月1日〜3日、ツーリズムゼミでは昨年に引き続き中学生を対象にアクティブラーニングキャンプを群馬県南牧村で実施しました。

今年のテーマは「富岡製紙場と日本の近代化」と「南牧村の自然に親しむ」です。

事前学習として6月には蚕の飼育を行いました。蚕が繭を作るところまでを観察していたので、改良された養蚕の道具などのお話しも大変面白く聞くことができました。(写真は学校での飼育の様子)

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7月には事前学習会を開き、富岡製紙工場や南牧村についての基礎知識を学びました。

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8月1日 
絹遺産群の一つである高山社跡を見学しました。ここは高山長五郎が養蚕法の改良を行なった高山社発祥の地です。ここで確立された「清温育」という養蚕法は良質な繭の安定供給を可能とし全国に広まりました。

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蚕の飼育をして蚕が上にのぼる性質を知っていたので、「回転まぶし」の説明も納得して聞くことができました。

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お昼は下仁田名物のカツ丼です。

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午後は富岡製糸場の見学です。話題のCG映像ガイドツアーを体験しました。

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夕食後は南牧村に移住した方たちから南牧村への思いをお聞きしました。

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8月2日
近くの線ヶ滝まで朝の散歩をしました。途中で「星尾風穴」も見学しました。穴のそばによると冷蔵庫を開けたときのような冷気が気持ちよかったです。ここも世界遺産の「荒船風穴」と同じように蚕種(蚕が卵を産み付けた紙)を保存し1年間に何回も養蚕ができるようにしていたそうです。

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線ヶ滝は南牧村三名瀑の一つです。

落差35メートルの黒灰色の岩肌を白い線を描くように流れ落ちます。
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午前中は、在来種のコンニャク芋粉を用いてのコンニャク作りを体験しました。

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昼食は、村で捕れた鹿肉のカレーです。

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午後は宿の裏を流れる南牧川で自然のウォ–タースライダーを楽しみました。

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8月3日 早起きして岩魚釣に挑戦。岩魚の姿は見えているのですが、釣るのはなかなか…。

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お世話になった宿の方たちに参加者からのメッセージカードをお渡ししました。

帰途には下仁田のジオパークの1つを見学しました。ここは断層が滑ってずれた跡がはっきりと残っている場所です。

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南牧村や下仁田町がコンニャクで栄えていた往時が偲ばれる料亭で、昼食は「炭火焼き鶏重」に腹鼓を打ちました。

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