農業研究会の生徒たちは、日本最大級の有機農場を展開するワタミファームの方々に直接指導いただきながら、郁文館の屋上農園でサツマイモの苗植えを行いました。

本校の農業研究会が行う農作業は、一般的な苗植え体験とは異なり、土を耕すところからスタートする本格的なものです。

土地作りを終えた後は、ファームの方々に教わりながら、細長く盛り上げた栽培床(畝)を作りました。 これにより水はけをよくし、また栽培場所と通路の区別をすることで、野菜の生育管理がしやすくなります。

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出来上がった畝の上には、地温の調節・雑草抑制・乾燥防止・病気予防などの効果が得られるマルチシートと呼ばれる資材で畝の表面を覆います。シートの両端を生徒2人で持ちながら、協力して設置しました。

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最後には、農業研究会が苗植えを行っている噂を聞きつけた生徒らが、屋上農園に集まり、農業研究会の生徒だけでなく他の生徒も一緒に協力しながら苗植えを行いました。

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下級生は、初めて扱う道具が多い中で、懸命に作業に取り掛かり、上級生やファームの方と積極的にコミュニケーションをとっていました。
また、高校3年生の生徒らは、下級生に優しく教えながら楽しく苗植えを行い、「農業は受験勉強の息抜きになる!」と笑顔で話す姿が印象的でした。

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今回農業研究会が植えたサツマイモは、文化祭での収穫を予定しております。
サツマイモが元気に育ち、遊びに来てくださった方が収穫体験できるように、これからの農業研究会の活動に期待です。

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