6月7日(水)、ICT教育先進校の視察として、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)副事務局長のJoanna Sparber様(写真右から3人目)と株式会社リクルートマーケティングパートナーズ社長の山口文洋様(写真右から4人目)が来校しました。

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※世界経済フォーラム…世界情勢の改善に取り組む国際機関。年に一回、スイスのダボスに世界中から約2500名の政界・経済界などのトップリーダーを集め開催される総会がよく知られている。

郁文館夢学園では現在、リクルート社と共同開発した独自のICTプログラム「スタディサプリ for English」を使用した学習を展開しています。この英語学習プログラムによって、個々のレベルに沿った習熟度別学習を実施することが可能になりました。

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授業を視察した後は、これから大きな教育改革を遂げる日本において求められる資質とは、将来的に必要とされる人材とはなどについて意見交換をしました。

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郁文館の新たな挑戦はまだまだ続きます。

今後の郁文館の取り組みに是非、ご期待ください!

5月31日(火)に高校1年を対象とした理事長講座を開講しました。高校1年生は「起業体験プログラム」に取り組んでいますが、実際に起業の大先輩である理事長先生より、「起業するということ」と題して講義をして頂きました。

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理事長先生からは、会社とは何か、起業の役割とは何か、経営者とはどんな仕事か、商品・サービスの価値は何で決まるのか…など、時折生徒への問いかけも混ぜながら、企業経営に関する幅広いお話しを語って頂きました。

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生徒たちは真剣に話を聞き、起業体験の参考になること、人生の教訓になることを、手帳に書き込んでいました。

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講座の最後には、質疑応答の時間がありました。生徒からは、「世界には最貧国といわれる国がたくさんあるのに、なぜ理事長はアフリカではなくカンボジアに学校を作ろうと思ったのですか?」「相手に嫌がられずに自分の思いを伝えるためにはどうしたらよいですか?」「私は現在、2つのことに力を入れているが、どう優先順位を決めたらよいと考えられますか?」など、多くの率直な質問が出ました。理事長先生はその一つ一つの質問に丁寧に答えてくださいました。

 

生徒たちは、この講座を通して「起業体験プログラム」の意義をより深く理解できたことと思います。また、幸せな人生につながる多くのヒントを得ることができたと思います。それらを今後の生活に活かし、自分の成長につなげてくれることと思います。

 

最後に生徒の感想を簡単に紹介します。

・価格を下げるのではなく、価値を上げるんだという言葉に感動しました。

・私も将来、たくさんの人から「ありがとう」を集めることができるように、自分も感謝の気持ちを忘れずに生活していきたいと思います。

・起業する以前に、人として、一人一人の個性がとても大切だということを学びました。いつも相手の立場に立って、気持ちを考えていきたいと思います。

・夢とは自分が生まれてこなければ起きなかった素敵な現実を作っていくことだという言葉にすごく共感しました。

・理事長先生の活動はとてもすばらしく、本当に真似をしてみたいことばかりでした。この講座を糧に、これからの将来に向け役立てていきたいと思います。

東京のど真ん中、決して広くないグランドに子どもたちの歓声が響きます。

郁文館夢学園で中高合同の体育祭が開催されました。

毎年進化し続ける体育祭ですが、今年も「今回が一番」と思える体育祭でした。

 

全生徒が真正面から「一生懸命はかっこいい!」と思って、

全力を出している姿には、本当に感動します。

 

その一生懸命な「祭典」の中で、場内をディズニーランドのように掃除をし、

写真を撮ったり、トイレの場所を教えたりと来場者にサービスをする生徒がいました。

ICDP(Ikubun Custodial Dream Project)という活動です。

 

純粋な心で「郁文館をもっといい学校にするために何が出来るのか?」と考え、

そして「ディズニーランドのような学校にしよう」と思い、

4人の生徒が自主的に新しく始めた活動でした。

 

127年の歴史に新しい活動が重なっていきます。

 

生徒全員がそれぞれの役割の中で、主人公として輝いていました。

社会人になっても、大人になってもこのように輝き続けて欲しいと切に願います。

 

リレーのスターター、障害物競走の参加と、私も大いに楽しんだ体育祭でした。

 

理事長 渡邊 美樹

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中学2年生 心理教育

第1回「幸せって何?」

第2回「気持ち(感情)と仲良くなろう」(A・C組)・「意見が違ったときどうする?」(B組)

 

