中学3年の理事長講座が行われました。
今回のテーマは「高校進学への心構え」です。

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前半では、夢を実現させるために必要となる「夢7原則」がなぜ大切なのか、渡邉理事長・校長先生からひとつひとつを丁寧に説明しました。

一つ目の「『どうしても』叶えたい夢を持つ」は、理事長・校長先生の原点です。
「どうしても叶えたい」夢であることが重要で、「いつか叶えばいい」と思っている程度では叶う確率が低いことを伝えました。

二つ目の「夢に日付を入れる」ことも夢の達成には欠かせません。成果を出せる人は常に引き算、割り算をします。夢を叶えたい時期を明確にし、引き算で現在との差異、割り算で日々のやるべき事を明確にすることが、夢達成に必要です。

三つ目は「勉強し、計画化する」、四つ目は「カラーでイメージする」、五つ目は「あきらめない」です。夢を叶えるためには、ただ漠然と思っているのではなく、本を読み勉強し、具体的になりたい自分を想像して決してあきらめないことが大切です。
また、経営における勉強では、その業界の手本となる会社の経営手法を学ぶベンチマークが重要になるそうです。

六つ目は「運を味方にする」です。成功するためには、どうしても叶えたい夢を持ち、夢に日付を入れ勉強したうえで、運が必要だと言います。運は神様が応援したくなるような努力を続けた人に自然とついてくるものとのことでした。

そして最後は「夢を追うプロセスの中で成長する」です。夢を追いかける中で様々な勉強をし、成長すること。夢を叶えることも重要ですが、その中で成長し続けることも非常に重要であることを説明しました。
以上の7つが夢を叶えるために必要な原則です。

後半では、仕事とSDGsの関係性について話していただきました。
理事長・校長は、「仕事は好きなことであり、楽しいことであり、ありがとうを集められることでないといけない」と強調してお話ししました。ここで、ありがとうを集めるための指標となるのがSDGsです。
郁文館が「SDGs教育日本一」を掲げている理由は、これからの時代は社会問題を解決しながらビジネスに繋げることができる企業が成長し、その人材を育成することが重要だからです。本講座では理事長・校長の行っている事業とSDGsがどのような関係にあるのか教えていただきました。

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今回の理事長講座では、周りの人が高校に行くからという何となくの理由で高校へ進学するのではなく、確固たる目的を持って進学することの重要性を学びました。
生徒たちは夢7原則とSDGsを学ぶことの意義を再確認でき、誇りを持った面持ちで今後の中学校卒業式と高等学校入学式を迎えることでしょう。

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