2月24・27日に、スクールカウンセラー鈴木が留学を終えたグローバル高校2年生を対象に「逆境に負けない力(レジリエンス)」を育てる「レジリエンスプログラム」を実施しました。この学年には、留学前からレジリエンスプログラムを実施しています。

今回は、「レジリエンスの育て方」というプログラムでした。授業の主なねらいは,これまでのレジリエンスプログラムの復習をしながら、留学中の逆境体験や自分がそこからどのように立ち直ったかを振り返り、それにより自分に合った立ち直り方に気づくことでした。受験に向けて、逆境を体験しても、自分なりに立ち直り、再び立ち向かっていくことができるよう、ストレスの対処方法も復習しました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、ほぼ100%の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」と答えました。
自由記述欄では、「留学中に、学んできたレジリエンスを活かすことができた」「授業を受け、改めて留学中の自分の感情を振り返ることができた」「物事の捉え方によって自分の感情も変わるんだなと思った」「今年は受験で今まで以上に辛いことやストレスが溜まりやすくなってしまい、ネガティブ思考に陥ってしまうと思うが、その時は物事の捉え方、気分転換の仕方を変えて実践してみたい」といった意見が得られました。

2月25日に『40億人のためのビジネスアイデアコンテスト』高校生部門の最終審査会が行われました。
世界ではいま、40億人が年に3,000ドル以下の所得で暮らしています。こうした人々の状況を改善するためのビジネスアイデアを、高校生達が熱くプレゼンテーションしました。

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全国から選抜された名だたる有名校の生徒達がプレゼンテーションをする中で、郁文館グローバル高校からビジネスゼミが参加しました。
そして、『地方のイスラム女性向けの移動式美容ブティック』を提案した3年生のチームが、見事に優勝しました。昨年に続き、これで本コンテストは2連覇です。

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現在、優勝チームの3名は起業の準備に入っています。これから会社設立のための資本金提供を受け、アジア各国への渡航を計画しているそうです。

「世界を変えたい」という生徒達の夢が、協働ゼミの授業を通して実社会と関わりながら、形になっていっています。
当日のプレゼン動画(youtubeにリンクします)

2月25日(土)に中学1年・2年の保護者向け公開授業が行われました。

お忙しい中、多くの保護者の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございました。普段行われている授業やお子様の学校での様子をご覧いただき、多くの方々からありがたいお声を頂戴することができました。アンケートの一部をご紹介させていただきます。

 

○どの授業もアクティブで、子どもたちが生き生きとして、楽しそうでした。もちろんそういう授業ばかりではないのだと思いますが、「学ぶことは楽しい」と思っているように感じられました。そのような授業を受けられる子どもたちは幸せです。

○クロームブックを使って自由に楽しく学んでいたので良かったです。小四の弟も興味があり、授業にひきこまれていました。

○全体を通して充実した授業になっていたと思います。特に、教師のきめ細かい指導、生徒一人ひとりに行き渡っている充実した備品等、教育環境が良いことがわかりました。

○どの授業も集中するときと積極的にトークするときとのメリハリがあり、皆が落ち着いているように感じました。

○とても活気のある授業でした。この1時間の中でプレゼンを何度も繰り返し、「相手に伝えること・聴くこと」を学んでおり、それが将来に向けての取り組みであることがとてもよく伝わりました。

これからも子どもたちに充実した授業をより多く届けることができるよう、取り組んで参ります。

【当日のプログラム】

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平成29年1月9日、新成人の門出をお祝いする「二十歳の夢の日」が行われました。今年で5回目となる今回は、晴れ着に身を包んだ卒業生が約170人集まりました。

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この「二十歳の夢の日」は、3年間または6年間通った郁文館で成人をお祝いし、懐かしい友人やお世話になった教員との再会が目的となっております。そして、仲間と中学、高校時代を振り返りながら、互いに刺激を受け、新たな決意を胸に頑張ってほしいという想いがあります。

