3月に中学1年生~3年生を対象とした心理教育が担任の先生によって行われました。

1年生は「エンジェル・アクティビティ-友達に秘密のプレゼントを贈ろう-」でした。1週間、クラスメイトが喜ぶことを考え、こっそり行動に移す活動です2年生は、「秘密の友達に言葉のプレゼントを贈ろう・自分から自分へのメッセージ」を行いました。1週間、クラスメイトを観察し、良いところ・素敵だと思えたことをメッセージにして渡す活動です。友達からのプラスのメッセージを受け取った後に、自分が今年度頑張ったことを振り返る活動も行いました。3年生は、クラスによって異なり、「秘密の友達・上手な話のきき方」か「私たちの得た宝物」を行いました。「私たちの得た宝物」は、輪になって「あなたがいたおかげで…」に続く言葉をグループ全員分、順番にまわして用紙に書いていく活動でした。

いずれの心理教育も、進級・進学を前に、友達から肯定的な言葉をもらうことで,自己価値感を高め、クラスメイトがお互いのことを考えて過ごすきっかけを作り、自分や相手を大切にする気持ちを持つことなどがねらいでした。

ga1504071.jpg ga1504072.jpg ga1504073.jpg

生徒に実施した事後アンケートでは、どの学年も95%以上の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」と答えました。生徒の感想としては、「自分の意外な面が見つかって嬉しかった」「相手をほめたり自分がほめられることによってお互いに自信がついていくと思った」「友達の良い所を見つけられるようになった」といった意見が多く見られました。自分や友達の良い所に気づくきっかけとなり、お互いに肯定的な気持ちを抱けたことがうかがえました。

ページ
TOP