9月下旬に郁文館高校の学校説明会が行われました。

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公開授業見学の様子
この日の学校説明会は2部構成になっており、第1部は午前中の4時間目の授業見学をしていただき、高校1年生・2年生の授業や文系・理系の授業見学と共に、本校オリジナルの席上留学も体験していただきました。

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席上留学体験の様子

そのあとは学食体験として本校夢食堂のランチを食べていただき、「入学したらこんな学校生活を送るのだろうな」という想像をしてもらいました。

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郁文館夢食堂での様子
第2部は高校の学校説明会とスクールツアー・個別相談会を行い、126組238人の受験希望生が来校してくれました。多くの参加に大変感謝申し上げます。

10月以降も学校説明会・入試問題傾向・過去問解説授業(中学校のみ)などさまざまな受験生イベントがございます。

直近の学校説明会の詳細はこちらをご確認ください。

カンボジアから5名の大学生が9月12日に来校し、生徒との交流を行いました。

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このカンボジアの留学生たちは、郁文館が応援している公益財団法人School Aid Japanが運営している孤児院で育ち、里親と呼ばれる日本人の支援者の協力を受けながら大学に通っています。

彼らは「教師になりたい」「医者になりたい」「起業したい」というそれぞれの夢の実現に向け、日本企業への訪問見学や観光事業などを学ぶ研修プログラムで来日しました。

この研修プログラムの一環として、日本の教育を知るために郁文館に来校されました。
はじめにNIE授業に参加しました。留学生は勉強した日本語での自己紹介の後、郁文館グローバル高校の生徒に交じって、新聞やネットニュースのトピックスについてディスカッションが行われました。日本とカンボジアという文化背景が異なるからこその多角的な議論が交わされました。

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NIE授業のあとは、郁文館グローバル高校の生徒が学内ツアーを行い、教室や各学年のフロアを案内しました。学年ごとの取り組みや、Future Labなどの特別教室でどのような授業が行われるかなどを英語で紹介しました。
学内ツアーを含め、留学生たちは郁文館の様々な授業に参加してもらいました。
特に留学生が興味深そうにしていたのは、書道や武道といった、日本ならではの授業です。
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書道では自分達の名前を毛筆でカタカナで書いたり、武道のクラスでは郁文館中学校の生徒と一緒に剣道に取り組みました。

授業の中で留学生からは郁文館の生徒や教員に対して多くの質問が飛び交い、生徒が英語で日本文化や日本特有のライフスタイルなどについて説明しました。逆に郁文館の生徒からは文化の違いについて話し合う場面もありました。

教室でのランチタイムでは、留学生の彼らが現在大学で学んでいることや将来の夢について質問したり、先行する研究について説明したりと、郁文館の生徒と一緒に仲良く食事をしました。

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放課後には茶道部の部活動に参加し、おもてなしの精神と作法を学びました。

郁文館の生徒たちのお手本をもとに、お茶の席における主人と客の関係性や所作について学びました。初めて抹茶を飲む留学生も多く苦味に驚いたり、慣れない正座で足が痺れたりしながらひとつひとつの動作が持つ意味や日本の”相手を想う心の表し方”について学びました。

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郁文館ではこのような国際交流の機会が多くありますが、海外の大学生と交流できる機会は珍しいため、生徒たちはより専門的な話や、夢に向けてどのような行動をしているかなど、熱心に話を聞いていました。このような交流を通じて、世界の文化や問題への興味・関心を持ってほしいと思います。

2学期始業式が9月2日が行われました。渡邉理事長から生徒全員が保持する夢手帳についてのお話がありました。

「努力は決して裏切らない。日々努力を積み重ねることが自分の夢を叶えることに繋がる。そして継続した努力をするため、自分の夢を叶えるために、一日の目標を設定し日記とともに夢に日付をつける。」

という手帳を使う大切さを改めて生徒に伝えました。

そしてSDGs委員会より、郁文館でおこなうSDGsの取り組みとして2学期から「学内にレジ袋を持ち込まない」ことが発表されました。

SDGs日本一を目指す本校としてはレジ袋の使用を控えるだけではなく、日頃からコンビニ等で受け取らないことを習慣化していくことが、持続可能な地球・社会への貢献になると考えています。