 成人を祝う式典では、理事長先生からのメッセージから始まり、卒業時の担任の先生からの激励の言葉があるなど、郁文館の熱い指導を思い出した卒業生も多かったのではないでしょうか。

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この先、楽しいことだけではなく、辛いこともあると思います。時に、壁にぶつかる時もあると思います。そんなとき、郁文館の校歌を口ずさみながら郁文館で過ごした日々を思い出し、さらに前進して欲しいと思います。
 式典が終わると、体育館にて懇親会が開かれました。郁文館自慢の「夢食堂」全面協力のもと、立食形式の和やかなムードで当時の思い出を気の合う仲間と語り合いました。今話題のダンスで場を盛り上げる者もいれば、自慢のバイオリンで門出を祝う者もいて、とても懐かしい空気感が会場を満たしていきました。

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二十歳という節目を迎えた今、大人としての自覚を持ち、積極的に社会貢献できる大人になり、活躍してくれることを期待します。

今後も夢を持ち続け、夢を追いかけ、是非夢を叶えてください。この度は本当に、成人おめでとうございます。

(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

郁文館三大イベントの一つである郁秋祭が先日行われ、とても賑わいました!

そして今回は新しい活動が行われていましたが、みなさんお気づきでしたか?

ピンク色のパーカーを着て校門で来校者を笑顔で出迎えたり、校内のツアーを行っていた生徒達。彼らは「カストーディアルキャスト」と呼ばれるディズニーのスタッフをモチーフとした団体で、「歓待」を理念に活動しています。

この活動は一人の生徒が発案し、学校に認められ実現に至りました。

そして約20人の「来校者をもてなしたい」、「ホスピタリティを学びたい」と思う生徒達で構成されました。

郁秋祭では主に挨拶やゴミ拾いといった活動をはじめ、エンタメやIBSなど郁秋祭の運営の裏側を見ることができる校内案内ツアーも行い、来校者の方々にはとても喜んでいただきました。

今回の活動を通して、思ったことを実行に移す大切さやおもてなし精神など、たくさんのことが学べました。

郁文館にお越しの際、困ったことや聞いてみたいことなどがありましたら是非彼らに声をかけてみてください。生徒の生の声も聞けるチャンスです!

10月1日・2日と2日間にわたり、本校の文化祭「郁秋祭(いくしゅうさい)を開催しました。

今年のテーマは「DREAM DASH」、みんな夢に向かってスタートを切ろう!というものでした。

メイン会場体育館、グラウンド、各教室にて郁文生一人ひとりが輝きました。

 

<新企画>

  • パンフレット表紙にも登場した、郁秋祭イメージキャラクター、夢叶(ドリム)くん達。彼らは、2000年後の郁文館の生徒会からやって来たとか。「顔ハメパネル」で5人目のメンバーになって記念撮影ができました。

 

  • ピンクの衣装は、今まで公開していなかった郁秋祭の舞台裏なども見ることができる、スクールツアーの案内役「ドリーマーズ」の生徒。東京ディズニーランドの開園に関わった方から、カストーディアルキャスト(パーク内にいる清掃だけでなく、ゲストがステキな思い出を作れるようにお手伝いをする人)など、おもてなしなど指導を受けました。

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  • 校門をくぐり、レッドカーペットならぬブルーカーペットに導かれ、郁文名物「DREAM」オブジェに到着。2日間、約4,500人の来場の皆様をお出迎えしました

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  • 総合司会の2人がメイン会場である体育館での催し物の進行を行い、本校放送部であるIBSの生徒達が撮影し、校舎内のモニターへ生中継されました。司会の2人は、準備した原稿だけでなく、時間を繋ぐトークを加えたり、ちょっとしたトラブルを回避したり、高度なアドリブ力を要求されますが、無事に2日間を乗り越えました。

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  • 体育館では、迫力満点の書道パフォーマンス、毎年レベルが上がるダンスバトルDC-1、グローバル高等学校の生徒によるニュージーランドのマオリ族の民族舞踊「HAKA」の披露、チアリーディング部の華麗なアクションが行われました。終わった後の表情や感極まって泣き出す様子は、苦労や困難を乗り越えて練習を続け、ようやく味わえた達成感からくるものだったのでしょう。

