11月7日に、中学3年生にとっては中学校生活最後となる理事長講座がおこなわれました。

今回のテーマは「高校進学への心構え」です。

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中学3年生は自分の夢に関する卒業論文も書き上げ、いよいよ高校進学へ向けて進路選択をしていく時期になります。何のために高校へ進学するのかという目的意識の重要性、将来に向けてビジョンの描き方、その際に絶対に覚えておいてほしいポイントなどを、渡邉理事長がこの講座を通じて生徒たちに伝えました。

講座の冒頭では、渡邉理事長が中学生だった頃の生活について触れ、自分はどのような目的意識をもって高校進学をしたのかについて話しました。

「どうしてもやりたい好きなこと、得意なことを見つけること」「1日3時間が起こす奇跡」について、「現在の自分があるのは高校時代に目的意識を持って生活を送ることができたからである」ということについて話し、

「たとえ自分がやりたいことを見つからなくても、見つけようと意識することが大切だ。どうしてもやりたいことなら、どんなに大変でもやり続けられる。それが奇跡を起こす3時間だ。」と、夢を持つことの大切さ、夢を追うプロセスの大切さについてのメッセージを生徒たち届けてくれました。

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続いて「夢7原則」のひとつひとつの項目を、具体例を挙げて中学3年生がわかりやすく、そして「自分もやってみよう!」というスイッチが入る形で伝え、生徒たちは普段から持ち歩き、毎日使っている「夢手帳」の本当の意義や良さを改めて感じることができておりました。
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その後、今年度から学校全体で特に力を入れて取り組んでいる持続可能な社会を創ることを目的とした「SDGs」について、実例を数多く交えて生徒たちに分かりやすい解説し、生徒たちはこれまで以上にその意義と重要性を多くの側面から感じることができました。

また、講座の随所に渡邉理事長から生徒たちへのプラスαのメッセージがあり、何より渡邉理事長自身の夢についてパワフルに語っている姿から、「世の中に対する高いアンテナと自分の中の確かな価値観」の両方が大事なことなど、今回のテーマ以上の学びを生徒たちは得ることができたと思います。

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最後には、恒例の質疑応答コーナーがありました。中学1,2年次は質問することに躊躇していた生徒たちも成長し、具体的な進路や夢に関することから経営に関するものまで様々な質問が飛びだしました。また、今年は「自身の夢とSDGsとの関連性」についての質問が多かったのも興味深い点でした。

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生徒たちは改めて「何のために高校に行くのか」という問いを自分に投げかけ、もう一段階深く考えていくきっかけを今回の理事長講座を通じていただきました。中学3年生たちが卒業までの時間をより濃いものとし、充実した高校生活につなげていくことを期待します。

郁文館中学校のグローバルリーダー特進クラスでは、10月30日より、長野県にある本校研修施設【鴻夢館】にて4泊5日のキャンプを行っています。

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Leaders Campというこのキャンプでは、普段の受業ではできないたくさんのアクティビティを1年生2年生合同で行います。

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この日は鴻夢館付近の自然物で作るアートのアクティビティを行いました。東京ではなかなか見られない自然に身を預け、自分たちの感受性を高めながら生まれた作品の数々からは、子どもたちの創意工夫が見られます。

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全員が活躍し、お互いの良さを知ることをテーマに、Leaders Campの中で子どもたちは成長していきます。

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また、別日には『約2キロの氷を2時間以内に溶かしてみよう!』というテーマのサイエンス実験が行われました。

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手を使わずに如何にして早く氷を溶かすかを炭酸や熱湯、レモンにグレープフルーツ、入浴剤にホッカイロなど30近くもの選択肢があるなかで、生徒たちは仮説を立てながら実験に臨みます。

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実験後は理科の先生とネイティブの先生によるフィードバック解説の時間でも、多くの生徒が手を挙げては先生に質問を投げかけていました。

Leaders Campでは、プログラムのほとんどがクラス・学年合同の活動になっています。プログラムを通じてたくさんの生徒たちと交流する中で、子どもたちの主体性と協調性は磨かれていき、夢を叶える力が育っていきます

10月22日(火)~30日(水)にかけて、郁文館中学校2年生の夢合宿が行われました。

(グローバルリーダー特進クラスは10月25~11月3日の実施)
場所は長野県東御市にある、郁文館夢学園奈良原研修センターの「鴻夢館」です。

今回の夢合宿のテーマは「継続・判断・計画化」です。

生徒全員がこの夢合宿を通じて規則正しい生活習慣を身につけながら、来年度に控えている留学に備えたプログラムなどをこなしていきました。

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イングリッシュキャンプでは、ネイティブの先生を招き、オールイングリッシュでコミュニケーションをするという難しいプログラムに挑戦しました。中学2年生教員陣もすべて英語で生徒とコミュニケーションを取りました。最終日には英語でのスピーチを行い、自分の夢について英語で語ることができるようになりました。
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予定していた野外調理は、あいにくの雨模様となり、屋内での野菜のカットとなりました。料理が得意な生徒がリーダーシップを発揮するなど、日常の学校生活とは異なる一面が見られました。また、食育も行われ、生徒全員が真剣に聞いていました。

