先日のiPclass校長HRでは、現在のコロナ禍における企業の財務体制についてがテーマで、生徒たちには少し難易度の高い話でした。

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新型コロナウィルス感染拡大が始まった頃の企業への支援は「貸付」で良かったのですが、長期化して2年目に入るこれからの企業への支援は、「資本」への支援が重要となってくるとの内容でした。
これまでの「貸付」ばかりの支援では、債務超過に陥る可能性があります。
日本政策金融公庫等が実施している資本性ローンなどが最近注目を浴びていますが、貸付として「負債」となる支援ではなく、「資本」へ組み入れられる資本性ローンでの支援が有効であるという校長の説明に、生徒たちは難しいながらも日経新聞のその個所をマーカーでなぞる等、必死についていっている様子でした。

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上場している企業の経営者でもある渡邉校長が、貸借対照表(バランスシート)を用いて企業の実際の財務についての仕組みを説明し、貸借対照表についても丁寧にレクチャーしました。中には用語を理解している生徒もいて、校長もビックリした様子でした。

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日本の未来を担う教育を受けているiPclassの生徒たちにも、全部を理解することは難しかったかもしれません。しかし、それでも目を輝かせながら校長の話を聞いている様子を見て頼もしくも感じた今回のホームルームでした。

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