中学2年生に実施した、第1回と第2回の心理教育について報告します。第1回目は4月26日、第2回目は5月6・7日に、スクールカウンセラー鈴木が行いました。

 

自己理解・他者理解を高めることをねらいとした心理教育の第1回目は、「幸せって何?」というテーマでした。授業の主なねらいは、①「幸せ」の意味と重要性を理解する、②自分やクラスメイトにとってそれぞれの「幸せ」を知ることによって自己理解、他者理解を深めることでした。そのために、①自分にとっての「幸せ」を振り返り、クラスメイトと共有する、②哲学者や先生方による「幸せ」についての名言から学ぶ、③「幸せ」には「気分が良い幸せ(ヘドニック)」と「成長する幸せ(ユーダイモニック)」の2種類ありどちらも人生には大切であることや、心理学の研究からわかった「幸せ」の重要性について知る、という活動を行いました。

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第2回目は、クラスの状況に応じたテーマで行いました。A・C組は、「気持ち(感情)と仲良くなろう」というテーマでした。これは、「感情教育」と言われる内容の授業で、自分の感情に気づいたり言葉に出来ることがメンタルヘルスの維持や他者とのコミュニケーションの基本となるため、感情について知り表現できることは、真の意味での「豊かな人生」には欠かせない知識でありスキルとなります。授業の主なねらいは①自分が、ポジティブな気持ちになる時、ネガティブな気持ちになる時について、どんな時に起こるのか、そのときの感情はどのようなものかを振り返る、②自分をポジティブにするための「ポジティブ感情スイッチ」を考える、というものでした。B組は、「意見が違ったときどうする?」というテーマの授業を行いました。これは、意見が違った時に、自分の意見を言わなかったり、相手の意見を否定するのではなく、お互いの意見の良いところを見つけ、折衷案を考えられるようになることをねらいとしました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、第1回目は、98%の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」と答え、100%の生徒が「幸せ」について授業前より理解できたと答えてくれました。第2回目は、100%の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」「ポジティブ感情を増やそうと思った(A・C組)」「授業で学んだ方法を自分でもやってみようと思った(B組)」と答えていました。

 

自由記述欄には、第1回目は、「幸せには2種類あり、この2つをバランスよくしなくてはならない事がわかった。いつもは目先の幸せだけであったかもしれないので気をつけたいと思った」といったような、これまでの自分自身の「幸せ」の捉え方が変わったという意見が多く見られました。第2回目は、A・C組は、「私はネガティブになりやすいので、今日はとても貴重な授業だった。ポジティブになれる方法もたくさん習ったので、今後たくさん取り入れてポジティブ感情を増やしていきたい」「自分がよく感じている不安や心配が自分だけが感じているものじゃないとわかって少し心が軽くなった気がした」といった意見がありました。B組は、「グループワークで皆で話し合えたのがよかった」「修学旅行の準備では、意見を話し合わなくてはいけないので、すごく役に立った」という意見がありました。

(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

 

今年度から、郁文館夢学園の各学年では朝のホームルーム前の時間を学習にあてる「0時間目」が始まりました!

この時間では,これまでグローバル高校で行われていたNIE(新聞を読んで,記事に対する意見を発表しあう)や英語4技能型テストのためのリスニングテストなどが行われています。

プロジェクトの発案者である土屋教頭先生にインタビューをしたところ,この取り組みは2020年の入試改革を見据えたものとのことでした。0時間目の導入に合わせて,他の授業を5分間短くし,集中して授業に取り組みつつ放課後の時間をこれまでと同じ時間だけ確保したところが工夫した点だそうです。

私も、この機会をただ受け身になるのではなく積極的に利用し、来る受験に備えたいと思います!

高校3年 広報委員

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中学1年生を対象に、スクールカウンセラー鈴木による心理教育「上手に気持ちを伝えよう!―自分も友達も大切にするコミュニケーション術―」を行いました。授業の主なねらいは、①気持ちを言葉で伝えることの大切さに気づく、②ただ伝えるのではなく言い方によって相手の気持ちが変わることを知る、③メールのマナーを学ぶ、という3点でした。自分も相手も気持ち良くなるような伝え方を、具体的な実例を用いて練習しました。メールのマナーについては、メールによる誤解をなくすために、「分かりやすく、ていねいに書く、強い言葉、紛らわしい言葉は使わない」ことを具体的な実例を使って学習しました。担任の先生にも登場してもらい、ロールプレイも行いました。

