が入り、最古の建造物に生徒たちは圧倒されていました。東大寺と興福寺では奈良のガイドさんの幅広い知識とユーモアあふれる案内のもと大仏殿や阿修羅像などを見学をしました。夜の写経体験では、1時間近く誰もしゃべらず、集中して真剣に取り組む姿が印象的でした。

2日目は、朝早くから知恩院でのおつとめに参加しました。浄土宗総本山の荘厳な雰囲気に圧倒され、朝から背筋が伸びる貴重な体験ができました。班別行動に出かける頃、少しだけ雨が降りましたがお昼前には上がり、自分たちで考えたルートをタクシードライバーさんに案内してもらい、夕方にはたくさんのお土産とともに満足そうに笑顔で戻ってきました。またこの日の夜は、河村能舞台で能教室に参加をし、代表生徒たちが舞台で能を体験しました。間近で初めて見る能の魅力に生徒たちは引き込まれ、貴重な時間を過ごすことができました。

3日目は北野天満宮、金閣寺、そして東寺を見学しました。京都を代表する歴史的な寺社仏閣に生徒たちは感銘を受けていたようです。またこの旅行では、17期生が1年を通じて取り組んでいるビジネスチャレンジの一環として、様々な場所で外国人の方々へのインタビューを実施しました。日々学んでいる英語を使って楽しそうに会話をする姿にも成長を感じることができました。

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12月19日(火)、日本郵船株式会社による出前授業を行いました。1時限目は日本郵船の仕事内容を授業していただきました。船や船員の種類、目的地や航路の特徴など、「陸」とは違う「海」のお話は全てが新鮮でした。特に、生徒たちは船の中の国際性に驚き、「初航海の上司はインド人で、いきなり持った部下はフィリピン人だった」というエピソードが印象に残ったようです。2限目は操船シミュレーターを使用して、海運業の大変さを実際に体験しました。船にはブレーキもなく、急ハンドルを切ってもすぐには曲がることができません。また、夜間や雨天時の視界の悪さは絶望的でした。生徒たちは、身近な製品や原料、エネルギーが安定的に輸入されることの有難さを深く理解したようです。

日本郵船1 日本郵船2

11月18日(土)、生徒たちによる京都奈良校外研修事前学習発表会を行い、保護者の方々にご覧いただきました。生徒たちは本当によく頑張って調べてくれ、様々な工夫も凝らしてくれました。12月に京都奈良を訪れる前に質の高い事前学習ができたことを嬉しく思います。また、各クラスで優秀賞を決定しましたが、今年度は近畿日本ツーリスト様にご協力いただき、さらなる審査を行っていただきます。代表生徒6名の発表映像とPPTが評価対象です。外部の方の意見をいただくことでさらなる刺激になればと考えています。

事前学習1

事前学習2

11月7日(火)、東レ株式会社による出前授業を実施しました。1限目は各クラスで中空糸膜を用いた実験です。絵の具の色水を濾過して透明な水にできたことに生徒たちは驚いていました。また、炭素繊維と鉄板のサンプルを触りながら、その利点について学習することができました。2限目は東レ社員によるキャリア講演会です。東レの繊維が衣料のみならず医療品、航空機、スポーツ用品など幅広く利用されていたことを初めて知る生徒が大多数でした。また、繊維を作る「理系」の仕事以外に、営業や事務、省庁への出向といった「文系」も大企業には必要不可欠であることも生徒たちの視野を広げたようです。

講演後には自主的に質問に行く生徒もおり、繊維製品のリーディングカンパニーが誇る技術力を深く実感できた2時間となりました。

東レ1

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