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新学期になりこれから新しい取り組みがたくさん増えていきます。まずは目標を設定し、できることから一つひとつ丁寧にやっていきましょう。2学期は行事予定もたくさんあります。勉強も部活動も学校行事もしっかりと両立させて更に成長できるように頑張りましょう。

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8月23・24日の2日間、郁文館高校の生徒約30名が蓬莱町会が主催する「大観音盆踊り大会」にボランティアとして参加しました。

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蓬莱町会は郁文館が立地する文京区向丘2丁目の町会で、毎年郁文館では御神輿の担ぎ手のお手伝いなどでお世話になっております。

盆踊り会場にはたくさんの地元住民の方々が訪れ大いに盛り上がっていました。郁文館の生徒たちもボランティア活動を通じて、『私たちが通う学校の地元』について知る機会となり、向丘の歴史や伝統を学ぶ充実した時間を過ごすことができました。

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屋台会場では、小学生や園児が多く集まり、長蛇の列が並ぶ屋台もありましたが、郁秋祭での起業体験の経験を活かし、的確な対応する生徒がいました。

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『さすが郁文館の生徒だね。』
『頼もしいね。』

などたくさんのお褒めの言葉をいただき、またたくさんのありがとうに触れる良い2日間となりました。

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今回、貴重な体験をさせていただいた蓬莱町会の皆様、ありがとうございました。

郁文館グローバル高等学校には、観光産業に関する学びを深めるツーリズムゼミがあり、毎年夏休みに郁文館中学校の生徒と群馬県南牧村でアクティブラーニングキャンプを実施します。

今年で夏休み期間におこなう南牧村キャンプも3回目となり、南牧村の方々とも親密な関係を築くことができ、実際にお話を聞く機会をたくさん設けていただきました。

様々な交流の中で、生徒たちはSDGsの8番目【働きがいも経済成長も】の観点から、地域資源を生かした村の活性化や観光の可能性について視野を拡げることができました。

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【1日目】

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昼食は、南牧村がコンニャク芋栽培で栄えていたころの趣を残す下仁田町の料亭でいただきました。

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「ジオパーク」めぐりでは、高校の地学の先生をしていらした自然観察員さんにとてもわかりやすく地層や岩石の説明をしてもらいました。教科書に書いてあったことに生徒は「そういうことだったのか」と納得する場面もありました。

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こちらは火打石として使用された玄武岩を擦って火花を熾す体験。マッチを擦った経験もない生徒が多く、なかなか火花を熾すことができませんでした。

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自然史館でクリッペ(根なし山)の説明のビデオで見た後、地層が滑った跡を実際に観察しました。こんなにはっきりとして滑り面が見られる場所は、世界的にも珍しいそうです。

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「この褶曲は地盤がどのように動いてできたのかな。よく考えて見よう。」との問いかけに、頭を悩ませる生徒でしたが、一生懸命推測していました。

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一般的に火山の爆発で噴火物が積もる場合、下に重い(大きい)粒、上に軽い粒(小さい粒)が積もります。しかし、この地層、「逆転層」と言われ古い地層が上に、新しい地層が下にあります。

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夜は、山里で花火を楽しみました。満点の星も大きく見えました。街灯にはクワガタやカブトムシが寄ってきていました。東京ではあまり見られない光景に生徒たちはとても盛り上がっていました。

【2日目】

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朝の散歩は南牧村3名瀑の一つ線ヶ滝です。滝壺まで降りマイナスイオンも沢山浴びました。御柱祭で使用する杉の木を伐り出す場所もこのそばにありました。

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こちらは、南牧村諏訪神社です。後ろに見えるまっすぐな丸太は御柱で、現在も御柱祭を行なっているのは全国でも諏訪の本社と南牧村の諏訪神社だけだそうです。祭の担い手不足が原因で存続が危ぶまれているとのことでしたが、以前SNSで呼びかけたところ500名ほどの助っ人が集まってくれたそうです。

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コンニャクイモが品種改良され平地でも栽培できるようになったため、南牧村のコンニャクイモ栽培は衰退してしまいましたが、従来のコンニャクイモ(和玉粉)を使ったコンニャクの味(触感)は絶品です。南牧村では和玉こんにゃくの復活を試みる動きも始まっています。作ったこんにゃくは、刺身コンニャクにしていただきました。