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生徒に実施した事後アンケートでは、100%の生徒が「授業は役に立った」と答え、97%以上の生徒が「興味を持って授業を受けた」、「授業で学んだことを自分でも使ってみたい」、「メールのマナーを理解できた」と答えた。生徒の感想からは、「上手に伝えられないと誤解されてしまうと思うから、きちんと伝えられるように考えてこれからも友達と仲良くしたい」「人にうまく自分の気持ちを伝えられないことがあるから、これから学んだことを使っていきたい」「自分は強い口調で言ってしまうことがあるので、これからは気をつけたい」という意見が見られました。

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(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

郁文館では今年度から「0時間目」が設定されています。この時間では、新聞を使ったNIEの授業や英語リスニングなどを行っています。そこで今回は0時間目を使った、「日本文化講座」について紹介します。

日本文化講座とは、今年の郁文館の一字である「禮(礼)」を全校生徒が実践できるようになるために、日本人としての正しい礼節を学ぶ授業です。昨年まではグローバル高校1年生と中学3年生だけの授業でしたが、今年は他学年にも導入され、広報委員は高校2年生の3回目の授業を見学させていただきました。

この授業では主に目上の方への言葉遣いや正しい立ち振る舞い、そして拝礼の細かい使い方まで講師の竹田先生が細かく指導していました。生徒たちも朝早いながらも真摯に取り組み、笑顔で受講していた人もました。

 

今回の授業で学んだことは、学校内ではもちろんのこと、卒業後になってもこ大切なことだと思います。今後もこれらの授業を活かし、社会へ羽ばたいて行きたいですね!

高校3年 広報委員

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(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

新メンバーの入隊が決定したピアサポート委員会。先日メンバー同士での会議が開かれ挨拶の仕方やその他の礼儀の大切さ、生徒全員が快適に学校生活を送る為にはどのようにしたらいいのか話し合いが行われました。

ピアサポート委員会は4月25日からブルーリボン運動を開始しいじめ撲滅運動を学校全体で実施します。私はブルーリボン運動に全校生徒が参加することによっていじめへの問題意識の拡大に繋がると思います。

また生徒が悩みを打ち明けられるようカウンセラーの方がおり、生徒は実際に相談することで各々の持つ問題と向き合っています。

ピアサポート委員会とカウンセラーの方の協力が生徒との関係をより一層深め彼らの行動が生徒に学校生活においての快適さをもたらしています!

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郁文館図書室!!知られざる魅力

(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

”吾輩は猫である。名前はまだ無い”

 

これは夏目漱石の著書「吾輩は猫である」の冒頭部分です。

実は郁文館は漱石にとってゆかりの地であり、この本の中には

落雲館という名前で登場しています。

 

今年は夏目漱石没後100周年にあたる節目の年です。

なんと、ここ郁文館の図書室には夏目漱石全集から復刻版まで

漱石に関する書籍がすべて揃っており、他の学校にはない魅力となっています。

郁文館の図書室の蔵書数は3万冊を超えており、その中には夢教育のコーナーとして40分類・2000冊の本があって、生徒は個々の関心に沿って自分にあった本を見つけることができます。

さらに推薦図書のコーナーには生徒自身が本を読んで感じたことを掲示しており、生徒目線で今伝えたいことを共有することが可能です。

ほかにも図書委員が鮮やかな図書だよりを作り、本の魅力を生徒自らが発信したり、新作図書を各月2回ほど仕入れられるため、話題の本なども多くあります。

皆さんも郁文館に来た際にはぜひ見学してみてください!

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(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

 

現在、郁文館には2人の留学生が来ています。先日の全校集会で,2人からの自己紹介がありました。

 

まず、オーストラリア出身のネイサン・クレマー君17歳。今はグローバル3年生と共に授業に参加しています!彼は日本語を流暢に話す事ができ、聞けば5年間近く日本語を勉強しているそうです!日本語検定二級を取得することが、目標だと教えてくれました。趣味はドライブだそうです(オーストラリアではもう車の免許が取れるそうです)。次にカナダ出身のエミリー・ケリーさん17歳の紹介。日本語がとても上手な彼女は、今まで3年間ほど日本語を勉強、これからの目標として、日本語を流暢に話しそして日本語検定3級を取得したいと語ってくれました!

もうすっかりクラスに溶け込んでいる2人です。私たちと一緒に学びながら,ぜひ良い留学生活を送ってもらいたいと思います!

 

グローバル高等学校 広報委員

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