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バングラデシュ交流プログラムではアートマイルを作成しました。

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アートマイルとは、日本・バングラデシュ両国の生徒が半分ずつ絵を作成し、それぞれをつなぎ合わせたときに1枚の大きな絵になるものです。

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EQプログラムでは、クラスごとの特性に合わせたアスレチックを行いました。クラスが一丸となり達成するもの、個人が輝けるものなどがあり、どれも仲間を応援することで連帯感を強められるプログラムでした。

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農林業プログラムでは、鴻夢館周辺の生き物観察やジャガイモ掘り体験などをすることができました。自然に触れることができ、自然を守ることの大切さを肌で感じました。また、室内での心理教育は、各クラスで人権擁護の標語を決めました。いじめについての共通認識を深めるとともに、その予防策について考えることができました。

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また、農林業実習でお世話になっている農場の方からご厚意でカボチャをいただきました。合宿後半では、ハロウィンが近いこともありカボチャをくり抜きランタンを作成しました。

生徒たちにとって、1週間以上の宿泊は初めての経験でしたので、不安もあったことと思います。しかし、生活習慣も身につけることができ、仲間と声を掛け合い主体的に行動できるようになりました。閉校式ではどの先生も、成長できた生徒たちの様子を褒めていました。

10月19日に、中学2年生を対象とした「第4回お金科講座」が行われました。

郁文館中学校の「お金科」は、「お金をコントロールし、豊かな人生を送る」ことを目標にし、人生のマネジメント力を養成するための講座です。

今回は、社会科主任の北澤教諭が講師を務めました。テーマは「お金のトラブルに巻き込まれないためには」です。カードローンや特殊詐欺など消費者教育に重点を置いた講座でした。


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まず、10月からスタートした消費税増税と軽減税率の話から講義は始まりました。北澤先生の問いかけに答えられる生徒が多く、日頃のNIE(新聞を用いた授業)の成果が出ていることを実感しました。軽減税率は何のために導入されたのか、導入により何が変わるのかなどを、動画等を交えた中学生にも理解しやすい解説でした。

また、途中に行われたワークでは、1人ひとりが主体的に頭を動かし、ワークシートにまとめることができました。活発な意見交換があり、積極的な姿勢が見られました。

クレジットカードについても、その有用性と危険性を充分に理解できました。計画的に消費活動を行うための具体策を生徒たちはしっかりと学ぶことができていました。 

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最後は詐欺被害について、10代がどのような詐欺に遭遇しているのかを実際のデータから分析し、皆で詐欺にあわないようにする方法を確認しました。近年の詐欺は巧妙になっており、このような金融教育や消費者教育の必要性を改めて実感しました。

~~過去のお金科講座~~

第1回 講座   第2回 講座   第3回 講座

郁文館中学校のグローバルリーダー特進クラス(通称:GL特進クラス)では、難民の方々へ私たちの使わなくなった洋服を届ける『服のチカラプロジェクト』という活動を行い、今年で三年目を迎えます。

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 この秋、昨年度までの活動が評価され、国連UNHCR協会が文京シビックセンターで催した、難民の生き抜く意思をテーマにした映画祭『Will2Live映画祭2019』において本校の活動を展示させていただくこととなりました。

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 プロジェクトメンバーもこの映画祭を見学し、難民への理解を深めました。世界のためにできることはなにか、郁文館では考え続けていきます。

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先日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、宇宙科学研究所太陽系科学研究系准教授の高島健様をお招きし、「太陽系探査がめざすもの~探査は科学?考古学?~」というテーマで、サイエンス達人ライヴを開催しました。

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 高島様より、太陽系に存在する惑星・小惑星の謎、宇宙開発や探査は「理系」の仕事なのか、それとも考古学なので「文系」の仕事なのか、太陽系・生命の歴史を紐解くことは一体何に結び付くのかなど、宇宙科学研究の視点から様々なお話をお伺いしました。

 また、太陽系に関するJAXAの秘蔵映像も拝見することができ、とても貴重な体験になりました。

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生徒から絶え間なく質問が出て、充実した会となりました。

以下に生徒の感想を一部抜粋します。

“高島先生が誰も見ていないものを見るのが仕事のやりがいだとおっしゃっていたのが印象に残りました。宇宙という学問は完全に理系かと思っていましたが、時期によっては文系の学問になるのが驚きました。宇宙については今まで詳しく調べたことはありませんでしたが、これを機に調べてみようと思います。”
“宇宙は日々新しいことが発見されていて、研究がとても面白そうだと感じました。宇宙に関わる仕事はゼロから紐解き、冷静に分析していく仕事であること分かり、物事の新しい観点を得ることができました。”
“今回の講演を聞いて、宇宙がとても近い存在に思えてきました。宇宙より深海の方が調べられることが多いということには驚きました。将来の自分の夢の選択肢が増えたと思います。”

