毎年9月末の国連総会の会期に合わせた1週間は、国連のSDGs週間にあたる「Global Goals Week」です。
持続可能な開発目標(SDGs)の推進と達成に向けて、意識を高め、行動を喚起するこの期間にあわせ、郁文館では毎年「Global Goals Week」を開催しています。

本校では、「SDGs教育日本一」を掲げ、全教科・カリキュラム・学校行事をSDGsの17項目と紐づけ、「出来ることから」「身近なことから」をテーマに実践型SDGs教育を進めております。

今年度は9月22日(月)からの一週間をGlobal Goals Weekとし、SDGsに関心の高い生徒有志によって設立された「SDGs委員会」を中心に、校内での啓もう活動を行います。
今回は、郁文館の学食「夢食堂」にスポットを当て、大豆ミートやプラントベースエッグなどを使ったSDGsメニューをご紹介します!

  • 大豆ミート:動物の肉を使わず、植物から作られる植物性代替肉。
  • プラントベースエッグ:鶏卵は使わず植物由来の原料によって作られた代替卵。主に人参やインゲン豆、豆乳などを使用し、色付けはターメリックや人参によって自然に再現しており、着色料は不使用。

これらの食材は、アレルギーやビーガン対応といった観点にとどまらず、環境負荷の軽減や世界的な人口増加に伴う食料問題の解決策としても注目されており、近年は日本国内でも健康志向の高まりを受け、企業による商品開発が進んでいます。
今年は以下の4種類のメニューが販売されます。

プラントベースエッグのオムライス
ソイミートのハヤシライス
白身魚のフリット ラビコットソース
1.5倍盛!ソイミートソースパスタ

販売開始に先立ち実施された試食会には、職員だけでなく今年度からSDGs委員会の生徒も初めて参加!
実際に味わいながら意見を交わし、生徒目線での提案が飛び交いました。

さらに、試食会に参加した生徒たちが中心となり制作したポスターは、学内に掲示されています。生徒自身が感じた、メニューのおすすめポイント紹介が入ったポスターです。
郁文館では、普段から身近にSDGsを意識できる環境づくりを進めており、Global Goals Weekはさらにその学びを深める機会となります。
今回の取り組みを通じて、生徒が社会課題を自分ごととして考えるきっかけとなることを願っています。

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