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ヤマメやイワナもいる清流での川遊び。ウォータースライダーもできるのですが、今年は水量が多く、水もちょっと冷たかったようです。

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村の活性化のために昨年開業した温泉です。この温泉を作るのに協力した郁文館の先輩が5月にご両親と村を訪れたそうです。

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南牧村名物の炭ラーメンや炭まんじゅうなどを開発した信濃屋さんを訪ね、ご主人から開発のエピソードや苦労話を伺いました。お昼はもちろん炭ラーメンと炭餃子です。

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最後は、富岡製糸場に行きました。今年は長雨が続いたため、蚕の成長が思わしくありませんでした。しかしこの経験により世界遺産の「高山社」や「田中弥平旧宅」のお話を伺った時にも実感を持って理解することができました。

探究を深化させる新行事「PBLツアー」が実施されました。

PBLツアー(Problem/Project Based Learningツアー)とは、修学旅行に代わって今年度から実施された新行事で、探究のための研修旅行です。

生徒は国内外合わせて8方面
(1夕張・東川 2美幌・知床 3陸前高田 4臼杵 5屋久島・口永良部島 6シンガポール 7台湾 8カンボジア)
から1方面を選択します。
どのコースもSDGsの目標と関連させてプログラムが組まれており、生徒たちはみな社会とのつながりの中で、自分たちの研究テーマを深めることができます。

高校1年次(今年の1月)より行き先を決め、その後半年近くの時間をかけて、グループごとにそれぞれの設定したテーマ・課題に基づいて事前学習を進めてきました。

知識を深め、問題意識と現地で学ぶことを明確にした上で臨んだPBLツアー。

目的とする学びが得られたグループもあれば、事前に調べていたこととは全く異なる現実に認識を改めさせられるグループもありました。しかし、どのグループにとっても「現実」から学ぶことは大きいものです。
ツアー後、今後の探究活動の道筋を改めて考え、それを語る姿は「現実」を見てきたという自信に満ちたものになっていました。今後の探究活動のさらなる深化が楽しみです。

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1 夕張・東川

北海道の夕張・東川コースのテーマは、「地方財政の未来を考える」。

財政破綻した市として有名な夕張市と地域振興で成果を上げている東川町を訪れ、現実を目の当たりにしました。夕張のひっそりとした街並みに息をのむ生徒たち、そのような中でも生き生きと働く人々の姿に心を打たれました。また、東川町の先進的な取り組みは、子どもたちの地方に対するイメージを大きく変えるものでした。

現地の人々との交流で得られた「生きた情報」は、子どもたちにとっての何よりの教材です。この研修を通して、子どもたちは日本の未来のあり方について探究を深めることができました。

〔主な行程〕

6月3日(月)―第1日目―

○夕張ドキュメンタリーツアー:夕張の基本を学ぶための市内フィールドワーク

6月4日(火)―第2日目―

○あ・りーさだの杜:障がいスポーツについての講義・体験

○夕張市役所:企画課の方による講演

○公設塾キセキノ:夕張市役所職員の方との座談会

6月5日(水)―第3日目―

○夕張市内フィールドワーク:企業・団体訪問

○夕張高校学校交流

6月6日(木)―第4日目―

○東川町内フィールドワーク

○東川町役場:各種政策に関する講演会

6月7日(金)―最終目―

○東川町内フィールドワーク

○東川町長講義

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夕張市役所職員の方との座談会の様子

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水(東川町の主要産業)の工場見学

2 美幌・知床

北海道の美幌・知床コースのテーマは、

「ともに生きる~豊かな自然と生命を体感しともに生きるためそのあり方を考える~」。

豊かな生態系を誇る世界自然遺産の知床を始め、特別保護区の摩周湖や国立公園の屈斜路湖といった豊かな自然に触れ、私たちが守るべき自然を全身で感じ取ってきました。原風景の残る羅臼湖や透き通るような美しさの摩周湖では、子どもたちの歓声がわき起こりました。

理系の研究グループが多い美幌・知床コースでしたが、グループごとにカスタマイズされた大学での体験講義や知床でのフロラ調査などを通じて、探究的な学びも深めることができました。