郁文館夢学園では、『経済を、もっとおもしろく。』を標語に掲げるソーシャル経済メディアのNewsPicks様とのコラボ授業企画がスタートします。

NewsPicksで取り上げられた経済ニュースについて、郁文館の高校生がコメントしていきます。

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後日、生徒がコメントしたニュースについて、NIE(Newspaper in Education)の授業で公開され、寄せられたコメントをもとに更に深い議論を展開する予定です。

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先日、コラボ授業に先駆けて、株式会社NewsPicksの蒲原慎志様にお越しいただき、NewsPicksの使い方や注意点について解説していただきました。
解説の中には、実際に間違った情報を発信してしまったネットニュースやいわゆる『フェイクニュース』についても触れられました。
『実はNewsPicksの正式な読み方はニュースピクスではなく、ニューズピクスである。』という自社名を例にあげ、正確な情報を見極めることと正しく知ることについてお話していただきました。

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実際にNewsPicksを利用している生徒もおりますが、正式な読み方については驚きがあった様子で、PCでホープページを確認し、『ホントだ!』と思わず声を出す生徒もいました。

今後は、NewsPicks社の方々が郁文館のNIEに参加し、生徒と経済ニュースについて多角的な議論を展開していく予定です。

乞うご期待。

郁文館のNIEについてはこちらから
https://www.ikubunkan.ed.jp/hs/feature/nie.html

『SDGs教育日本一』を目指す郁文館は、生徒にSDGsに対する興味・関心を醸成する為に校舎1階をSDGsストリートと名付け、様々なモニュメントを設置しました。

生徒は登校時に必ずこのSDGsストリートを通って自分たちの教室に向かいます。

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本館1階入り口の目の前にはSDGs17項目のパネルがあり、17の目標のパネルをめくると世界が抱える問題について書かれています。

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こちらの【目標4 教育ブース】では、郁文館の姉妹校があるバングラデシュの黒板や教科書を展示しています。

(展示の黒板や机は実際に使用されていたものをバングラデシュから運んできました)

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また、SDGsに関連する書籍を17の目標別に並べており、お昼休みや放課後時間には生徒が足を止め、興味のある書籍に手を伸ばす姿が見受けられます。

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このようにSDGsストリートを通じ、生徒をはじめ、学校説明会に参加された受験生にもSDGsを知っていただくスポットになりました。

是非、学校に訪れた際は、このSDGsストリートにお越しください。

SDGsに関する取り組みについてはこちら

普段、土曜日の午後に行う学校説明会。この日の郁文館中学校の学校説明会は平日の夜18時からスタートしました。参加された方の多くは仕事帰りと思われるお父様、お母様でした。

プログラムは、宮崎学校長の挨拶から始まり、学校紹介VTR・郁文館中学校の特徴と取り組みついてご説明いたしました。

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郁文館中学校の取り組みについては、説明会会場となった中学3年の教室にある展示物に触れながら、中学生の活躍についてお話させていただきました。

当日は小雨が降り、足元の悪い中、多くの受験生の保護者様にご来校いただきました。

ありがとうございました。

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郁文館 入試広報部

9月のSBL委員会は宇宙エレベーターロボット競技会出場と郁秋祭の2大イベントがありました。

まずは宇宙エレベーターロボット競技会。夏休みから一所懸命実験を行い、試行錯誤を繰り返してました。ロボットは同じプログラミングを学習させていても、時々いうことを聞いてくれない時もあります…何度も何度も実験を繰り返しました。

競技会前日は、夜遅くまで試験運転を行い、本番に臨みました。

さあ結果は…

なんと6位でした!!

優勝は逃しましたが、郁秋祭の準備もある忙しい中、とてもよく健闘してくれました。

お疲れ様!!

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郁秋祭では、講堂と化学室の2カ所で「サイエンス縁日」と題して実験イベントを行いました。スライムやバスボム、偏光板万華鏡など3つのブースを回ってもらい、最後にキーワードを言ってもらうという内容でした。

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キーワードは「SBLの正式名称は??」でした。さあ皆さんは答えられますか??ヒントはこのサイトのどこかにあります。遊びに来てくれたヒトだけでなく、皆さんもぜひ覚えてください!

どちらもたくさんのお客様がきてくださり、2日間で170名を超える方が遊びにきてくださいました!!ありがとうございます!!楽しかったというお声がたくさん聞けて本当に良かったです。

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委員たちはこんなにも来てくださるとは思っていなかったようでとても喜んでました。今年これなかったヒトはぜひ来年来てくださいね。

たくさん準備してよかったね。

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みんなとってもよくがんばった1ヶ月でした。

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