中学1年生を対象に、スクールカウンセラー鈴木による心理教育「上手に気持ちを伝えよう!―自分も友達も大切にするコミュニケーション術―」を行いました。授業の主なねらいは、①気持ちを言葉で伝えることの大切さに気づく、②ただ伝えるのではなく言い方によって相手の気持ちが変わることを知る、③メールのマナーを学ぶ、という3点でした。自分も相手も気持ち良くなるような伝え方を、具体的な実例を用いて練習しました。メールのマナーについては、メールによる誤解をなくすために、「分かりやすく、ていねいに書く、強い言葉、紛らわしい言葉は使わない」ことを具体的な実例を使って学習しました。担任の先生にも登場してもらい、ロールプレイも行いました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、100%の生徒が「授業は役に立った」と答え、97%以上の生徒が「興味を持って授業を受けた」、「授業で学んだことを自分でも使ってみたい」、「メールのマナーを理解できた」と答えた。生徒の感想からは、「上手に伝えられないと誤解されてしまうと思うから、きちんと伝えられるように考えてこれからも友達と仲良くしたい」「人にうまく自分の気持ちを伝えられないことがあるから、これから学んだことを使っていきたい」「自分は強い口調で言ってしまうことがあるので、これからは気をつけたい」という意見が見られました。

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