〔主な行程〕

6月3日(月)―第1日目―

○摩周湖・屈斜路湖

〇ワタミファーム美幌峠牧場:放牧酪農の見学

6月4日(火)―第2日目―

○北海道美幌高校交流

◎東京農業大学オホーツクキャンパス

◎北見工業大学

◎クレードル食品工場

*◎で表記された行程は、研究テーマによって行き先が異なる(3日目も同様)。

6月5日(水)―第3日目―

◎ワタミファーム美幌峠牧場:放牧酪農の体験

◎知床自然センター:フレペの滝周辺フロラ調査

6月6日(木)―第4日目―

○羅臼湖トレッキング:原風景から豊かな自然を感じ取る

○知床エゾシカファーム

6月7日(金)―最終目―

○知床観光船おーろら:海上から知床の自然を感じ取る

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フレペの滝周辺フロラ調査の様子

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ワタミファーム 仔牛とのふれあい

3 陸前高田

岩手県の陸前高田コースのテーマは、「震災復興から学ぶ」。

東日本大震災で津波被害を受け、奇跡の一本松で有名となった陸前高田。先の見えない復興活動の中、明るく懸命に生きる人々との交流を通して、震災復興と地域振興について学びました。現地到着時3%であった復興レベルが、PBLツアー中に4%と表示されたことに、子どもたちはみな少しずつしかし確実に復興に向かう陸前高田の力強さを感じました。

現地で様々な情報を収集した後は、グループごとに震災復興のためのアイディアを考え、地域や企業の方に発表しました。現実を見つめ、社会とのつながりを意識して活動することで、学校内では得られない貴重な学びが得られました。

〔主な行程〕

6月3日(月)―第1日目―

○一般社団法人 マルゴト陸前高田:復興最前線ツアー

〇陸前高田市役所:市長による講演会

6月4日(火)―第2日目―

○班別研修

○高田高校学校交流

○夢アリーナたかた:民泊ホストファミリーとの対面 *民泊:2泊

6月5日(水)―第3日目―

○民泊家庭での生活

6月6日(木)―第4日目―

○認定NPO法人 桜ライン311:草刈り作業ボランティア

○二又復興交流センター:地域住民との座談会

6月7日(金)―最終目―

○二又復興交流センター:ビジネスプランプレゼンテーション

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企業社長へのプレゼンテーション

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草刈り作業ボランティア

4 臼杵

大分県の臼杵コースのテーマは、「地域活性化に必要な思考プロセスと『6次産業化』視点の重要性を知る」。1次産業、2次産業、3次産業を一連のプロセスの中で組み合わせる6次産業。その視点を生かして地域活性に努める臼杵の町づくりから地域活性化の在り方について学びました。東京に住んでいると馴染みのない臼杵という町ですが、実際に行くことで様々な魅力を発見できました。

最終日には、高校生の視点による地域活性化のための方策を臼杵の市長さんに対して発表しました。活動の様子が地元の新聞にも取り上げられ、子どもたちも自分たちの学びが社会とつながっていることを実感できました。

〔主な行程〕

6月4日(火)―第1日目―

○土づくりセンター

〇ワタミファーム:リーフレタス苗定植

〇農泊体験

6月5日(水)―第2日目―

○農泊体験プログラム

○ワタミファーム&エナジー株式会社:林業体験

6月6日(木)―第3日目―

○臼杵市役所

○臼杵石仏

6月7日(金)―第4日目―

○臼杵市内フィールドワーク

○臼杵市観光交流プラザ:プレゼン準備・リハーサル

6月8日(土)―最終目―

○臼杵市役所:市長に対するプレゼンテーション・ディスカッション

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臼杵市長とのディスカッション

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臼杵石仏

5 屋久島・口永良部島

鹿児島県の屋久島・口永良部島コースのテーマは、「海と陸の現在・未来についてグローバルな視点で考える」。

美しい海と手つかずの原生林を擁する世界自然遺産の屋久島と屋久島国立公園の一角をなす口永良部島を舞台として、ヤクスギやウミガメを身近に感じつつ自然の探究活動に取り組みました。口永良部島では丸1日の班別研究を行い、豊かな自然の中で探究を存分に深めることができました。