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  • こちらも毎年レベルが上がっている合唱コンクールの様子です。本校のコンクールは中1から中3まで3学年合同のコンクールです。中3の貫禄ある合唱に対して、中1の元気な歌声が猛追しました。中3がグランプリを取りましたが、来年以降がとっても楽しみです。

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  • 次の写真は昨年より始まった「IKUBUN Dream Collection」です。

今回のテーマは「もし世界各国に郁文館の制服があったら」として、各国の制服をデザインしてもらいました。パリコレでも活躍されている方にメイクなどのご指導を受け、本格的なショーになりました。その下の写真はお笑いバトル「笑らん節」の様子です。♪ダンソン~♪でお馴染みのお笑いコンビ「バンビーノ」のお二人に司会をしていただくという贅沢な環境で、大変盛り上がりました。

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  • 中1は美術や社会などの展示、中2は修学旅行や夢合宿の展示、中3は卒論発表、高2は「大学ってどんなところ?」がわかる「ダイガクEXPO」を行いました。中でも、夢合宿名物プログラム「巨人の縄はしご」の再現は圧巻でした。

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(写真左上から)

  • 自分の愛する映画・書籍を熱く語るバトルの「ビブリオバトル」 ●ベトナムの衣装を着るなど、各国の様子を伝えた「海外研修展示」 ●グローバル高校の留学の様子をリアルに伝えた「グローバル展」 ●毎年大人気である、爬虫類からカメ、ウサギまで、まるで小さな水族館・動物園を提供してくれる生物部。今回は「骨格」をテーマに標本で生命の進化を見せてくれました。 ●でんじろう先生顔負けの科学実験を見せてくれた科学部の「ためして体験、ふしぎ発見」  ●歴史のある鉄道研究部の巨大ジオラマ。好評の駅弁販売は毎年昼過ぎに完売。

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  • 最後は、郁文館らしいプログラムの一つである起業体験の報告です。単なる模擬店でなく、登記を経て、株式会社を設立します。出資金集め、決算処理、株主総会など困難はたくさんありますが多くを学ぶことができました。

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「ESCAPE」体験型脱出ゲーム   

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湯圓(タンエン)屋「湯圓屋moChi月」 ※湯圓は中国の温かいお餅のスイーツです。

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ワッフル屋「パワッフル」

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サンドイッチ屋「俺のサンドイッチ!!」

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肉巻きおにぎり屋「Meat Boy」

 

体育祭・夢の日と並んで郁文館の3大イベントの一つ郁秋祭。

全生徒が主人公として様々な形で活躍してくれました。

ご来場の皆様、ありがとうございました。

「命の授業」~幸せな生き方とは?

 

9月23日(金)の放課後、株式会社ティアの代表取締役社長である冨安徳久さんの夢達人ライブが実施されました。冨安さんは、「ご遺族の悲しみに寄り添った葬儀を提供する」という葬儀業界を目指して葬儀社として起業され、中部地方初の葬祭上場企業に育て上げた起業家でいらっしゃいます。葬儀ビジネスを通じて「命」と本気で向き合って来た冨安さんだからこそ語れる「命」や「幸せ」の考え方について語っていただきました。

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冨安さんは先ず、ご自身が育った環境や、両親や祖母から受けた教えについてお話しされ、それらが自分の生き方や考え方にどう影響してきたかをお話しされました。それから、冨安さんが考える幸せについてお話しされました。『竜馬がゆく』(司馬遼太郎著)の中から「人として生まれてきたからには何か成すべきことがある」という考え方や、福沢諭吉の教訓から「一生涯やり続けたいと思える仕事に出会えることが幸せ」という考え方などを紹介され、「幸せとは今あるものに気付くこと」とお話されました。お話しの中では、ルールを守ることの大切さや、読書が想像力を育むことなど、生活面や学習面でも役立つ話がたくさんあり、生徒達は盛んにメモを取っていました。

