5月12日のiPclass校長ホームルームでは、最近世論で話題となり、いろいろな立場からの意見が出ている「東京オリンピック・パラリンピック」の開催について生徒たちが意見を出し合いました。

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まず、賛成なのか反対なのかを聞いてみたところ、賛成9、反対11という均衡したクラス内意見の状況であることがわかりました。

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賛成の理由としては、「スポーツ選手ももちろんだが、開催に係わるすべての関係者の仕事にも影響が出てしまうから」という意見もありました。

反対の理由は、やはり「日本人だけではなく海外の人々が集まることによってクラスター発生などの心配があり、命には代えられないのではないか」という発言がありました。

校長からは「正解がある問題ではない」ことを前提に伝えられ、視点のヒントとして「思考の三原則」という考え方がレクチャーされました。

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<思考の三原則>
1、多面的に考える … いろいろな立場の人の気持ちになって考える
2、長期的に考える … 目の前の損得でなく長い目で見てどうなのかを考える
3、根本的に考える … 議論されている事柄のそもそもの理念や「何のために」という根本の目的に戻って考える

この「思考の三原則」の視点をもって、「東京オリンピック・パラリンピック」の問題や、これから起こる様々な事象に対して自分の意見を考えてみるよう、生徒たちに投げかけてHRを終えました。

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