東京では手に入らないサンプルを研究できた生徒、美しい自然の中に新しい問題意識を発見できた生徒とそれぞれに有意義な経験となりました。

〔主な行程〕

6月3日(月)―第1日目―

○屋久島高校学校交流

6月4日(火)―第2日目―

○口永良部島:探究活動体験プログラム

(温泉の成分研究/植生調査/砂浜における生物多様性評価)

6月5日(水)―第3日目―

○口永良部島:班別探究活動

6月6日(木)―第4日目―

○屋久島環境文化研修センター:屋久島の概要講義

○ヤクスギランド

6月7日(金)―最終目―

○西部林道

○大川の滝

○屋久島うみがめ館

○鹿児島大学植物園・博物館

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土壌サンプル採取の様子

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標識調査用ウミガメ放流の様子

8月24日(土)に以下の受験生対象イベントを開催します。

■イベント① 完全体験型オープンキャンパス「これが郁文館!」 (要予約)

 8:45~12:00   (受付:8:10~)  

体験1回目 9:00~9:45    体験2回目10:00~10:45   体験3回目11:00~11:45

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※参加される時間帯に合わせてご来校下さい(目安体験回の開始15分前までに)

※全ブースとも1回~3回まで同じ内容で実施します

※午後の説明会にも参加し、学食体験チケットを希望される方は10:00までに受付にてお受け取り下さい

お申し込みフォーム  

郁文館中学校受験希望の方はこちらから(小学生)

郁文館高校受験希望の方はこちらから (中学生)

郁文館グローバル高校受験希望の方はこちらから(中学生)

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■イベント② 「学食体験&スクールツアー&個別相談会」

 ≫11:00~13:30 学食体験&営業 (事前予約不要)

 午前のオープンキャンパスと午後の理事長説明会の両方に参加する受験生には
「受験生+同伴者1名分」の学食体験チケットプレゼント
※通常営業も実施しております。

 体験チケット以外でも1食400円程でお買い求め頂けます

 ※体験チケットは受付にてお渡しします。

 受け取りは10:00までにお済ませ下さい

 ≫12:00~13:30 受験何でも個別相談会 (事前予約不要、最終受付13:00)

※午後の説明会終了後にも実施いたします

 
 ≫13:00~13:30 スクールツアー (事前予約不要)

  ※午後の説明会終了後にも実施いたします

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■イベント③ 「第1回 理事長 渡邉による学校説明会」 (要予約)

 
 14:00~16:00  (受付 13:20~)

 理事長の渡邉より「教育理念」や「夢教育への想い」について詳しくお話しさせていただきます。

 理事長説明会は毎年参加者から、以下のような感想を頂いている大好評の説明会です。
 ○「理事長から直接、夢教育の話を聞くことが出来、納得感が増した。」

 ○「郁文館の事だけではなく、日本の教育、さらにこれから子ども達が生きていく未来の

   日本の話にまで話題が広がり、保護者としても非常に満足できる内容だった。」

 ○「保護者と学校の幸せ観の一致が重要であるということ、また合う、合わないがあると

   はっきり話してくれたこで逆に安心することが出来た。」

お申し込みフォーム

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(過去の理事長説明会の様子)

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■アクセス情報(詳細はこちらから)

■規則正しい生活の指導 、学習面もサポート

 

この4月、同学園の男子学生寮「Ikubun Dream House」(イクブンドリームハウス)が、埼玉県戸田市にオープンした。地上4階、地下1階の鉄筋コンクリートの建物で、寮居室は約100床。6月現在、高校3年生が7名、2年生4名、1年生14名の計25名が入寮し、寮長(生活指導の担当職員)、寮父、寮母が管理をしている。北口先生は寮を開設した経緯を次のように話す。

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Ikubun Dream House 顧問教諭 北口 浩史


「本校は、『子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる』ことを、教育の目的に掲げています。この夢教育を私生活から支えるために、また、全国の夢教育に関心をもつご家庭に対応していきたいと学生寮の運営を始めました」
寮生の中には、青森県からグローバル高等学校に進学した生徒や、台湾からの留学生もいる。多いのは、強化指定クラブの硬式野球部や剣道部に所属している生徒で、近くにはグランドがあり、寮の地下は、バッティングゲージなどを備えたトレーニングルームを設置している。