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講演の最後には、質疑応答の時間がありました。生徒からは、進路に対する考え方が両親と違うことの悩みや、起業体験やゼミ活動でのリーダーとしての悩みなどに関する質問が飛びだし、冨安さんは、「親の期待に応えることより、自分自身に期待し続けることが大切だ」、「リーダーは何のためにその活動をやるのかという理念をメンバーに発信し続けることが大切だ」といったアドヴァイスを、一人一人に丁寧に答えて下さいました。

生徒たちは、この講座を通して「命の大切さ」を再認識するとともに、「自分にとっての幸せな生き方とは何か」「リーダーにとって大切なことは何か」ということを考える良い機会になったと思います。

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最後に生徒たちの感想の一部を簡単に紹介します。

 

・今を生きていられることが幸せだと気付きました。これから、どんな高い壁があってもあきらめず乗りこえていきたいと思いました。どんなこともできると信じて前を向いていこうと思いました。

・一番印象に残った言葉は「生き方を決めたときからが大人」です。まだ中学生ですが、あわてずに生き方を決めて、その生き方に努力していきたいです。

・「自ら行動していかないと、見えてくるものも見えてこない」という言葉が一番心に残りました。これからは自分でしっかり行動していきたいと思いました。

・私の中では大学を卒業しなければならないと考えていましたが、お話しを聴いて、実は強い思いや他人を思う気持ちが大切だということがわかりました。楽観的であることが大切ともおっしゃっておられたので、その気持ちを持って留学に臨みたいと思います。

・「涙を流せる仕事がしたい」という冨安さんの思いにとても感動したし、自分もそうでありたいと思った。これから受験を控える身だが、もう一度自分の在り方を考えたい。

(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

バングラデシュの姉妹校、NDMHS(ナラヤンクル・ドリーム・ハイスクール)から先生方が、教員研修にいらっしゃいました!左から、サジドゥル先生、ゴラム先生、ショヒドゥル先生です。子どもたちを大切にする、とても熱心な先生方です。

まず初めにNDMHSの先生方に日本文化を体験してもらうために,書道の授業を体験しました。書道科の東海林先生からペンの持ち方を教わり、片仮名で名前を書きました。来年度からバングラデシュに Japan International Dream School という、バングラデシュの生徒たちが日本に留学をするプログラムが組み込まれた学校ができるとのことで,そこでも書道教室を開きたいとおっしゃっていました。

また,お昼には,グローバル高校の生徒がランチを一緒にさせていただきながら,バングラデシュの教育や政治について英語でディスカッションをしました。お昼だけでは時間が足りなくなってしまったので,放課後にも時間を取っていただきました。

先生方が今回日本で得られた経験を,バングラデシュでも活かしていってほしいです!

グローバル高校 広報委員

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(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

ボランティア委員会では、「視覚障がいを持つ方をサポートするには視覚障がいの方々がどのような苦労があるか、まず自ら体験する」ことを大切に考えており、今回、ブラインド体験をしました。

 

ブラインド体験とは健常者である私たちがアイマスクなどを利用して目が見えない状態にして、何気ない日常がどのように変わってしまうのか体験することです。

私たちは網膜の障害で視力を失った田さんをお招きして、どのような言葉で伝えればイメージしやすいのか、歩行をサポートするにはどのようにすればいいのかなど教えていただきました。

 

体験を終えてボランティア委員会の委員長は「今回の体験を通じて、不安や見えないという恐怖を感じました。そこで私はどのように声をかけられたら安心できるのかを知ることができたので、これを生かしていきたいと思います!」と感じたそうです。

4年後の東京パラリンピックにかかわることができる私たちにとって、貴重な体験になりました。

高校二年 広報委員

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(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

 

9月17日から18日にかけて,近所の根津神社でお祭りがありました。郁文館からもボランティアとして約100名の生徒が参加し,おみこしの担ぎ手や交通整理などでお手伝いさせてもらいました。お客様が集まる参道ではもみくちゃになりましたが,地域の方々と盛り上がった2日間でした!

 

高校 広報委員

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