文責:スクールカウンセラー 中根由香子

 中学2年生の夢合宿期間中に、スクールカウンセラー中根と担任の先生による心理教育「意見・考えが対立したときに上手に解決しよう!」を行いました。

授業では、①意見が対立したときの解決方法を考える、②大きなトラブルにならないような妥協案を考える、という2点を学びました。前半と後半に分け、前半をスクールカウンセラーによる全体授業、後半は各クラスに分かれてグループワークを行いました。

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前半では、はじめに日常的に起こりやすい2つの場面を提示しました。次に、スクールカウンセラーが講義し、「意見の対立解決シート」を使い、1つ目の場面についてみんなで解決策を考えました。後半では、クラスごとに、担任の先生主導で2つ目の場面について解決策を考えていきました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、97%の生徒が「興味を持って授業を受けた」と答え、99%の生徒が「授業は役に立った」と答え、96%の生徒が「授業で学んだことを自分でも使ってみたい」と答えました。生徒の感想としては、「意見がすれ違ったとき、どのようにすればよいかわかった」「この授業で沢山の解決方法があるのだとわかった」などがありました。また、「すごくよくある場面だった」など、設定した場面が生徒の実態にあっていたことが伺えました。「人の意見が聞けてよかった」といった意見も見られ、クラスで話し合う時間をもうけたことが有効であったことがわかりました。

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