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学生寮地下のトレーニングルーム

「部活動の練習に励む環境を整えていますが、それが生活のメインになるわけではありません。学生の本分である勉強との両立を図り、規則正しい生活習慣を身につけることを最優先しています」と北口先生。そして、学習の習慣を確立するために、夕食後は、全員一斉の学習時間を設定。さらに英検取得講座(無料)を開講し、定期試験前は教員による学習指導も行っている。

■Ikubun Dream House・英語検定講座

Ikubun Dream Houseでは、在寮生の英検準2級・3級取得にむけて、英語検定講座(準2級・3級毎、週1回90分)を実施している。4月の入寮後から、秋(10月)と翌年の冬(1月)の英検受験にむけて、自分のペースで、着実に、英語4技能を伸ばして、英検合格を目指す。もちろん、部活動の時間との両立が可能だ。

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■栄養満点の食事で健康を管理 切磋琢磨して成長できる寮へ

寮生活に欠かせないのが、生徒たちの健康を維持する食事です。「Ikubun Dream House」では、栄養士が献立を監修し、栄養バランスのとれた食事を、毎日規則正しい時間に提供しています。「寮父母さんは、和食の料理屋をされていた方で、どの料理も美味しく、みな満足しています。また、いつもやさしく生徒を見守ってくださり、第2の保護者のような存在ですね」と北口先生。母の日は、生徒全員が声をかけ合って、寮母さんにカーネーションをプレゼントしたそうです。
 生徒たちの健康面も、寮長たちが管理し、体調不良の時は、保護者に連絡をとって、近くの病院に連れていくなど、万全な体制をとっています。

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このように安心、安全な環境を整え、生活指導も徹底するなかで、北口先生は「寮を生徒たちが互いに成長できる場所にしたい」と話す。「これからの時代は、自分から行動する力や、自立心を身につけることが大事です。寮生活は、自分を律したり、集団の中で我慢が必要だったり、精神面を鍛えてくれます。そうしたことが、大学受験の追い込みやスポーツの勝負において、最後に踏ん張れる力となっていきます。とはいえ、生活の中には楽しさも必要で、そこはバランスをとっていきたい。そして生徒たちには、他者を思いやり、切磋琢磨しながら、自分の夢を叶える力を養ってほしいと願っています」


■寮生たちへのインタビュー

実際、寮生たちは、どのような毎日を過ごしているのだろうか。入寮した理由をはじめ、感寮生活の感想を聞いてみた。

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Q 入寮を決めた理由とは?

Sくん 郁文館特有の起業家育成カリキュラム「起業塾」に入塾するために郁文館へ入学しました。秋田県出身ということもあり、入寮を決めました。
  
Tくん 高校二年時に1年間の海外留学を控えるグローバル高校に入学しました。実家は千葉県で、物理的に自宅から通えない距離ではないですが、登校にかかる時間を少しでも学習面に充てたいという理由で入寮を決めました。

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Sくん 高校1年生/Tくん グローバル高校1年生

Iくん 自宅が横浜で、通学時間も1時間30分かかるため、グランドに残っての自主練習ができませんでした。もっと野球の練習時間をとりたというのが理由です。

Yくん 寮長が野球部のスタッフで、監督も週に2~3回、寮に泊って直接指導をしてくれます。実は、自宅が寮から近いこともあり、最初は親に入寮を反対されましたが、大学でも野球を続けたいし、それくらい真剣なのだと説得しました。

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Yくん 高校3年生(内部進学生) 硬式野球部

Kくん 親元を離れ、洗濯なども自分でやって自立することが、剣道にも活かされるのではないかと思いました。親への甘えから抜け出すことで、自分の成長にもつながるかなと寮に入ることを決めました。

Q寮生活をして気づいたこと、自分が変わったと思うことは?

Sくん 自分で着たものを自分で洗濯し、自分で汚した場所は自分の手で清掃するという当たり前のことも自宅だとついつい家族に助けてもらうことが多かった。自立した生活を送ることで家族への感謝、集団生活の中で他者への思いやる気持ちが、以前に増して強くなったと思います。

Tくん 充分な学習時間が確保できるようになり、一つひとつ出来ることが増え自信につながり、行動が積極的になりました。

Iくん 泥がついたユニフォームを洗濯するのは大変で、親のありがたさを知ると同時に野球に対してもより真摯に向き合えるようになりました。また勉強は、家にいる時は課題を怠けることがあったけれど今は周りの刺激もあり、毎日、きちんとやるようになりました。

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Iくん 高校3年生 硬式野球部

Yくん 寮では時間やスケジュールの管理を、自分でしなくてはなりません。それができるようになって、少しは成長したかなと思います。学習については、講師が来てわからないところを教えてくれるので助かります。

Kくん 勉強も身の回りのことも、やれと言われる前にやるようになりました。洗濯も最初は面倒でしたが、今は習慣になっています。また、寮では学習時間が設けられていて、試験前は同級生で教え合うなど前向きに勉強に取り組むようになりました。

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Q寮生活の良いところは?

Sくん 将来は現在父親が経営している会社を継ぎます! 自分のことを自分で出来ない人に社長は務まりません。寮生活の中で洗濯や部屋の掃除など自立に向けて一歩ずつ積み重ねることが、社長になるための第一歩だと思います。日々成長できることが私にとってとても良い環境です。

Tくん 寮生活は時間の制約があり大変ですが、その分有意義な生活が送れているような気がします。寮では留学中の生活の疑似体験をしているつもりで過ごしています。留学に向けた準備の提出書類が多いグローバル高校ですが、寮内でコミュニケーションをとり、仲間同士で準備・確認ができることがメリットです。

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Iくん グローバル高校の生徒や、学年の違う生徒と話ができるところです。部屋は、野球部の1年生と一緒なのですが、友だちに近い感じで、いい話し合い手になっています。

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Yくん 野球を直接指導してもらい、自主練習もできる環境です。

Kくん 自分を鍛えられる場所です。でも、毎日の生活は楽しく、寮生ともいい関係で過ごしています。

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Q今後の目標や将来の夢は?

Iくん 郁文館は野球の伝統校ですが、まだ甲子園に行っていないので、最後の夏は甲子園を目指したい。将来は高校野球の指導者になりたいです。

Yくん 小さい時から野球が好きで、それは今も変わりません。将来は野球を職にして生計を立てたいと思っています。

Kくん 直近の目標は、インターハイに出場して優勝旗を持ち帰ることです。人を教えるのが好きなので将来は体育の教師になり、その学校で剣道部の顧問になって全国優勝を目指したいです。

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Kくん 高校3年生 剣道部

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≫寮生活について詳しく知りたい方はこちら

5月30日(木)に中学2年生対象の理事長講座が行われました。翌週には修学旅行を控えており、北海道で農業や漁業の体験をするにあたって今回の講座では「生命の大切さ」について学びました。
最も重要なことは「命は繋がっている」ということです。人間は、野菜や動物の生命をいただいて生きているということを忘れないでほしいという渡邉理事長の強い思いを、生徒たちは真摯に受け止めていることが表情から伝わってきました。

「あなたが生まれてきてくれて良かった。ありがとう。」

そう言ってもらえるような生き方をしてほしいと、渡邉理事長は生徒に対して入学当初から常々言っています。善い行いをした人間であろうと、悪い行いをした人間であろうと、一人一人の人生が長いか短いかは誰も知ることはできません。だからこそ、1分1秒を本気で生き、一人の人間として多くの「ありがとう」を集める人生を送ってほしいと思います。

また、このようなお話もありました。
「家系を30代遡ると10億人と繋がる」
自分、両親、祖父母・・・。30代遡ると10億人と繋がるということは、先祖まで遡ると信じられないほど多くの人との繋がりがあることがわかります。もし、その中の1人でもDNAが違えば今の自分はいないということになります。これこそがまさに命の繋がりであり、多くの人から引き継いだ命を大切にして生きてほしいと、理事長先生は伝えてくれました。

 

一方、世界では食糧問題の深刻化が進んでいます。人類が歩みを進めて上で、必ず向き合わなければいけない問題です。地球上の9人に1人が栄養不足であり、3人に1人が栄養不良であることがわかっています。1年間で地球上には24億トンもの食糧が生産されているといわれています。世界の人口71億人で割ると、1人あたり388kgの食糧を得ることができます。人間が1年間で必要とする食糧は180kgといわれているので、不足するはずがありません。

なぜこのような問題が起きているのか。それは地球上の人口の2割にあたる先進国に住む豊かな人々がほとんどの食糧を食べ、作り過ぎては捨てるという行為を当たり前のように繰り返しているからです。その2割の人々に、我々日本人は含まれます。この重い事実をどのように受け止め、どのように行動していくのか。「誰かがやってくれる」ではなく「自分がやる」という意識を持って、このような問題と向き合ってほしいです。

以上が今回の講座の内容です。命の大切さや食糧問題を知った上で、命と命を繋ぐということを学び、理解する為に北海道での修学旅行を有意義なものにしてほしいという理事長先生の強い願いを胸に、修学旅行に臨んでほしいと思います。

最後に、生徒の感想を紹介いたします。

『いつ死ぬかわからないという話がとても心にささりました。1分1秒を大切にしようと思いました。』

『今は、話を聞いただけで実感できていないような状況にあるので修学旅行のなかで今回の講座の内容についての理解を深めようと思った。』

『「損得ではなく善悪で判断せよ」の意味が改めてよくわかった。』

『プラスチックのように、利便性の裏にある代償などをとても理解できました。また、有機農業の利点についてよく理解できました。』

『命の繋がりと自然環境について理解できました。自分の夢は漁師で関わっていることが多くあると思うので、家に帰ってから改めて考えたいです。』

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高校1年生を対象とした理事長講座を開催しました。


郁文館高等学校の高校1年生は毎年、10月の郁秋祭にて、「起業体験プログラム」を実施します。このプログラムでは、起業することはもちろん、株式会社と何なのか、会社はどのようにして収益を上げているのかを、実体験を通して学ぶことができる郁文館高等学校独自の活動です。そこで、起業の大先輩であり、上場企業の創業者でもある渡邉理事長先生より、「起業すること」と題してお話ししていただきました。


理事長先生は、起業において、何のために起業するのか(ミッション)、どんな会社を創るのか(ビジョン)、そしてどのような方法でそれらを実現するのか(戦略)、つまり総じて言えば、「想いを形にすること」が最も大切であると力説しました。


そして、CSR(企業の社会的責任)、CSV(共通価値の創造)を例に、社会的な課題の解決と企業の競争力向上を同時に実現していくことを生徒たちに求めました。

そのために欠かせないことが、今年の起業体験プログラムから始まる、※SDGs(持続可能な開発目標)に照らし合わせながら、お店の成功と社会的問題の解決の2つを実現していくことです。


お店の成功とSDGsを関連させるというのは、一見難しい問題に思えてしまいそうですが、例えば、お店で使用するエネルギーをすべて自然エネルギーで賄えば、SDGs目標⑦番の「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を実現が可能であると理事長先生は分かりやすい例えを出して解説しました。

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※SDGsとは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

2030年までに国連加盟国が達成すべき17の目標で、2015年の国連サミットで採択されました。  


講義後の質疑応答では、渡邉理事長に対し、生徒からは多数の質問が投げかけられました。中には、経営者であり、また政治家でもある理事長先生であることから、交渉において気を付けるべきことなど実務的な話題も多数ありました。


生徒たちは、この講座を通して「起業体験プログラム」の意義をより深く理解する機会となりました。また、幸せな人生につながる多くのヒントを得ることができたと思います。それらを今後の生活に活かし、自分の成長につなげてくれることと期待します。


最後に生徒の感想を簡単に紹介します。

『自分は文化祭で他に負けないぐらい稼ぐことができる店を作ることができるように、理事長先生の話をもっと聞きたいと思った。』

『これからの未来、SDGsをもとに考えて企業しないと、事業を成功させることができないんだとお話を聞いて感じた。』

『将来、企業をすることはなくても、自分のためになることだったし、これからも企業などお金や相手を大事にする心、礼儀などを学びたいと思いました。』

『SDGsの大切さや、CSVの意味とCSRとの違いや、ミッションは組織の存在意義、ビジョンはワクワクする数値目標、戦略は差別、集中、価格について、のこの3つの大切さも学んだ。』

『社長になろうと思った。』

『将来起業したいと思っていたのでとてもためになりました。』

H1年 理事長.jpgのサムネイル画像

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